最近、親戚や友人からも
『SIMフリーのスマホにしてみたいんだけど、どれが安くて良いものか分からないからオススメ教えて』
と言われることが多くなってきた。
それだけ
「安くて良いものがいろいろありそうだけど、情報が少ない(判断が難しい)から手が出せない」
というのが今の現状なんですよね。
ヨドバシやビックにSIMカウンターがあってそこにも行ったけど、「どうせ彼らが売りたいものを押しつけられるだけ」「選べる機種が少ない」など不満もあった模様。
やりたいことは「電話」と「ウェブブラウズ」、「カメラ」と基本的なことだけに絞られるので、キャリアのバカ高いスマホではなく、ベーシックな格安スマホでいいわけです。
と言う事で、SIMフリーデビューするスマホとして何が良いか、『ベストバイ3機種』を選んでみました。
ZenFone 2 Laser 5.0インチ
まず筆頭はこのZenFone2 Laserの5.0インチ版でしょう。
CPUは1.2GHzのクアッドコアと、現在販売されているSIMフリー機ではエントリーレベルですが、Web閲覧、電話、カメラで写真を撮るぐらいの使い方ならサクサク動作は可能。ちょっとしたゲーム(ツムツム程度)なら問題なしです。
特に良いのはカメラで、1,300万画素カメラが付いているので高画質の写真も撮れますし、レーザーオートフォーカス搭載の為、オートフォーカスが瞬時にぴたっと決まってくれるのは使っていて気持ちいい。一度使うと病みつきになるレベル。デザインもなかなかかっこいいです。
SIMフリー機で一番難しいのは「LTE対応バンド」の見極めです。
買ってもドコモ系の格安SIMでは使えない(或いはギリギリ使えるレベル)では意味がありません。
ZenFone2 Laserに限った話ではありませんが、ドコモの格安SIMを使い、キャリアに近い使い勝手を期待するのであれぱ、最低でも
『B1』『B19』という周波数帯は抑えたい。B1は2100MHz帯と言ってドコモでは基本となる最低限のLTE対応バンドです。
またB19は800MHz帯と言って、山間部や都市部の電波が届きにくい地域をサポートする周波数帯。
この二つがあれば安心です。あとはB3という東名阪地域でサポートされる高速データ通信用の周波数帯、B28は2015-2016年で開局されると言われている新たな周波数帯でこちらもサポートしてあると安心です。
価格的にもだいたい30,000円前後。たまにAmazonや格安SIM(MVNO)各社で安売りをして25,000円ぐらいで売られます。
ただ難点は、背面にボリュームボタンがあるので慣れが多少必要な点、トップ部に電源ボタンがあるので、スリープ解除時に手が届きづらい位置だという点、背面がラウンド（曲がっている)ので、机の上に置いて操作するとグラグラする点です。
主なスペック
・液晶 : 5.0インチ 1280 x 720のHD解像度のIPS液晶
・CPU : 1.2GHzのクアッドコア
・メモリ :2GB
・カメラ :フロント500万画素/リア 1,300万画素
*レーザーオートフォーカス搭載
・LTE対応バンド : B1/B3/B5/B6/B8/B9/B18/B19/B28
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htc Desire 626
格安スマホ=安っぽい質感は嫌だという方にもう一つオススメしたいのが、「htc Desire 626」です。
HTCのクオリティは、auでも毎年販売されている(HTC J butterfly等)ように、品質の高さは海外メーカーとはいえ折り紙付き。
サポート体制などもしっかりしているので、怪しいメーカーを使うより安心です。
またこの端末『HTC Desire 626』も29,800円(税抜き)が定価の割にはデザインが良く、綺麗で使いやすい。
私も1ヶ月くらい使いましたが、この価格帯としては全く不満が無い。使いやすいボタン配置、人に見せたら「なにこれかわいい（かっこいい)」と言われる持ち歩いても恥ずかしくないデザインなど、きちんと作っているなぁと感じさせる端末です。
難点は見つけるのが難しいぐらいですが、ツルツルテカテカボディの為、指紋が目立つという点ですね。
LTE対応バンドもB1/B3/B19/B28と完璧。安心して格安SIMを使えます。
主なスペック
・液晶 : 5.0インチ 1280 x 720のHD解像度の液晶
・CPU : 1.2GHzのクアッドコア
・メモリ :2GB
・カメラ :フロント500万画素/リア 1,300万画素
・LTE対応バンド :B1/B3/B5/B7/B8/B19/B28
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Huawei P8 lite
2015年前半において、エントリーレベルSIMフリー機のトップセールをしていたのがこの『HUAWEI P8 ite』。
5.0インチで、メタル調のデザインと質感。素材はプラスチックなのですが、安っぽく見せないようにヘアライン加工してあります。
5.0インチスマホのお手本のような優等生です。難点を挙げるとすれば、HUAWEIという中華スマホという点ですかね。HUAWEIはながく日本で販売されてきたスマホですが、サポートなどもそれなりでしかないという噂。
・液晶 : 5.0インチ 1280 x 720のHD解像度のIPS液晶
・CPU : 1.2GHzのオクタコア
・メモリ :2GB
・カメラ :フロント500万画素/リア 1,300万画素
・LTE対応バンド :B1/B3/B5/B7/B8/B19/B28
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まとめ:どれを選んでも後悔しない。あとは端末の好み
ここで紹介した、3端末の「ZenFone2 Laser」、「htc Desire 626」、「HUAWEI P8 lite」。
この3機種は、どれ補選んでもSIMフリー機デビューには最適で、間違い有りません。
LTE対応バンドもB1/B3/B19/B28の4つを全てサポートしていますし、基本操作に全く不満が無い良端末と言えます。
私が一つ選ぶとしたら「HTC Desire 626」ですね。男の私にはブルーの626が素直にカッコイイと思えるし、使いたいという気持ちにさせてくれます。
ただ3機種全てで難点を挙げるとすれば、液晶解像度がHD(720×1280)である点。
キャリア(au/docomoなど)のスマホではFull HD(1080×1920)が一般的になりつつありますから、若干スペックダウンしている点はあります。
それでもiPhone5SやiPhone6あたりからの移行であれば、HD解像度はほぼ同じですから遜色無いと言えます。
何よりSIMフリーのスマホの運用を始めて驚くのは月額の運用費の安さです。
音声付きSIMであっても3GBデータ通信ぐらいなら、1,600円/月で運用できちゃいます。
あまり電話しない人であれば、2,000円程度です。この金額ならガラケーからの移行でも安心価格。
是非この機会にSIMフリーのスマホデビューをしてください。お財布的にも凄く楽になりますよ。
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