中国のスマートフォンメーカーのXiaomiからゲーミングスマホ「BlackShark 3 Pro」が発売されました。
5G対応、7.1インチ L/R物理ボタン搭載のゲーム特化スマートフォンです。
BlackShark 3 Proの主な特徴
BlackShark3は無印版は6.67インチ、BlackShark3 Proはなんと7.1インチと画面サイズが大型化。ちなみにBlackShark2 Proは6.39インチだったので、かなりの巨漢スマホとなっています。
解像度は3120×1440の2Kで、AMOLEDディスプレイとなっています。リフレッシュレートは90Hzと通常のスマートフォンの1.5倍、タッチサンプリングレート(指検知)は270Hzで世界最高です。
側面にはL/Rボタンに相当する物理キーがあり、ゲームが快適にプレイできるようになっています。このボタンは常時飛び出しているのではなく、以下画面上のグリーンの部分をタッチするとせり出してくるようなギミックになっています。
発熱対策も前/後面にVC(ベイパーチャンバー)を設け、ゲームや5G通信時での発熱を抑えます。
基本スペックは当然高く、SoC(CPU)はSnapdragon 865と最新かつハイエンド。メモリは8GB/12GB、ストレージは256GBか512GBを選択出来ます。
背面カメラは64MP(f/1.8) + 13MP (f/2.25) + 5MP (f/2.2)のトリプルカメラ。フロントは20MPのシングルです。
バッテリーは5000mAhと大容量で、18Wのマグネット式充電にも対応します。
周辺機器もBlackShark2シリーズ同様充実。ゲームコントローラーやROG Phoneのようなクーラーの接続が可能。
気になる対応周波数帯ですが、4GはSoftBank系のみプラチナバンド(B8)対応。
また5Gもサポートし、n78/n79はdocomo/auでサポートされるバンドの為、日本で5Gが展開されても恐らくは使えるはずです。
5G NR SA&NSA (N41,N78,N79)
4G :FDD B1,B3,B4,B5,B7,B8,B12,B17,B20）
TDD B34,B38,B39,B40,B41）
3G WCDMA（B1,B2,B4,B5,B8,B9,B19）
価格帯としてはXiaomiの中国国内向け販売価格は8GB+256GB版で4699 RMBで約7万円ちょうど。
このスペックとしては断然安いと思います。
ただ難点を挙げるとすれば、重量が253gでタフネススマホ並である点。7.1インチのなのでほぼタブレットみたいなものであることを考えれば軽いとも言えますが、スマホとして使うことが多いならやや疲れる重さです。とは言っても長時間持ってゲームするなら両手持ちでしょうし、ゲーム目的ならL/R物理ボタンは確実にプレイしやすいはず。基本ゲーム専用機として買うならアリです。
こういう挑戦的な製品を出してくれるXiaomiはやはり凄いですね。
主要スペック
価格
既にGeekbuyingではプレオーダーがスタートしています。
販売価格は8GB+256GB版が919.99ドル(98,514円)です。
Xiaomi発表の価格とはだいぶ差があるので、まだまだ手が出しづらいですが、早期に欲しければトライしてみてま良いでしょう。
販売ページ
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