【COMPUTEX台北の旅レポート】 ASUS ZenBook Pro、ViVoBook、GAMDIAS ゲーミングPCケースなど

COMPUTEX台北 2018に行ってきましたー。

ROG Phoneなど見所もあり、既に紹介しちゃいましたが、その他にもいろいろみてきたので、気になった製品を紹介していこうと思います。と言っても、ASUSとGAMDIASさんです。それと台湾初上陸だったので旅行記風にまとめてみました。

空港からシャトルバスは便利

台北桃園空港から会場までタクシーだと1時間以上、1500TWD(4500円ぐらい)掛かるのですが、COMPUTEX台北の時は会場まで無料シャトルバスが出ています。これは非情に便利で、行きも帰りも使わせて頂きました。バスの中は国際色豊か(当たり前か)で、中国語系、英語、ドイツ語、ロシア語(っぽい)などが飛び交ってました。ちょっと感動したのがUSB充電ポートがある点。
遠くにランドマークである台北101を眺めつつ、メイン会場のひとつNangang(南港展示センター)へ。一般公開初日だったので、中は半端ない混み具合。日本てコンピュータ系のイベントと言っても全然盛り上がりそうにないですが、COMPUTEX台北はさすがに有名イベントだけあって熱狂度が違います。街もCOMPUTEXの旗とかあちこちにあって、盛り上げようとしている姿勢が良いですね。日本だとオリンピック以外でここまで盛り上がる事は行くないでしょう。

ASUSはZenBook Pro/Vivo Book刷新

さてまずはASUSで、PCを刷新してくました。

特に目立つのは新しくなったZenBook ProでめちゃハイエンドノートPC。

絶対お高いんでしょうねというスペック。ZenBOOk Pro 14と15があり、14インチのほうはCore i5/i7,GeForce GTX 1050,フルHD解像度、最大16GBメモリ、256GB SSD等というハイスペック。目玉はむしろハイスペックというよりこちらのタッチパッド。ディスプレイにもなっています。普段はタッチパッドですが、ランチャー、電卓、カレンダー等の機能もあり、使いやすい上に未来的。

但し機能が割り当てられている(電卓等)時は、タッチパッドとしては使えない。カレンダー表示させたままタッチパッドとして使えたら便利なのに。(もしかしたらできるのかもしれないけど) しかしランチャーとかは確かに使いやすい。

VivoBookも刷新。個人的にはいままでの現Vivoシリーズは中途半端な価格とスペック、デザインでアピールが足りない凡庸な製品と思っていたのですが、新しいVivoBook Sは垢抜けました。

サイドラインカラーが豊富でレッド、グリーン、イエローなどがあります。PC=シルバーかブラックという定番から抜けつつもベースはシルバー基調で、アピールしつつも派手すぎない色使いがおっしゃれーです。

VivoBook S13なんかは、ディスプレイベゼルも極細で、キーボード周りはVAIOを彷彿とさせる雰囲気を持っていてかなり欲しいデザイン。キーも打ちやすかった。13.3インチフルHD非光沢ディスプレイ、Core i3~i7,Max 16GB RAM、GeForece MX150かIntelHDグラフィックス,という構成で1.2kgと軽量です。DELLのXPS 13あたりと良い勝負できそう。

GAMDIASはゲーミングPCケースやQi充電マウス/マウスパッド

今回のCOMPUTEX台北では、ゲーミングPC一色と言って良いほど、ゲーム人気が異様に盛り上がっていてます。その中でもゲーミングキーボードやマウスなどのペリフェラルメーカーのGAMDIASさんにお邪魔しました。日本でもゲーミングマウス/キーボードではそこそこ知られているメーカーですよね。ブースも広くて凝った造りです。

実は事前にInvitationを頂いたので、当日はマーケティング担当のマギーさんといろいろとお話をさせて頂きました。

まずはマギーさんイチオシがゲーミングデスクトップPCケース。GAMDIASとしては初のケースで、ミニタワーとフルタワーの2タイプ。前面、側面はガラス張り。上部にあるGAMDIASロゴと下部にあるUSBポート類は入れ替える事も可能だそうです。ケースファンのLEDはリモコンで変えられるようになっていました。

ミニタワーが100ドル以下、フルタワーが150ドル以下での発売予定。日本での発売予定は?と聞くと、まだ未定だけど来年だろうとの事。個人的にはこれにマザーボード付けて、PCとしてパッケージしてくれたら買うんですけど、ゲーミングPCとして考えると、こうやってケースだけのほうが良いんでしょうね。GAMDIASとしてはOEM提供とかで道はあるかもって話をしてましたが、PCとして売るとサポートとかの体制が大変で、うちはまだまだそのレベルじゃないって謙虚におっしゃってました。

次はゲーミング用のマウスパッド+マウス。パッドの素材はリバーシブルでさらさらな面と多少滑りにくい面があり、好みに応じて切り替えて使える。マウスパッドは縁がLEDで光ります。マウスも当然光る。光り方の制御はアプリケーションで一括管理可能。利便性の上で便利だなと思うのが、マウスパッド右上にワイヤレス充電器(Qi)が設置されている点で、スマホを置いても良いし、このマウス自体がQi充電可能なので、使い終わったらQiの所に置いておけば勝手に充電してくれる。サイドパネルはマグネットで簡単に取り外せて、重さを変えられる。
このマウスは有線も可能で、利用シーンに合わせて使い分けられる。

GAMDIASでは、販売するほとんどの製品がLEDで色が変えられるのですが、マウス、キーボードだけでなくゲーミングチェアやPCファンの色などを一括でアプリケーションコントロールできるようになっているそうで、iPadなどからも変えられるようになっています。以下、デモして頂いた動画。

まだ電源ユニットのカラー変更は電源ユニットに付いているボタンで変えることになっていますが、そのうちLEDコントロールはソフトウェア制御したいとおっしゃってました。つまりGAMDIAS製品でPCを組み、キーボード、マウス、ヘッドホン、椅子などの周辺機器もGAMDIASで揃えれば、一括コントロールができるようになってくということ。

ゲーミングPCのLED化他のブースではメモリすらLEDでカラフルにライトアップしていましたから、ケースファン、CPUファンなども含め、LEDライトの一括コントロールというのは今後必要になってくるでしょうね。

COMPUTEX台北の旅は終わり

今回のCOMPUTEX台北は、メイン会場のNangang(南港)はゲーム一色に近い感じで、LEDファンやケースなどでギラギラ。でも熱気があってこちらも乗せられて英語話しまくりでした。(会話として成り立っているかというと全然ダメなんですけどね。突撃英語みたいなものなので。でも台湾の方の英語はとても聞き取りやすかった)

他の会場である台北101の近くの台北国際貿易センターは、だいぶ落ち着いたいかにもイベントポールといった雰囲気。IoTやモバイルデバイスで、こちらのほうが実はメイン(別件)で、これはこれで未来の技術で面白い。様々な場所を一括でコントロールして授業をするリモートスクールとかね。

そんな中、結構驚きだったのが、以前Makuakeでクラウドファンディングに出資してもらった翻訳機 ez:commuが出展していたこと。ez:commuではなくWestinDigiという会社からの出展で、ブースの偉そうな方に「俺も持ってる!」とアピールしたら、「なんで!どこから来た?」と言われ、日本だよって言ったら「日本では売ってないのにどうして!?。え?クラウドファンディング?そんなんやってたっけ」と驚いてました。ただ「クラウドファンディングっていくらだった?」って聞かれて「USドルで200ドルぐらい」って応えたら「うちから買えばよかったのに。100ドルだよー」って(汗) ショックです。

でもまだネットとかで買えるほど普及はしていないし、台湾でも売ってないので、これからだよって話してました。まぁWestin自体のこの製品自体もどっかのOEMかもしれないですけどね。

ちなみにez:commuは別途レビュー予定ですが、台北の旅ではなかなか使えましたよー

と言う事で、今回のCOMPUTEX台北レポートはこれにて。

またチャンスがあれば海外にも行ってきたいと思います。

 

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