【後編】2in1タブレットとしては使いやすいサイズ!11.6インチ中華タブレット『CUBE iwork 1x』実機レビュー!

11.6インチの2in1タブレット『CUBE iwork 1x』レビュー後編です。

前回のレビュー : 【前編】2in1タブレットとしては使いやすいサイズ!11.6インチ中華タブレット『CUBE iwork 1x』実機レビュー!

前編では外観まわりを重点的に見てきましたが、今回はもう少し基本性能のチェックをして使用感など確認してみました。

タブレット時/ドッキング時の重さ

11.6インチという事でそれなりにデカいタブレットなので重さもそこそこあります。タブレット単体だと761gで、メーカー公称値が740gですから21gも重いことになります。ただこれぐらいデカいと20g程度の差は誤差というか「どっちにしてもそこそこ重い」ので気にならないレベルと言った感じです。オプションの専用キーボードも計測しました。738gとこちらも本体に近い重さ。2in1タブレットの場合、画面側のタブレットが重いので、どうしてもキーボードも重くしてバランスを取らざるを得ません。
ドッキングすると1,499gという事でほぼ1.5kg。11.6インチノートPCとして考えると結構ヘヴィーになりますね。

空き容量

iwork 1xのストレージ容量は64GB eMMC。PCとして見た場合はやや少ないですが、41.9GBがCドライブの空きでした。Windows10のみの為そこそこの空き容量はあります。

日本語化は簡単

Windows10はマルチランゲージ対応なので日本語化も簡単です。

ディスプレイの視野角・綺麗さ

1920×1080のフルHD解像度を持つiwork 1x。ディスプレイはさすがに綺麗です。余談ですが、このシルバーのホワイトの配色具合が凄く好き。シルバーベースにホワイトのキーは洗練されたイメージです。Webページの表示で文字潰れは当然なく、文字を読む/画像・動画を見るといった点に関して不満はでないでしょう。タブレットだけあり、タッチパネルのような感じで指でスクロールさせると吸い付くかのような追従性です。
視野角もIPS液晶だけあって斜めから見ても色飛びしたりしません。ディスプレイは最大でここまで開きます。

液晶は反射が結構ある

グレア(光沢)液晶の為、反射は結構あります。分かりやすく蛍光灯を反射させていますが、正面からみれば蛍光灯は気にならないレベルではあります。膝上で使ったりする際にどうしても照明が映り込むことはありますが、普段机の上で使っていて「反射キツい」と思うことはありません。

ベンチマーク

性能チェックもしてみました。ストレージは64GB eMMCですので、下記のような結果に。シーケンシャルアクセスは速いのですが、ランダムアクセスが今ひとつ。しかし数字以上に体感上は快適で、ネット見たりOfficeアプリで作業してもストレスは感じない。ドラゴンクエストⅩベンチマークも実施してみました。結果は「重い」。Atom Z8750搭載という事で少しだけ期待しましたが、ゲームのような重い処理に対してパフォーマンスアップするほどの性能さは感じられないという事。数パーセントは変わるのでしょうが、所詮はAtomはAtomなのでしごく当たり前の結果ですね。

良い点/いまいちな点まとめ

●Good

  • 11.6インチフルHD解像度のIPS液晶は見やすく使いやすい
  • タブレット単体ではそこそこ軽い
  • キーボードとドッキングしたときのデザインが好き
  • ネット/Officeアプリ程度のライトユースなら快適
  • タブレット単体の価格は安い

●いまいち

  • プラスチック筐体である点
  • キーボードとドッキングすると1.5kgもある
  • オプションのキーボードが高すぎる

実は私、このiwork 1xをネガティブな印象を持っていました。それはいまいちな点にも書きましたが、プラスチック筐体である点です。昨今中華タブレットとはいえ、メタルボディ化が進んで今ではそれがほぼ当たり前の状況です。ライバルのTECLAST Tbook 16Proなんかがそうですね。そう考えると同じ価格帯の2in1タブレットとしてどうかなと感じていたわけです。

しかし実際は、高級感はさておいて、プラスチック筐体だからきしみがあるとか安っぽいという雰囲気はありません。フルHD解像度液晶はIPSというのもあり見やすいし十分綺麗。Win10の動作は軽快。オプションのキーボードとドッキングすれば更に使いやすさは断然良くなる。また個人的主観ですが、キーボードがシルバー+ホワイトのツートンカラーで、安っぽさが無いデザインが好きです。

ネックは2in1タブレットとして1.5kgという重さとキーボードの価格でしょう。普段は自宅、たまーに外で使うぐらいの使い方なら特に問題無いでしょうが、頻繁に持ち歩きたいなら別の機種が良いと思う。オプションのキーボードは7,000円以上するので、トータルでは3万円ぐらいというのも微妙です。それでも「iwork 1xいいね」と感じられるのは、綺麗な画面と使いやすいキーボードだからでしょう。ここに魅力を感じるならアリです。

CUBE iwork 1xの価格と購入方法

CUBE iwork 1xはBanggoodで22,945円という価格で販売されています。 ・Banggood販売ページ: Cube iWork1X 64GB Intel Atom X5 Z8350 Quad Core 11.6 Inch Windows10 Tablet

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