SIMフリー版『Galaxy Note8』買ってみたのでファースト・インプレッション~Galaxy S8+とも比較してみた

サムソンのフラッグシップスマートフォン「Galaxy Note8」を自腹購入しましたのでレビューしていきます。

歴代ずっと使用しつづけてきたGalaxy Noteファンとして、Galaxy Note8は外せません。購入元はいつものETORENです。

Galaxy Note8の特徴

Galaxy Note8については以下の紹介記事とスペックがあるのでそちらを参考にして頂ければと思います。

6.3インチGalaxy Note8発表! 光学手ぶれ補正デュアルカメラを搭載し、超ハイスペックスマホに!

ETORENで購入したのは、N950FDという型番のもので、デュアルSIM、ストレージ64GB版です。対応周波数帯も日本のプラチナバンドにも対応していて、使い勝手の面でこれから発売される(docomo/au版)と実情はほぽ遜色ない使い勝手のはずです。

今回は初回ということで、開梱~外観レビューを中心にファースト・インプレッションしてみたいと思います。

主要スペック

  • CPU : Exynos 8895 オクタコア
  • RAM: 6GB
  • ストレージ: 64GB / 128GB / 256GB (今回レビューするのは64GB版)
  • ディスプレイ : 6.3 inch  2960 x 1440 Super AMOLED、Gorilla Glass
  • OS: Android 7.1.1
  • バッテリー :3300mAh
  • カメラ: リア 12MP + 12MPデュアルカメラ  / フロント 8MP
  • SIMサイズ: nano SIM x 2
  • microSD: 最大256GB (nano SIM x1と共用)
  • USB : USB Type -C interface
  • WiFi /Bluetooth :802.11 a/b/g/n/ac 、Bluetooth5.0
  • サイズ/重量:162.5 x 74.8 x 8.6mm / 195g
  • ネットワーク: 2G bands GSM 850 / 900 / 1800 / 1900 – SIM 1 & SIM 2
    3G bands HSDPA 850 / 900 / 1900 / 2100
    4G bands LTE band 1(2100), 2(1900), 3(1800), 4(1700/2100), 5(850), 7(2600), 8(900), 12(700), 13(700), 17(700), 18(800), 19(800), 20(800), 25(1900), 26(850), 28(700), 32(1500), 66(1700/2100), 38(2600), 39(1900), 40(2300), 41(2500)
  • 日本語ロケール: あり
  • その他 : 指紋認証センサー/Iris(虹彩認証)/IP68防水防塵/Always On Display/Sペン/ワイヤレス充電

開梱

外箱はいつものGalaxy箱です。背面にはスペックが書いてある。今回購入したのは64GBストレージ版。

箱から取り出していきます。

同梱物は、USB充電器、USB Type-C to microUSB変換コネクタ、USB Type-C to USB type-A(フルサイズUSB)、AKGイヤホンUSB Type-Cケーブル、Sペンの芯取り外し器具、マニュアル、クリアカバーとなっています。

なにげにAKGのイヤホンはお得です。これはGalaxy S8+にも付いていましたが、なかなかいい音で聴けます。

本体はいまではGalaxyの代名詞になりつつある縦長のインフィニティディスプレイ。

 

極限までベゼルレス+Sペン

Galaxy S8/S8+のインフィニティディスプレイのデビューが衝撃的だったのに比べると、上下ベゼルをかなり薄くしたデザインはかなり見慣れた感があります。とは言え、18.5 : 9の6.3インチ、SuperAMOLEDディスプレイは美しさ、迫力共に充分。

本体下部にはイヤホンジャック、USB Type-Cコネクタ、そして右端にSペンが内蔵されている。

ペンを取り出すと、メニューが自動的に表示される相変わらず使い勝手が良好のつくり。

Sペンの書き心地も相変わらず極上。スタンバイ中にペンを取り出すと自動的に黒板モードになりメモが取れるのは、一度使うとあまりの利便性に手放せなくなる。(私はもうこれが手放せない)

Sペンは本体カラーに合わせて、マットカラー。そのためちょっと安っぽいイメージになってしまったのが残念。ブルーはGalaxy Note FEのもので、メタリックカラーで高級感がある。

左側面。ボリュームボタンと、Bixbyボタンがという配置。これはGalaxy S8シリーズと同様。Bixbyは音声AIアシスタント(Siriなどと同じ)ですが、日本語はサポートされていないので、現時点ではHello Bixby(ニュースや予定表)が表示できるだけです。Galaxy Note8は日本のキャリアからも発売されるようですが、日本語対応がなされるか注目です。私は英語でチュートリアルをしてみましたが、発音でだいぶ弾かれました(汗)

反対側の右側面。こちらには電源ボタンがあるだけ。セキュリティ設定をしした場合、ロック解除には背面の指紋認証か、フロントカメラを使った虹彩認証を使うことが多いと思います。どちらも設定しておけば一瞬でロック解除が可能です。但し虹彩認証は、一度ロック画面を表示させないと認証されないので一手間かかります。これは過去のGalaxy S8,Note7などと同様ですが、この手間をなんとかしないと指紋認証より利便性が高い=ユーザーが使うのは少ないかなと思いますね。

上部にはSIM/microSDスロットがあります。こちらもGalaxyシリーズの定番の位置。nano SIMx2か、nano SIM + microSDの構成で使えます。

背面。光沢はありますが、マットカラーになった為、高級感という意味合いは薄れてます。

Galaxy 初のデュアルカメラ(12MP x2)と、その右に指紋認証センサーが配置されています。カメラでどんな絵が撮れるかは次回レビューにて試してみます。

S8シリーズでも同じでしたが、相変わらず指紋認証センサーの位置は上過ぎる。この位置のせいで、スマホをかなり上目に持つ必要があり、ある意味手持ちポジションが固定されてしまう。普段かなり下(半分より下)に持つ私としてはちょっとこの点は不満。とは言え、ロック解除の時だけなんで、なんとか慣れるのかなという気もしています。

Galaxy S8+と比較

ほぼ「Galaxy S8+にSペン内蔵しただけ」と言ってもいい、Galaxy Note8ですが、サイズ感を比べてみました。

ディスプレイサイズは0.1インチだけ大きいGalaxy Note8(左)ですが、S8+比で1.4mm縦に長い。

比較的四角いGalaxy Note8(左)と、角が丸いGalaxy S8+。

背面。右のS8+が丸みを帯びて小さく見せているのに対して、四角いGalaxy Note8がより大きく見える。

実際手に持っても「でかい」という感触はある。たったの0.1インチ差ですがこのあたりの感覚は角の丸みの差でもあるでしょうね。

実重量

実重量の計測です。191gとカタログ値の195gよりは若干軽い。

それでもやはり6.3インチ(18.5 : 9の縦長インフィニティディスプレイとは言え)の細長サイズの本体はずっしりと重みがある。ペンを主体に使う私としては、このバランス、重さはちょっとどうかなという気がしなくも無い。

いま愛用しているGalaxy Note FEは「167g」で、軽量で使いやすいしバランスもいいので余計に心配になる。

ただこれも慣れの問題かなという気もしています。とりあえず3日間使っていますが、最初にであった違和感は少しずつ無くなりつつあります。あとは本格的に仕事で使いはじめてどうかなという感じがしています。

外観チェックの感想

率直な感想を言うと、Galaxy S8+のペン内蔵版。S8+を持っている人であれば、おそらく感動は無いかもしれません。しかしGalaxy Note難民の方であれば、最新・最高レベルのスペック、デュアルカメラ、流行りのベゼルが極限まで小さいインフィニティディスプレイ、そしてSペン内蔵と、これでもかと詰め込んだこの端末を待ち望んでいたはずです。

1年前のスペックであるGalaxy Note FEを除けば、ここまでハイスペックなスタイラス内蔵端末は唯一無二です。

ただちょっと厳しいことを言わせてもらうと、10万円越えの端末としてはカラーに高級感が無いのはマイナス要素かな。既存のS8シリーズと差別化したいのだと思いますが、マイナス方向に差別化されています。ここはちょっともったいない。

レビューは後編の【カメラやベンチマーク等いろいろ使ってみた編】に続きます。

『Galaxy Note8』を1ヶ月使ってみた! デュアルカメラの性能は?ベンチマークは?などいろいろ使ったみた

価格

価格はETORENでは979ドルで約11万円です。(ETORENの場合は輸入消費税込み)

但し価格は為替とセールで随時変更となりますので、最新価格はETORENでご確認ください。

・ETOREN販売ページ: Galaxy Note 8 N950FD Dual SIM 64GB
ETORENだと輸入消費税がかからない(価格に含まれている)ので助かります。その上、日本人スタッフ対応や、修理の際は国内の拠点に送るだけでいいなどのメリットがあり、サービスと総額のトータルで見るとETORENがオススメです。ETORENはFedExで配送されるのですが、配送後はほぼ中一日で届き、輸入している感覚が薄くなるほど迅速です。(当方関東地方)

ETORENについての細かい点は下記紹介記事をご覧下さい。

関連サイト

・紹介記事: 海外ガジェット通販『ETOREN』は輸入が楽に!日本人スタッフ対応~保証まで万全
・ETORENトップページ :海外最新商品をいち早くお届け!【Etoren.com】



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