5.9インチ縦長ディスプレイ「HUAWEI Mate 10 lite」を日本発売! 4万円程度で前後ダブルレンズカメラ

スマートフォンメーカーHUAWEIより「HUAWEI Mate 10 lite」の日本発売が発表されました。

HUAWEIではフラッグシップのMate 10 Proが日本で発売されましたが、そのlite版となる機種で、非常にコスパが優れています。

HUAWEI Mate 10 liteの特徴

ディスプレイサイズは5.9インチで解像度は2160×1080と18:9というアスペクト比。上位のMate10 ProのAMOLED(有機EL)ではなくIPSですが、縦長ディスプレイは同じです。

カメラは背面に1600万画素+200万画素、前面にも1300万画素+200万画素の前後ダブルレンズカメラと超強力。さすがにライカ監修のものではありませんが、ちゃんと背景ぼかしたり、撮った後にリフォーカスできたりと、カメラの使い勝手はハイエンドと同じ。

SoC(CPU)はKirin659 オクタコアで、HUAWEIだとP10 liteがKirin658で近い性能。海外でMate 10 liteのAnTuTuベンチマーク結果を公開しているものがありましたが、だいたい63,000点程度でした。このぐらいのスコアならある程度サクサク動きますし、RAMは4GBでストレージは64GBという構成も過不足無いレベルで、liteとは言えミドルレンジです。

4G LTE周波数帯も、日本用に「FDD LTE: B1/3/5/7/8/19/28、TDD LTE: B38/40/41」とドコモのB19/ソフトバンクB8のプラチナバンドはしっかりと押さえています。

難点があるとすればUSB端子がmicroUSBという点でしょうか。これだけ魅力的な構成であるにも関わらず、microUSBというレガシーな端子を持ってきているのは「USB Type-Cが欲しければ高級機を買ってね」というメッセージなのでしょう。WiFiも2.4GHz帯しかサポートしません。

私は父親にP10 liteをプレゼントしたのですが、P10 lite自体とても快適でダブルレンズカメラがない点ぐらいが唯一の不満点で、ライトユーザーならまさしく「lite」シリーズで充分ですね。

主要スペック

  • SoC :Kirin659 オクタコア CPU (4×2.36GHzA53+4×1.7GHzA53)
  • RAM + ストレージ: 4GB + 64GB
  • ディスプレイ : 5.9インチ フルHD+解像度 (2160 x 1080)  IPS
  • OS: Android 7.0 Nougat / Emotion UI 5.1
  • バッテリー : 3340mAh
  • カメラ: リア 1600万画素+200万画素/ フロント 1300万画素+200万画素
  • SIMサイズ: Dual sim Dual Standby,  nano SIM x2
  • microSD: 最大256GB (SIMx1と排他利用)
  • USB : microUSB
  • WiFi /Bluetooth :802.11 b/g/n 、Bluetooth4.2
  • サイズ/重量:  高さ 約156.2mm 幅 約75.2mm 厚さ 約7.5mm/ 164g
  • ネットワーク: FDD LTE: B1/3/5/7/8/19/28
    TDD LTE: B38/40/41
    WCDMA: B1/5/6/8/19
    GSM: 850/900/1800/1900MHz
    セカンダリーSIM: GSMの上記周波数(音声通話のみ)
  • カラー : グラファイトブラックオーロラブルー
  • その他 : 指紋認証センサー

イメージ/フォト

価格

発売は2017年12月8日で、既に予約注文が始まっています。

価格は概ね4万円ちょいで、HUAWEIのダブルレンズカメラを使えるだけでもこの価格なら充分安いです。縦長ディスプレイスマホを使ってみたいが、ハイエンドほどの価格は無理という方には、Mate 10 liteぐらいの価格のものからスタートするのもいいでしょう。それにしても流行のインフィニティディスプレイを低価格帯にいち早く持ち込むとは、HUAWEIさんは仕事が早い。

関連リンク

・メーカー公式ページ : HUAWEI Mate 10 lite

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