【第1回実機レビュー】楽天モバイルでシャープ『AQUOS SH-RM02』買ってみた!外観チェック～初期セットアップしてみた
の続きです。
今回はSIMカードのセットアップや、実際使ってみてどうなの?という部分をレビューしていきます。
SIMカードをセットして楽天モバイルを使えるようにする
では早速”楽天モバイル”のSIMを入れて使えるようにしていきましょう。
楽天モバイルのSIMカードが入っている袋をあけてSIMカードを取り出します。
APNは最初からプリセットされている・・・・ようなのですが、どうもAPN名「rmobile.jp」のjpだけをcoに変える必要があると下の写真の右側のペラ紙に書いてある。
aまずは本体上部のカバーを外し、SIMトレイを引き出します。トレイは精密ドライバーや爪楊枝でも取り出せます。トレイの上にnano SIMを乗っけて・・・
あとはSIMスロットに挿入してカバーを閉じます。
SIMを入れると端末が自動的に再起動されます。起動してきたら、下記のように設定していきます。「設定」→”無線とネットワーク”の項目の「もっと見る」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」の順にタップ。
続いて「楽天モバイルB(LTE/3G)」→「APN」とタップし、「rmobile.jp」を「rmobile.co」に変更する。変更したら画面右上の「・・・」をタップし、続いて「保存」をタップします。
ホームに戻ってアンテナを確認すると、LTEマークが付いて通信可能となりました。これで設定は完了～
楽天モバイルの速度チェック 楽天モバイルvs mineo
アンテナが立ったので、早速楽天モバイルの速度チェックをしてみることに。とりあえず比較対象があったほうがいいかなという事で、docomo系格安SIM(MVNO)では速いほうのmineoと比較してみました。
時間は平日の13時10分頃。
楽天モバイルは、下り13.7Mbps/上り17.07Mbps。mineoは下り14.1Mbps/上り7.84Mbps。ほぼ遜色無いですね。
夜の部。 平日22時頃の計測。
楽天モバイルは、下り8.76Mbps/上り5.41Mbps。mineoは下り1.35Mbps/上り2.93Mbps。こちらは楽天モバイルの圧勝。
そうなんです。楽天モバイルは相当速い。もちろん昼時は遅くなりますが、それでも私のいる横浜では1Mbps程度出ていますし、それ以外の混雑時間帯ではより高速なんですよね。意外にも。以前は安かろう遅かろうの代名詞でしたが、昨年末あたりから回線増強して劇的に速くなりました。さすがはMVNO最大手ですね。
ストレージ容量は?
MicroSDが使えるとはいえ、本体容量=ストレージ容量がどれほど使えるか気になりますね。アプリによってはSDが使えないモノもありますし。と言う事で素の状態でどの程度空きがあるのか確認してみました。
容量としては32GBあるのですが、実際は23.83GBがストレージ総容量。空き容量は21.56GBで、これぐらいあれば余裕でしょうね。どうしても足りないという方は、microSDカードを使いましょう。※但し32GBがMAX
AnTuTuベンチマークスコアは?
CPUパワーはSnapdragon400 1.2GHzクアッドコアという事で、性能的には完全にローエンド。ですが、どの程度かを数値化するためにベンチマークしてみました。アプリは定番のAnTuTuです。
計測結果は・・・23516。かなり厳しいですね～
実際、ベンチ走らせている時に3Dが「カクツク」というレベルではなく、ほぼコマ送りでしたからこのスコアも仕方ない。3Dゲームは厳しいですね。
ただ実際は、ゲームなどの重いアプリを走らせなければ快適です。まぁーゲームもモンスト、パズドラ程度なら普通に使えます。
画面は綺麗?視野角はいい?
次は画面チェック。シャープお得意のIGZOディスプレイではない、ただのIPS液晶です。
但し、画面は予想以上に綺麗。ローエンドスペックだとよくあるのが最大輝度にしてもくすんだ色合いしか出せないものが多い中、このSH-RM02は色合いがはっきりしていて、とてもローエンド且つ1280×720のHD液晶には見えない。
視野角も素晴らしく、こんな過度な角度から見ても色合いが悪くなる事がないぐらい視野角に優れている。
私はSH-RM02を買って、このことが一番驚いたし、満足感も高い点だと思う。さすがは液晶のシャープ。鴻海に買収されたあとも頑張って欲しいところ。
まとめ:なかなか使える防水国産機
ざっとですが、シャープのSIMフリー機『AQUOS SH-RM02』のレビューを3回に渡ってやって参りました。
スペックだけ見ると、正直いまいち感が漂うのですが、実際使ってみるととてもローエンド機には見えません。画面は非常に綺麗ですし、視野角はいい。AnTuTuのスコアは低いけど、Android5.0のOSはキビキビ動く。端末の厚みは9.9mmと太いと数値上は思うが、手にとって触っていると全く気にならない。ほんと不思議な端末です。
こういっては何ですが、キャリア(ドコモ等)で販売しているシャープ端末には余り興味がでないのですが、SIMフリー機としてこのSH-RM02を見ると、魅力がたっぷり。そんなスペックだけでキャリア端末を見切っている私・・・反省です。
端末自体も、おサイフケータイ、防水、赤外線と、日本のキャリア端末なら当たり前に装備されている機能が搭載されたSIMフリー機。こういうニッチな要求に応えられる端末はあまりないので、貴重ですね。
楽天モバイルについてはいわずもがな、快速で気持ちが良い。多少APNの設定は要りますが、簡単にセットアップできるし、このサイトを見て「自分でもやれそう」と思う方ならセットアップは難しくないと思います。
楽天モバイルとSH-RM02・・・オススメです。
関連サイト/リンク
・前回記事:
【第1回実機レビュー】楽天モバイルでシャープ『AQUOS SH-RM02』買ってみた!外観チェック～初期セットアップしてみた
・楽天モバイル公式サイト: シャープ AQUOS SH-RM02
・楽天モバイル
