1ヶ月ほど使ってみた感想~5.7インチのAMOLEDエッジディスプレイ『Xiaomi Mi Note2』レビュー 基本性能とカメラチェック編

Xiaomiの5.7インチAMOLEDエッジディスプレイを搭載した『Xiaomi Mi Note2』』レビューの2回目です。 GearBest様に端末お借りしてのレビューです。xiaomi mi note 2 レビュー

前回のレビューはこちら。
美しい~5.7インチのAMOLEDエッジディスプレイ『Xiaomi Mi Note2』レビュー 開梱~外観チェック編

今回は、ベンチマークやストレージ空き容量など基本的なチェックと、日本語化、カメラ性能をiPhone7 Plusと比較して試してみました。

MIUIバージョン

今回レビューしているMi Note2は、中国国内版です。XiaomiのMIUIですが、インストールされているのは8.0.9.0のStableバージョンでした。
ちなみに、MIUIのバージョンアップも可能です。

ベンチマーク結果は?

定番のAnTuTuベンチマーク結果です。6GB RAM+128GB ROMの恩恵もあって、結果は、152,516。

軽く15万越えとさすがはSnapdragon821搭載のフラッグシップ。
このスコアだから当たり前ですが、実際動作も快適そのもの。

ストレージ空き容量は?

今回レビューしているのはMi Note2の128GB ストレージのこの端末。Mi Note2はmicroSD非搭載ですが、128GBあればよほどのことがない限り「足りない」という事はないでしょう。一応内部ストレージの空き容量はチェックしてみましたが、Availableなストレージは118GBも空いていました。Mi Note2には4GB RAM + 64GB ROM版がありますが、4GBほどがシステムに取られているとすると、60GB弱が空き領域ということになりそうです。

日本語化は少々大変

Xiaomi端末使っていると毎回ついて回るのがこの日本語ロケールの問題。(Xiaomiだけじゃなく海外端末全般だけど)

Mi Note 2も中国国内版ということで、日本語はありません。

しかし日本語化はできます。方法はステップが多いのでちょっと大変ですが、基本的にはXiaomi端末はだいたい以下の手順で日本語化できます。

  1. Google Playインストール (中国国内版にはGoogle Playがありません)
  2. MoreLocale2をインストール
  3. MoteLocale2にPermissionを与える
  4. MoteLocale2で日本語化する

この流れは、既に「Xiaomi Redmi Proレビュー」でやっていますので、参考にしてください。一度やったことがある方なら簡単です。日本語化しても、メニューはほぼ日本語皆無です。但しGoogle Play等、Google謹製アプリなどは日本語化されるので、使いやすさは格段にアップしますので、もし使うなら是非日本語化しましょう。

iPhone7 Plusとカメラ比較 Mi Note 2はカメラも優秀

iPhone7 Plusとカメラ比較してみました。2,250万画素を搭載するMi Note2と、スマホの中では相当綺麗な方のiPhone7 Plusを比較して見ました。双方ともHDR ONで撮影しています。

Xiaomi Mi Note2

iPhone7 Plus明らかにXiaomi Mi Note 2のほうが鮮やかです。ちょっと鮮やかさが強すぎる気もしますが、概ね肉眼のイメージに近い感じです。これは結構凄い。 iPhone7 Plusは少し曇りがちなのが気になる。

次に室内。ほぼ「同じ写真じゃないか」というぐらい違いがない。細かく見ちゃうとMi Note2のほうが刺身はより赤が引き立ち、生姜焼きの上に乗っているタマネギが染みて美味しそうに見えます。

Xiaomi Mi Note2

iPhone7 Plus結論を言うと「Xiaomi Mi Note 2のカメラはフラッグシップにふさわしいレベルにある」。このあたりは少々Xiaomiを舐めていたところもあり「Xiaomi にしては頑張ったね」というレベルだと勝手に思い込んでいた。だから実際写真撮ってみて本当に驚きました。シャッター音がOFFということもあり、Mi Note 2のほうがサクサク写真を撮れるのはいいですね。さすがにiPhone7 Plusの爆音シャッター音は、店内では迷惑以外なにものでもないので使いづらい。(普段はシャッター音を無音にできる”Microsoft Pix”を使ってます)

若干気になる所もあるが些細なこと

完璧と言って良いMi Note 2ですが、気になる部分もあります。

それは画面を斜めから見ると多少青っぽいく変色する点。正面からみるとこれぐらいの色合いですが、、、、少しずつ傾けていくとこのように青っぽく変色する。

ただこれはあくまで「フラッグシップスマホとして」という意味で、普段はあまり気になりません。現在メイン機のiPhone7 Plusと1ヶ月ほどお互い使いつつとやっていると、気になるというだけ。同じ有機ELディスプレイのGalaxy Note5もここまでではないにしろ変色しますし。

Mi Note 2のディスプレイは非常に美しいですし、5.7インチの両サイドエッジディスプレイは高級感あり、多少変色するというマイナスより遙かにプラス要素のほうが大きいです。

まとめ: フラッグシップスマホとして充分な性能

1ヶ月使い続けてみましたが、5.7インチの有機ELディスプレイで美しい液晶、背面のガラス仕上げ、両サイドエッジディスプレイ、最高レベルの高速な端末。どれを取っても非が無いのがMi Note 2です。多少上記のような「うーん」と気になるレベルの事はあるが、「使いづらい!」「これは困った」みたいな事はほぼありません。Galaxy Note7を返品した私から見て、同じ画面サイズで両サイドエッジディスプレイという事もあり、「SペンがないGalaxy Note7」みたいな印象です。

以下にも書いてますが、Xiaomi Mi Note 2のグローバルバージョンには、日本のプラチナバンド対応も含まれ、ドコモの格安SIM(MVNO)でも使いやすいB1/B3/B19とトライバンドが使えます。これが使えるとなるとXiaomi端末の死角はほぼないと言って良いでしょう。(今回レビューした端末は残念ながら中国国内版でした)

Xiaomiが今後もグローバルバージョンは日本のプラチナバンドも対応し、価格的にもこのスペックで5-6万円で売られると、日本のメーカーだけでなく、HUAWEIやHTC、ZTEなどにも打撃は大きいでしょうね。

Mi Note2は同時に発表されたMI MIXの衝撃が大きくて陰に隠れているように見えますが、実はかなりの名機だと思う。

Xiaomi Mi Note 2の価格

このXiaomi Mi Note 2は、日本で使うならプラチナバンド対応のGlobal Versionを買うべきでしょう。ただGlobal Versionは6GB RAM + 128GB ROM版とスペックが高めになっていて、GearBestでは65,446円という価格で発売しています。※価格は記事作成時点Xiaomi Mi Note 2 Global Version・GearBest販売ページ: Xiaomi Mi Note 2 Global Version 6GB RAM+128GB ROM版

プラチナバンド対応は要らないし、ストレージ64GBとRAMは4GBでいいという方なら、4GB RAM+64GB ROM版があります。こちらは5万円台で販売中。但しこちらは中国国内版です。Xiaomi Mi Note 2 中国国内版
・GearBest販売ページ: Xiaomi Mi Note2 4GB RAM + 64GB ROM版

個人的にはスマホに6GBも必要なほど使い込んだりしない(ゲームもあまりしない)人なら、充分4GB RAM + 64GB ROMで良いと思う。しかしグローバルバージョンのほうが圧倒的に使いやすいはず。

ドコモ系SIMなら、FDD-LTE B1 / B3 / B19 / B28、ソフトバンク系SIMでも、FDD-LTE B1 / B3 / B8 / B28 / B41と最低でもトライバンド対応しています。(B28は今後開通)

ドコモのB19,ソフトバンクのB8はプラチナバンドで、山間部/建物の奥まで電波を拾ってくれるのは助かります。オーバースペックだという方でも、6GB RAM+128GB ROMのGlobal Version版を買うべきでしょう。

GearBestからの輸入送料は高速配送の「Expedited Shipping」(DHL)がなんと381円と驚きの設定。是非ともこのオプションを付けましょう。また遠隔地(首都圏以外)の方は日本郵便が配達してくれる「Priority Line」を選択すると良いです。Priority Lineの料金は無料です。DHLよりは+1-2日配達が遅いものの、遠隔地料金が取られないので、非常に有り難い配達方法です。(遠隔地料金についてはこちら)
通常の無料配送では15-20営業日かかりますので、早くて2週間、遅い場合は1ヶ月かかります。すぐ欲しい方はこのExpedited Shipping=高速配送のOptionを付けましょう。4-7営業日で届く予定で、配送もDHLやUPSなどの有名国際配送業者となる為、安心感があります。

GearBestでの購入方法などは、下記記事に取り纏めていますので、参考にしてください。
・GearBest.comの紹介 : GearBest.comを利用して中華デバイスを安く輸入するのも面白い
・GearBest.comの買い方ガイド :「中国のGearBest.comでデバイスを買って輸入する方法~注文から届くまで」

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