6.0インチ「XPERIA XA2 Ultra」発表!フロントデュアルカメラ採用で進化も残念な点もあり

ラスベガスで行われているCES 2018にて、Xperiaのミドル～ローレンジシリーズとなるXA2シリーズが発表されました。

この発表会で、XA2，XA2 Ultra、L2と3機種発表されましたが、今回はXA2 Ultraをご紹介。

Xperia XA2 Ultraの特徴

XA2 UltraはXA1 Ultraの後継機として発表された、6.0インチのスマートフォン。

スペック仕様としては、同時に発表されたXA2とほぼ同じです。

XA1 Ultraとのスペック比較は別途下記に書いていますが、かいつまんで見ていきましょう。

まずはXA1 Ultraでは搭載されていなかった指紋認証がXA2 UltraではXA2同様に背面に配置されています。ようやく人並みになりました。XZシリーズのように側面指紋認証ではない点は残念ですが、それでもあるなしで利便性にだいぶ差が出るだけに指紋認証搭載は喜ばしい事です。

SoC(CPU)も先代のMediaTek Helio P20から、XA2同様にSnapdragon630に進化しました。スナドラ630はQuickCharge3.0にも対応しているので、最新の急速充電に対応できます。

また進化という面ではバッテリー容量が2700mAh→3580mAhと大容量化しています。

カメラは背面は23MPと変わりませんが、フロントは16MP+8MPのダブルレンズとなっていて、8MP側は120度のワイドアングルになっています。

SONYとしては初のダブルレンズカメラ化だと思いますが、とりあえずフロント側のダブルレンズカメラ化は切り替え式という事で搭載しやすいはずで、「まずはフロントダブルレンズカメラ化」という形で搭載してきたのでしょう。120度のワイドアングルはセルフィーとして使いやすいはずで、最近ではZenFone4などでも採用されていますね。

できればリアのダブルレンズカメラ化をして、ポートレートモードやワイドアパーチャと呼ばれる背景ボケ気味の写真が撮れるようにしてくれると良いのですが、それは今後発表されるXZ2と呼ばれる新機種に期待しましょう。

良いことばかりではなく後退した面もあり、それは本体の厚みと重さ。横幅、高さはそれほど変わりませんが、厚みが9.5mmもあります。重量は7.8ozで221gもあります。XA1 Ultra比で33g増、厚みは1.4mmも増加しています。

バッテリーも容量増やしました、フロントダブルレンズカメラ化しました、でも太く重くなりましたではちょっと残念すぎます。

XA2同様にフロント側のガラスも背面側も湾曲しているので、手に馴染んで数字以上には持ちやすいとは思いますが、スペックを見ている限り不安は残ります。

スペック比較

フォト/イメージ

関連リンク

・SONY公式ページ : Xperia XA2 Ultra