11インチ+HelioG99搭載で182ドル「AGM Pad P2」- スタンダードサイズながらも4スピーカーやプラチナバンド対応で低価格の良質タブレット

タフネススマホや最近ではタブレットを発売しているAGM Mobileから、11インチディスプレイとMediaTek Helio G99を搭載したミドルレンジタブレット「AGM Pad P2」が発売されました。

Helio G99搭載タブレットは多数発売されていますし、更に11インチクラスも標準的ですが、AGMのタブレットは廉価という特徴があり、このAGM Pad P2もTECLASTやALLDOCUBEといった主要中華メーカーと比較しても100ドル台安く、とてもリーズナブルです。

ちなみにAGM Pad P1では、IP68/69K対応のタフネスタブレットでしたが、P2は普通のタブレットとなっています。

価格

AliExpressのAGM Mobiles Official Storeにて、182.39ドルで発売中です。日本円だと約2万8000円です。

このAGM Pad P2はAmazonでも販売中ですが、3万9899円とちょい高め。

例えば、12インチですがBlackview Tab18は243.99ドルですし、11インチといういスタンダードサイズで182ドルはかなり廉価です。

AGM Pad P2の主な特徴

デザイン

11インチクラスとしては7.5mm厚でかなり薄く、持ちやすいはずです。

また重量は530gで、こちらは11インチというサイズですと僅かに重いかなという重量ですね。

ディスプレイ

ディスプレイサイズは、11インチ(厳密には10.95インチ)で、タブレットとしては王道サイズ。
最近では12インチ、13インチクラスのタブレットも出ていますが、逆に言えばでかすぎず、使いやすいサイズです。
解像度も2000×1200と、フルHD、WUXGAを超える高解像度。

リフレッシュレートは90Hzと、一般的なタブレットの1.5倍でスクロールも滑らか。
最大輝度も480nitsと、高輝度とは言えないものの、低価格帯だと300nits台もある中、AGM Pad P2は明るめなディスプレイと言えるでしょう。

CPU/RAM/ストレージ

AGM Pad P2のCPUはMediaTek Helio G99です。このHelio G99のAnTuTu v10ベンチマークスコアは、概ね40万点あたりで、このスコアならライトゲームだけでなく、中程度ゲームもそこそこ快適です。
多数のタブレットに搭載されているのは、価格と性能のバランスが良いため。

メモリは8GB で最近流行のRAMブースト(仮想RAM) があるかは不明です。(無い模様)
ストレージは256GBとかなり余裕があるスペック。
microSDも使え、最大2TBまで使えます。

SIMもサポート

nano SIM は2枚使える仕様で、対応バンドも4Gプラチナバンド対応はB8のソフトバンクに対応。
更に4G B26をサポートしているので、恐らくドコモとauのプラチナバンドも内包されていると期待できます。

3G WCDMA:(B1/2/4/5/8)
4G FDD:(B1/2/3/4/5/7/8/20/26/28A&B/66)
4G TDD:(B34/38/39/40/41)

大容量バッテリー

バッテリー容量は7850mAhと11インチタブレットとしては標準的。

急速充電は20Wに対応しています。

その他

スピーカーはクアッドスピーカーで、タブレットでは大画面+動画視聴がメインでしょうから、最近では最低ステレオ、可能ならクアッドレベルは欲しい所です。そのためAGM Pad P2は価格の割りに頑張っている仕様。

また著作権保護レベルはWidevine L1に対応しています。
Disney+/Amazonプライム・ビデオ/huluではHD画質(フルHD)です。但しNetflixについては言及無しの為、恐らくSD画質です。

主要スペック

関連サイト

・公式サイト : AGM Pad P2