タブレット/PCメーカーのALLDOCUBEから発売され、8インチクラスタブレットとして日本で爆発的に売れている8.4インチ小型タブレット「ALLDOCUBE iPlay 50 mini Pro」が、マイナーアップデートバージョンとして、「ALLDOCUBE iPlay50 mini Pro NFE」という製品となって発売されました。
価格
日本のAmazonでは、日本で爆発的にALLDOCUBE iPlay50 mini Proが売れたことを考慮してか、世界に先駆けて日本だけ先行発売されました。
価格は26,999円。但し現在は6000円オフクーポンがあり、23999円です。
AliExpressのALLDOCUBE Official Storeでは、2024年1月8日に発売が予定されていて、通例から考えると恐らく価格はAmazonよりは安くなるだろうと予想されます。AliExpressの場合、安い価格に対して更に金額に応じたクーポンやストア自体のクーポンもあり、総合的にはかなり安くなる傾向があります。先代のALLDOCUBE iPlay50 mini Proの場合、発売当初95ドル程度のセールがありましたので、このNFE版も期待できそうです。
ALLDOCUBE iPlay 50 mini Pro NFEの主な特徴
既に弟分のALLDOCUBE iPlay50 mini のNFE版が発売されており、基本的には先代モデルに僅かなスペック変更があり、Widevine L1対応且つネットフリックス等のサブスク動画系のHD画質に対応した点が大きな変更点。
ネットフリックス等の動画サブスクでHD画質に対応
先代のALLDOCUBE iPlay50 mini Proはも著作権レベルではWidevine L1対応=HD画質対応でしたが、NetflixはSD画質のままで、規格と実態が伴っていないのが現状でした。
これはALLDOCUBE iPlay50 mini Proに限らず、かなり多くのタブレットで2013年は過渡期という感じの対応でしたが、次第にネットフリックスもHD画質になるように認証を取っていくことで、クリアする製品が増えつつある状況です。
ALLDOCUBE iPlay50 mini Pro NFEでは、ネットフリックスだけでなく、Disney+、hulu、Amazonプライム・ビデオ、YouTubeでもHD画質で楽しめると謳ってます。
ディスプレイ
ディスプレイは8.4インチで、解像度はWUXGAの1920×1200となっています。8.4インチというサイズとしては充分な高精細。このスペックは変更ありません。
プロセッサ/メモリ/ストレージ
SoC(CPU)はMediaTek Helio G99 オクタコア2.0GHz。AnTuTu v10ベンチマークスコアは公式では40万点超と謳っていて、ALLDOCUBE iPlay50 mini Proと同じ。ALLDOCUBE iPlay50 mini Proの実機動作はサクサクなミドル機性能で、ゲームも重いもの以外は比較的快適です。
メモリとストレージは8GB+256GBと変わりませんが、ストレージが少ない8GB+128GB版も発売されます。
価格と性能を考えると128GBでも充分かなという面も確かにあり、microSDカードは512GBまでサポートしますし、128GB版で安くなるなら歓迎ですね。128GB/256GBのストレージはUFS2.2の高速タイプです。
仮想RAM として8GBあり、最大16GBまで利用可能。
バッテリーと急速充電
バッテリー容量は5000mAhと変わらず。
急速充電も18W充電と高速です。
スピーカー/オーディオ
スピーカーは1スピーカーです。
3.5mmイヤホンジャックもあり、有線接続できるのは大きなメリット。
WiFi/ネットワーク
WiFiは5GHz/2.4GHz帯をサポートしているので11acにも対応。
nano SIMカードも使え、2G/3G/4Gのモバイルネットワークもサポート。4G LTE周波数帯は日本ではSoftBank系のB8プラチナバンド対応。ドコモもB1/B3が使えるので首都圏では電波は掴みやすいと思います。
2G GSM: B2/3/5/8,
3G WCDMA: B1/2/5/8,
4G FDD: B1/2/3/5/7/8/20/28AB/66, TDD: B38/39/40/41
日本で売れている事が確認できたのなら、4G B19かB26あたりをサポートして欲しかったところです。
ただ最近はソフトバンク系SIMの選択肢も多いので、拘らなければそちらのSIMを挿すと良いでしょう。
私の場合は、NUROモバイルの3GB SIMをさして使っています。
ALLDOCUBE iPlay50 miniを買って、車載用エンタメタブレットとして活用中ですが、このiPlay50 miniにnuroモバイルのSIMカードをいれてみました。 もともとは手元にあった楽天モバイルのSIMを入れ[…]
まとめ
Netflix等のHD画質に対応している点と、ストレージが128GB版が出来たこと以外は全く変わっていないのが、ALLDOCUBE iPlay50 mini Pro NFEです。
なので、現状ALLDOCUBE iPlay50 mini Proを持っていて、よほどNetflix等のSD画質にガッカリしている方では無い限り乗り換える必要は無いと思いますが、やはりHD画質で見れるのはちょっ魅力的。私も車載用エンタメタブとして使っていますが、HDにできるならしたいなとは思いますし。
ただ、NFE版全体に言えることですが「アプデで対応してくれればいいのに」という気もします。ただ普通に考えて、Helio G99搭載タブレットとして2万円前後は激安レベルで、ALLDOCUBEは良い仕事してるなとは思います。
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