『ASUS E202SA』が日本でもこっそり発売!X205TAの弱点を補えるか?スペックレビューしてみた

私の愛用機「ASUS EeeBook X205TA-B」の後継機という噂もある、『ASUS EeeBook E202SA』が発表されています。

2015年12月:こっそりと日本でも発売開始してます。価格ももちろん判明。(下記記事追加)
但し、まだヨーロッパがメインでアメリカ・日本では未発売。
それでも11月には発売されるという噂もあります。

スペック的にも、X205TAの弱点が改善されている部分もありますので、スペックレビューも兼ねて確認して見ました。

デザイン/筐体周り

カラーリングは4色。

 





スペック

見た目はX205TAと同じでも、スペックはかなり違いが出ています。より普通のノートPCらしくなっている感じですね。

製品名 ASUS EeeBook E202SA
ディスプレイ 11.6インチ WXGA (1366×768)
グレア(光沢)
CPU Intel Celeron
Dual-Core N3050 2.16 GHz
Qaud-Core N3150 2.08 GHzIntel
Intel Pentium
Quad-Core N3700 2.4 GHz
メモリ OnBoard Memory 2 GB / 4 GB
ストレージ容量 7mm SATA3
– 500GB HDD
– 1TB HDD
OS Windows 10 Home
Windows 10 Pro
Windows 10 Enterprise
カメラ 有り(画素不明)
バッテリー 8時間
無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth V4.0
SDスロット MicroSDx1
カラー
バリエーション
シルクホワイト/レッド(ルージュ)/ダークブルー/サンダーブルー
サイズ 幅297 mm×奥行き193.3 mm×高さ21.4 mm
インターフェース 1 x ヘッドホン (マイクコンボ)
1 x USB 3.0
1 x USB 2.0
1 x USB-C Gen 1 (up to 5 Gbps)
1 x micro HDMI
重量 1.21kg
価格 CeleronN3050/4GBモデル例
315.77ユーロ(日本円で42,309円)

CPUはCeleron以上

X205TAではAtomのQuad Coreでしたが、CeleronのDual、Quad、それとPentiumがあります。
クロックも2GHzオーバーですので、CPUとしてはそこそこの性能です。

メモリ:4GBメモリが選択可能

メモリは2GB/4GBが選択可能です。
オンボードの記載がありますので、恐らく交換不可だと思われます。
これだけ薄い筐体ですから交換できないのも仕方ないです。

ストレージ:eMMCではなくHDD

500GBと1TB版が選択可。
ただ重要なのは「交換可能か?」という点ですね。SSD化できれば明らかにE202SAは生まれ変わったかのようにUltrabookレベルになれそうですので、是非ともSSD化したい所。
公式スペックにわざわざ「7mm SATA3」と書いてあるのは、交換可を期待してもいいのかなと思いますね。

インターフェース:USB3.0とUSB type-Cが追加

USB3.0,2.0,USB type-Cと、USBポートは3つ。フルサイズUSBに3.0があり、高速デバイスを繋ぎたい人には良いスペック。
Type-CのUSBがあるが、充電端子としてはきのうしないただのUSBポートのよう。充電コネクタは別途あっとそちらは専用設計です。

重量:1.2kg

980gという驚異の軽さであるX205TAのユーザーからすると、「1.2kgかー」という印象ですが、それでも11.6インチのノートPCとしては、1.2kgは合格点。モバイルノートとしてはこの重さがギリギリでしょう。

ひっそりと日本でも発売開始! 気になる価格は・・・

日本でもかなりこっそりと販売開始してます。ASUS Japanのホームページにも機種がまったく掲載されないというシャドーっぷりです。
Amazonではまだ取り扱いはありませんが、ヤマダウェブコムや、楽天市場価格.comなどでは既に購入できます。

価格的には、45,000円~48,000円と言った感じで、期待値からするとちょっと高い気もします。

まとめ:SSD化できれば最強のモバイルノートになる

ざっとデザインとスペックを見てきましたが、このスペックでメモリ4GBで4.5万円ならまぁ悪くない。まだ販売開始した段階なので、これからもう少し下がって3万円台になれば間違いなく買いというレベルになります。
自分でSSD化できればかなりの高速化は期待できますからね。しかし逆な言い方をすれば、SSD化できなければ遅いHDDに足を引っ張られる、格安ノートPCで終わる可能性もあり、非常に難しい所です。

個人的には、SSD化出来る前提でQuad Core Celeron+4GBメモリのモデルが欲しい。
ただ、なんだかんだとSSD代も入れれば5-6万円台に突入するなら、Surface Pro3を中古で買ったほうが何かとスペック的にもおいしい。

Surface Pro4の登場で価格は下がるし、Pro4のキーボードがかなり秀逸な感じがするので、そちらを買って組み合わせればより使いやすくなる。

そんなことを考えると、2GBメモリで、eMMC64GBしかないけど、X205TAが3万円切りで販売されているのは、ギリギリのバランスなんだなとつくつぐ考えてしまう。4万円台なら要らないけど3万円切る価格なら買いたいわけだからね。またX205TAは現行ではWin10モデルになり、eMMCが32GBに改悪され、64GBモデルは4万円越えな現状からすると、やはりお買い得すぎたモデルだったわけです。

関連リンク

・ヤマダウェブコム : ASUS 11.6型ワイドノートパソコン EeeBook E202SA ホワイト E202SA-FD0016W
・楽天市場 : 販売サイト
・価格.com : EeeBook E202SA
・ASUS香港 : E202SAサイト

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