今更だけどau TORQUE G01ファーストレビュー [前編]の続きです。
右サイドはMicroSDとSIMとシャッターボタン
右サイドには、まずゴムカバーに覆われた「MicroSDスロット」と「SIMカードスロット」があります。
開けるとこんな感じ。
ゴムカバーの開け閉めで劣化して水が入るのが怖いのでここはあまり使わないようにしたい。
カメラのシャッターボタンは使いやすい位置で助かりますね。
ただカメラの性能は・・・ちょっとブログ写真にも使えるか微妙な感じ。
自宅から風景を撮ってみましたが、なんか見た目と明るさが違って暗い。そして画面真ん中が赤い。(下の方の雲)
最近のスマホカメラの写真レベルを期待するとがっかりします。
2年位前のスマホカメラ・・・的なイメージ。
これはもう仕方ないですね。
ま、私の場合は海に行くときは防水デジカメをいつも持ち歩いていますので、あまり使わないって事で。
しかしこのシャッターボタンはスタンバイ状態でも長押しすると一気にカメラが起動するので、これは有難い機能ですね。
※写真の真ん中に赤みがかかる問題は、アップデートで修正された模様。
ストラップホールも当然ある
ちゃんとストラップホールもありますよ。
見た目ですが、結構頑丈そう。ただ穴が空いているというよりも穴の間隔が太いので、ハードに振り回しても大丈夫なように作られているのかも知れない。
ま、その前にストラップが切れそうですけどね。
上部にもボタンが!
まずは電源ボタン。こりはiPhone5SまでのiPhoneと同じく上部にある仕様。
画面サイズが4.5インチと小型の為、電源ボタンまで手を伸ばすのはそれほど苦ではありません。
また、TORQUE G01にはホームボタンもあるため、あまり電源ボタンは使わないので、この位置でも支障が出ることはありませんね。
次はハンズフリーボタン。
凄いよねぇ。至れり尽くせり。
自分なら例えば、釣りやカヤックをしていてかみさんから電話かかってきたとします。
そんな時、楽しんでいるものを止めたくなかったりしません?
で、こんな時ハンズフリーで、G01はクビからストラップでぶら下げておけば、釣りしながら電話ができます。まぁーハンズフリーなんで当たり前にこんなことができるわけですし、普通のスマホでもハンズフリーはできるわけですが、独立したボタンを用意していて、いちいち画面を見なくても手探りでハンズフリーができるというのはかなり有難いんじゃないかと思います。
真ん中はイヤホンジャックですね。
防水キャップの中にあり、キャップレス防水ではないので、このイヤホンジャックを使うのは私の中では厳禁。
SDスロットカバーと同様、カバーの開け閉めでゴムが劣化しますので、ここは使わずにおきます。
本体下部にはUSB端子があるが
はい。基本的にはこのUSB端子はできるだけ使わないほうがいいのです。防水性能をキープしたければ。
ゴムカバーはやっぱりあまり過信はできないので。
カバーの開け閉めが多すぎて、ゴムが閉まっている浸水したり、閉まっていてもちょっとぶつけた際に開いてしまうようでは困るのです。
(まぁ私のようにこのスマホ持ったまま基本海に浸かる可能性が高い場合は・・・というだけですけどね。防水はあったらいいなぐらいの気持ちでこのスマホを使う人なら、そこまでこだわらなくても良いと思いますが)
だからこのスマホは「充電」するには、次の項目の『Qi』という無接点充電を使うのです。
背面にはNFCとQiが
いやはやハード的に見どころ満載のTORQUE G01。
背面にもあります。
ここにはNFCとQiが搭載。
NFCはいわゆる「おさいふケータイ」ですね。私は使わないけど。
あとはQi。
これは無接点充電という規格で、Qi規格の充電台を買うと、その上に乗せるだけで充電できるというものです。
Nexus5やNexus6でも搭載されているので今後少しずつ増えていくかもしれません。
TORQUE G01でとても重要なのが実はこのQiじゃないかと思います。
何度も書いてますが、完全防水スマホのゴムカバーを開け閉めするのは、基本的にはゴムが劣化していくのを手伝っていることになります。TORQUE G01の場合は充電用USB端子はゴムカバー下にあり、毎日充電する際にここを開け閉めしていては、海や川などのレジャー本番でゴムカバーしていたのに浸水して壊れたということにもなります。
ですから無接点充電であるQiを搭載しているわけですね。
ここはよく考えられてます。
私もQi規格の充電台を発注しました。
動作は快適そのもの
スペック的には1.4GHzのQuad Coreなので、最近のスマホスペックからすると「非力感」が出てますが、実際どうなのかというと・・・
「キビキビ動きます!」
全く問題無いですね。
Android 4.4だったので少し心配でしたが、メモリ2GBあるしかなりアプリを起動させていてももっさり感は今のところ皆無です。
スペック的に「多少は我慢かなー」とか勝手に思い込んでましたが、これはいい意味で裏切られました。
TORQUE G01ファーストレビューまとめ
2回に分けてレビューしてきましたTORQUE G01。
私の率直な感想を言いますと、
「よく考えて作ってるなぁ」
です。
ボタンの配置も操作しやすいし、ダイレクトボタンやハンズフリーボタンなどのようにこの端末独自のボタンも機能性を考えてこそのもの。
そこにはアクティビティ中の人が使いやすいようにという精神で「もてなされて」いるようだ。
手に持って実際使うシーンを想像すると、なるほどねと唸ることが多い。
包み込めるような4.5インチのこの大きさも意外とベストサイズ。カヤックや釣りをしている時は大きな画面は要らないんですよね。
むしろこの大きさが丁度扱いやすい。
バッテリーも意外とタフネスで、6時間ほどテザリングしてみたのですが、半分も減らないので、テザリングしなかったらもっと持ちそうです。
このあたりが1.4GHzという低スペックのCPUの恩恵が出てるのかもしれない。
ダメな点はやはりカメラの画質で、これじゃちょっとなぁという微妙な画質。
LINEで画像を送って「こんなことやっているよー」ぐらいだったらいいけど、記念写真を撮るには気が引ける感じですね。
ただこのカメラ以外はとても良く考えられた端末で、タフネスさプラス使いやすさを考慮したなかなか気持ちいい端末です。
ちなみに、起動時にアンドロイド君がシュノーケリングしているのがほっこりします(笑)
TORQUE G01レビュー[前編]の記事はこちら
・今更だけどau TORQUE G01ファーストレビュー [前編]
売り上げランキング: 33,135