CHUWIがIFA 2017にて、あの大ヒット8インチタブレットのHi8の後継機「Hi9」を展示しています。
CHUWI Hi9は2K解像度に
情報はちょっと少ないのですが、今分かっているのは以下の写真と若干のスペックです。
ディスプレイは8.4インチで、2KのWQXGA(2560×1600)です。CPUはMTK8176で、Xiaomi Mi Pad3,Asus ZenPad 3Sと同じ。Mi Pad3のAnTuTuベンチマークスコアが80000前後ですから、MediaTekとは言えまずまずの性能です。
OSは現時点ではAndroid7.0で、発売時点のOSバージョンに変わるそうなので、7.1あたりになるのかもしれません。とは言え、Hi8はWindows10とのデュアルOSで人気が出た面もあるので、デュアルOS版が出ることも期待ですね。(さすがにIFAのようなドイツの公式の場では怪しげなデュアルブートは見せられないのかも)
・8.4-inch 2K FHD screen
・4 GB + 64 GB
・MTK8176 CPU
・Android 7.0 out of box
・Resolution: WQXGA (2560 x 1600 pixels), 359 pixels per inch (PPI) Brightness: 400 nits (typ)
CHUWI LapBook Air
写真がちょこっとしかなかったLapBook Airの実機が確認できます。写真はないのですが、この動画で薄さがイメージできる。
LapBook Airは14.1インチでわずか1.3kgのモバイルノート。CPUはN3450と平凡ですが、RAM 8GB+128GB SSD搭載で動作はキビキビしていそうです。M.2スロットもありSSDの増設も可能。本体も最薄部で6mm。このあたりは動画でイメージできますね。
ライバルはXiaomi Air 13/12あたりでしょう。CPUの性能差があるので一概に比べられませんが、その分安い価格なら(私の希望では300ドル台)ならいいですね。
ディスプレイ : 14.1 inch FHD IPS
CPU : Intel Apollo Lake N3450
RAM+ ストレージ : 8GB RAM+ 128 GB SSD storage, M.2 SD expansion support
重さ : 1.3 kgs, 6mm at the thinnest measure
OS : Windows 10 OS,
その他 : back light keyboard
期待が膨らむ2製品
これは私が勝手に思っているイメージなのですが、CHUWIは廉価な中華メーカーから脱却しようとしているのかなと感じます。実際IFAに乗り込んでみたり、SurBookでクラウドファンディングして94万ドル集めてみたり、TECLAST、Ondaといった似たような製品を発売していたメーカーからは一線を画した行動をしています。
品質もSurBookのできばえを動画で見ている限り良さそうですし、「ちょっと上の中華PC/タブレット」あたりを狙っているのかなと。性能はローエンドだけど実用上一番コスパの良い部分(RAM容量の増加、eMMCをSSD化)をして、体感上の性能アップが感じられやすいところにコストを注いで、筐体の品質もメジャーブランド並か、それに近い安っぽくないデザインになってきています。
おそらくそれに伴って価格帯も上昇していくのでしょうが、高すぎず安すぎずというラインを狙うのかなと気がしています。
今回展示されているChuwi Hi9にしてもLapBook Airにしても、スペック面でそれが現れていますし、発売が待ち遠しい。
Hi9の発売日は不明ですが、LapBook Airに関しては、2017年9月末からプリセールがスタートするとのことです。