中国のタブレット/PCメーカー CHUWIが、Indiegogoで『Chuwi SurBook』のクラウドファンディングで出資を募っています。
クラウドファンディング自体は既に2571%と楽勝で出資希望金額をオーバーしていますので、クラウドファンディング自体は既に成功しています。
ほぼSurface Proな外見と機能が魅力的
ネーミングがかなり本家(?)Surfaceシリーズを意識していますが、Surface Book似ではなく、Surface Proシリーズに近い外観です。
またタッチスクリーンであり、1024段階の筆圧感知アクティブスタイラスをサポートします。
RAMは6GBで、ストレージは64GB/128GBのeMMCです。このあたりはSSD仕様の本家からは落ちます。
またCPUはCeleron N3450で、こちらも本家のCore m3以上という点からは落ちます。それでも対抗意識は強く以下のような対比表を載せています。クロック数やストレージ容量では確かに勝っていますが、ちょっとこれは強気すぎかと。
充電はUSB Type-C接続の最大20VのUSB PDにも対応し、USB PD2.0の急速充電器であればモバイルバッテリーからの充電にも対応します。その他拡張ポートも充実していて、USB Type-Cの他にUSB 3.0 Type-A(フルサイズ)を2つ搭載しているので、本家SurfaceProより拡張性が高くなっています。
キーボードはパープルとブラック。現行のSurface Pro4から採用されているタイプカバーキーボードのようなキー間が空いているアイソレーションタイプではなく、Surface Pro3時代のキーボードと似ています。
価格はキーボード/スタイラス付きで498ドルと考えればこのスペックではかなり検討しているほうかと思います。
正し、クラウドファンディング終了間際と言う事で、価格が大幅に下がっています。タブレット単体だと309ドル。キーボードとスタイラス付きで369ドルなのでダントツ369ドルのセットがオトクです。
出荷開始は、ESTIMATED JULY 2017と書いてある通り、7月中に出荷予定との事なので、出資したらかなり速く手元にあることになりそうですね。
スペック
メーカーが出しているスペックは以下の通りです。
まとめ
中国のPCやスマホ、タブレットといったガジェットで、最近はクラウドファンディングが増えてきました。GPD PocketやGPD Winなどがそうですね。
恐らくこの製品もその後は一般販売するのだと思いますが、一般的にはクラウドファンディングより安く手に入る事は少ないので、欲しいのであればお買い得だと思います。Surface Pro的な2in1タブレットは、TECLASTやJumperからも発売されていましたが、CHUWIはグローバルに通用する品質を目指しているようで、写真を見る限りいままでのSurface Proクローンのような品質とは一線を画したレベルにあるように見えます。
クラウドファンディング終了の7/24まであとわずか。気になる方はIndiegogoで出資を検討してみては?