実機レビュー!1.2万円のライトユース向けタブだけど解像度はフルHD~10.6インチ『Cube iPlay10』レビュー!

今回は10.6インチフルHD液晶タブレット『Cube iPlay 10 』のレビューです。こちらはBanggoodさんからサンプルを提供して頂いてのレビューです。

この「Cube iPlay10」は1万円ちょっととかなり廉価ながらも、10.6インチと大型のフルHD解像度IPS液晶を搭載したタブレットとなっています。OSはAndroid6.0のみで中華タブお得意のデュアルOSではありませんし、オプションキーボードとドッキングして2in1タブレットにもならない純粋な10.6インチAndroidタブレットです。

スペック詳細など詳しくは以前紹介した記事をご覧下さい。

紹介記事: MediaTek採用の10.6インチフルHD Androidタブレット『CUBE iPlay10』が1.2万円台とお買い得

主要スペック

  • CPU :MTK MT8163 Quad core A53 1.3GHz
  • RAM: 2GB
  • ストレージ: 32GB eMMC
  • ディスプレイ : 10.6インチ 1920×1080 IPS液晶
  • OS: Android 6.0
  • バッテリー : 6,000mAh
  • microSD : MAX 128GB
  • カメラ: 前面 0.3MP / 背面 2MP
  • WiFi /Bluetooth :WiFi802.11a/b/g/n 、Bluetooth4.0
  • サイズ: 267.7 x 168.9 x 53 mm/ 600g
  • インターフェース : MicroUSB  x1 、microHDMI x1 、DC x1、ヘッドホンジャックx1

開梱

Banggood特有の梱包箱。タブレットに関してはこの発泡スチロール製の梱包箱版と、商品名に「Original Box」と書かれている「メーカー純正箱」の2タイプがあり、価格はどちらも変わらないので、メーカー純正箱が欲しければOriginal Box表記のものを選択する必要がある。

箱を開けるとこのように収納されている。梱包状態としてはさすがに良い。ただやはりメーカー純正箱が欲しい人も多いでしょうね。(私含め)同梱品は、USB充電器、変換コネクタ、microUSBケーブル。
変換コネクタを使えばUSB充電器を使うことができますが、これはさすがに大きすぎるので自前で用意したほうがよさそう。液晶と背面には保護フィルムが貼ってあり、剥がして使う。液晶面側は剥がしても下に保護フィルムがあるので、最初から保護フィルムありの状態で使える。ただ、気泡が若干入っているのは中華タブでは当たり前で、あくまでおまけレベル。これが気に入らなければ自分で用意したほうがいい。

外観チェック

ここからさくっと外観チェックしていきます。10.6インチなのでそこそこサイズが大きい。画面に対してベゼルもある程度太めなので若干デザイン的には野暮ったさは感じる。左側の側面。左からイヤホンジャック、microHDMI、microSDスロット、DCジャック、microUSBとなっている。DCジャックがあるのにDCケーブルは添付されていない。とは言ってもDC経由は中華タブの場合概ねUSBから電力供給されるので、microUSB経由の充電と変わらないので、microUSBも使いつつ充電したいという用途が無い限り使用頻度はあまりないので影響は少ないでしょう。(ポートがあるのに使えないというのはなんとなく釈然とはしませんが)上部には電源/ボリュームボタンがある。メタルではないものの、メタル調で質感は悪くない。右側面にはポート類は何も無いものの、スピーカーが2つある。映画/動画等は横画面で見ることが多いので、右側だけにスピーカー2個あるのは迫力面で今ひとつ。ただ音はステレオだけあって1万円ちょいのタブレットとしては良い方。背面。特に特徴があるわけではないが、上部に2MPカメラがある。背面の素材金属製でがっちりとした剛性感がある。上部のカメラのラインだけがプラスチック製。重量は602gでさすがにこのサイズでは片手で長時間見るのは辛いが、縦画面にしてちょこっとネットを見たりするのは問題無い。

日本語ロケールはある

CUBE iPlay10は中華タブレットですが、日本語もしっかり入っています。切り替えればメニュー関係は全て日本語化されるので、迷うことはないでしょう。

プリインストールアプリ

プリインストールされているアプリケーションはCUBEオリジナルのものを除けば「殆ど入っていない」と言ってもいい。Google Playはインストールされているので、後から好きなものをインストールできる。

ベンチマーク

MTK MT8163 Quad core A53 1.3GHzというMediaTekのタブレット用SoCの実力をAnTuTuベンチマークで測ってみました。結果としては37077というスコアで、スマホだとローエンドレベル。AndroidOS自体の操作でカクつくことはほぼ無いものの、Chromeや重めのアプリでは一瞬もたつくことがある。ただ1.2万円という価格を考えれば、これぐらいのスコアは妥当だし、「一瞬もたつく」のを嫌ならよりコストをかけたタブレットを選択すればいいだけ。ベンチマークに関しては価格に見合った結果でしょう。

電子書籍リーダーや動画再生機としては見やすく丁度良いサイズ

10.6インチのフルHD解像度タブレットを何に使うかは人それぞれだけど、私なら電子書籍リーダーと動画閲覧(主に映画)に使う。600g程度なら両手で持って仰向けに寝っ転がって読んでもなんとかなる。

愛用のdマガジンアプリで見ても左右見開きにしても文字は多少小さめだが充分読める。文字が小さいなら縦画面にすれば読みやすい。フルHD解像度なので文字の潰れもなく綺麗なフォントで読む事ができる。映画なんかもベッドで寝転がりながら楽しめる。スピーカーが右側に2個だけで左右に付いていないのが残念だが、1.2万円という価格を考えれば2つ付いているだけでも御の字とも言える。ただ中華タブレットにありがちな液晶の反射は結構あるので、気になるようなら低反射タイプの保護フィルムを検討したほうがいい。

総括 : 安価なライトユースAndroidタブレットが欲しいならオススメ

●Good

  • 10.6インチフルHDディスプレイは鮮明で綺麗
  • 1.2万円という価格
  • 軽くはないが充分使い心地のいい重さ

●Bad

  • 可も無く不可も無くといったデザイン
  • アプリによっては若干もたつく事がある

良い面も悪い面も総合的に見れば「1.2万円の10.6インチフルHDタブレットとしては優秀」と言えます。デザインにしても一瞬もたつく件にしても、「この価格だし仕方ないよね」というレベルで許容範囲内だと思う。デザイン的にもコンサバなのは仕方ない所ですが、背面はメタル素材ですし、価格ほどの安っぽさは感じない。1万円そこそこで、ほどほどの液晶サイズ、フルHD解像度、まずまず使いやすい重さのタブレットが手に入るメリットのほうが大きい。

「ネットが見れて動画も綺麗に見れて、ある程度サクサク動くだけでいいいから1万円ちょいの予算でタブレットが欲しい」というライトユースニーズなら充分ハイコスパタブレットと言えます。

Cube iPlay10の価格と購入方法

CUBE iPlay10はBanggoodで12688円という価格で販売されています。
・Banggood販売ページ: Cube iPlay10 U83 MT8163 Quad Core 10.6 Inch Android 6.0 Tablet

Banggoodからの輸入送料は無料配送と高速配送の「EMS」があります。EMSを使えば7-15営業日で届きます。EMSはオプションがなんと851円と中国から輸入する事を考えればリーズナブル。配送業者も日本国内では日本郵政(郵便局)なので安心です。是非ともこのオプションを付けましょう。
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Banggoodでの商品の買い方は以下に詳しくまとめていますので、参考にしてください。

・Banggood : トップページ
・Banggoodの買い方ガイド :Banggoodで買って輸入してみよう~買った商品が届くまで

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