80ドルアンダーで買えちゃう iPad miniサイズタブレット『CUBE iPlay8』レビュー!

今回は80ドルアンダーで買えちゃう7.85インチ液晶タブレット『CUBE iPlay8』のレビューです。

こちらはGeekbuyingさんからサンプルを提供して頂いてのレビューです。

この「CUBE iPlay8」は約80ドルと激安価格。画面サイズ7.85インチでいわゆるiPad miniクローンなのですが、解像度が値段相応の1024×768,そしてRAM 1GB、ストレージ8GBと逆の意味でなかなか珍しいタブレットです。

感覚的にはAmazonのFireタブレットに近い感じで、ネット/電子書籍リーダーとして簡易に使えればいいという性能だと思います。性能は確かにすこし弱いですが、iPad miniサイズというのは日本では使いやすいと思いますね。
そのあたりを今回は使ってレビューしていきたいと思います。

主要スペック

  • CPU :MTK MT8163 Quad core A53 1.3GHz
  • RAM: 1GB
  • ストレージ: 8GB eMMC
  • ディスプレイ : 7.85インチ 1024×768 IPS液晶
  • OS: Android 6.0
  • バッテリー :3500mAh
  • microSD : MAX 128GB
  • カメラ: 前面 0.3MP / 背面 2MP
  • WiFi /Bluetooth :WiFi802.11a/b/g/n 、Bluetooth4.0
  • サイズ: 196 x 137 x 9 mm/ 330g
  • インターフェース : MicroUSB  x1 、microHDMI x1 、ヘッドホンジャックx1

開梱と外観チェック

では開梱して端末自体の外観をぐるっとチェックしていきます。同梱物はmicroUSBケーブル、マニュアル、本体だけ。ディスプレイ側。保護フィルムがありますが、これを剥がすとその下にちゃんと保護フィルムはあります。安いタブレットなのでデザインもしょぼいと言う事はなく、横ベゼル幅も一般的な細さです。右サイドに電源ボタンとボリュームボタンがあります。iPad miniっぽくかなり上側に位置しているので、ちょっと使いづらい。iPad miniを意識するのはいいのですが、あちらにはホームボタンがある為、ある程度使い勝手はいいのですが、CUBE iPlay8はそのあたりが今ひとつ。上部にはmicroHDMI、microUSB、イヤホンジャックがあります。この低価格タブレットでmicroHDMIがあるのは良いですね。左側にはmicroSDスロット。こちらは裏側から見たところ。背面。2MPカメラと右下にはスピーカーが配置されている。音質はYouTubeとかを見てる程度では不満は無いぐらいの音質。この価格帯の中華タブでは一般的なものです。材質はプラスチックですが、見た目の質感は悪くないし、4辺はラウンドしているので持ちやすい。実重量は334g。 iPad mini3が341gですから、それよりは軽い。実際手に持っても充分「軽い」と感じられる。

日本語化

デフォルトでは中国語ですが、設定から日本語に変えられます。

プリインストールアプリ・・・Google Playなしも回避策あり

プリインストールアプリの一覧です。ほとんど独自のものは入っていないのですが、残念ながらGoogle Playはありません。

定番のメーカーアプリ(酷比魔方市場)から探せばインストールできるのかなと思いましたが、ダメ。ただ、ぐぐってapkからGoogle PlayとGoogle Play Serviceをインストールすると、アプリ一覧にはGoogle Playは表示されないものの、上の画像のGoogle Playにある以下のボタンをタッチすると、Google Playが起動します。

面倒ですが、中国のGoogle Play使わせない方針の回避策なのかな?と。(多分もっと良い方法あるかもしれませんが、現時点ではこんな方法でした)

メモリとストレージ容量

ストレージとメモリの空きをチェック。ストレージは8GBしかないので心配ですが、使用は1.16GBなので空きは6.8GBぐらいあり。メモリはもっと深刻で1GBしかありません。こちらは起動直後で120MBしか使っていないのですが、なにせ1000MBしかないので、カツカツです。起動直後は快適ですが、アプリを3-4個立ち上げて設定メニューをいじろうとすると、もっさりしてきます。当たり前ですがもっさりしたらタスクを切ってあげると快適になります。ただこのあたりは面倒ですね。

ベンチマーク

MTK MT8163 Quad core A53 1.3GHzというMediaTekのタブレット用SoCを搭載してますが、AnTuTuベンチマークでどの程度の実力か計測してみました。

結果としては35528というスコア。80ドル程度のタブレットですし、スコアの結果としては値段相応です。

電子書籍は読みやすいし快適

iPad miniサイズのタブレットは私なら電子書籍リーダーとして使いたい。ギリギリ片手サイズならKindleならページ送りも片手でできるし、雑誌系も手軽で読みやすい。

愛用のdマガジンを見てみましたが、なかなか快適です。視野角も良いのでこの角度から見ても白んだりしない。4:3アスペクト比はさすがに雑誌向きで、1ページに綺麗に収まるので読みやすい。細かい文字も、1024×768の解像度にもかかわらず1ページ単位ならまずまず読めます。アップにしたところ。さすがにドットが荒いものの、読めない事はない。この程度なら許容範囲かなと思います。ただより綺麗なら2K解像度ディスプレイのiFive mini 4Sが1.4万円前後で売られているので、あと4000-5000円アップでもそちらがいいという人も出るかも知れません。しかし80ドルという制約の中で考えると良くやってるなと感じます。

総括 : ライトユースで安くて使い勝手のいいタブレット

CUBE iPlay8ははっきり言ってスペックは弱い。ディスプレイは7.85インチですが、解像度が1024×768と低解像度。RAM 1GB、ストレージは8GBは本当に必要最小限レベルです。SoCもAnTuTuベンチマークで3.5万点程度と、スマホで言うとローエンドです。

ですが、やはり7.85インチの4:3アスペクト比は使いやすく、電子書籍リーダーとの相性は抜群。文字はよく見るとギザギザはしますが、普通に読めます。(文字が綺麗だと感じるレベルではないものの、読むのに支障が出ないレベルという意味で) 使っていてこれは良い意味で「なんか初代iPad miniもこんな感じだったな」と思い出しました。

たったの80ドルスペックですから、ある程度使用用途は限られますが、としてYouTubeで動画みたり、電子書籍リーダーでたまに雑誌や漫画読んだりといったライトユースなら楽しめると思います。

CUBE iPlay8の価格と購入方法

CUBE iPlay8はGeekbuyingで79.99ドルという価格で販売されています。・Geekbuying販売ページ:Cube iPlay8 Tablet 7.85 Inch Display Android 6.0

Geekbuyingからの輸入送料は無料配送と高速配送の「EMS」「DHL」があります。EMSを使えば7-15営業日で届きます。EMSはオプションがなんと4.09ドルと中国から輸入する事を考えればリーズナブル。配送業者も日本国内では日本郵政(郵便局)なので安心です。是非ともこのオプションを付けましょう。*DHLは9.1ドルで3-5営業日で届きますが、この価格のタブレットだとちょっと勿体ないかなと言う気がします。

通常の無料配送では15-30営業日かかりますので、早くて3週間、遅い場合は1ヶ月かかります。すぐ欲しい方はこのEMSのOptionを付けましょう。7-15営業日で届く予定ですが、私の場合は関東に居ることもありますが比較的1週間前後で届いています。

Geekbuyingでの商品の買い方は以下に詳しくまとめていますので、参考にしてください。

・GeekBuyingの紹介 : GeekBuyingでガジェット輸入してみる? 中国のガジェット通販サイトGeekBuyingの紹介
・GeekBuyingの買い方ガイド : GeekBuyingの買い方ガイド~ユーザー登録から決済手続きまでやってみた

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