Samsungは毎年恒例となっている夏の新製品発表会「Galaxy Unpacked」を8月10日 日本時間夜10時から開始すると公開しています。
公式がリークしている動画では、TwitterGalaxy Z Fold4/Galaxy Z Flip4と思われるティザー動画が出ています。
Galaxy Z Fold4は期待に応えられないかも
私のメイン機であり初フォルダブル機である「Galaxy Z Fold3」は、バッテリーライフが短い、重い、価格高い、壊したら高いからdocomoの保険に入って余計なコストが掛かるなど、不満多数。
でも即タブレットになるスマホは、極上の読書、ゲーム、ブラウジング体験ができ、圧倒的にプラス面が上回ります。
ただその私のような既にGalaxy Z Fold3を持っている人が乗り換えるメリットがGalaxy Z Fold4にあるのかというと疑問です。
現時点でも噂では、Snapdragon8 Gen1,ストレージは512GB/1TB、カメラが光学3倍ズームとなり強化等々、アップはしますがマイナーチェンジの域を出ない。Sペンが内蔵できたり、バッテリーライフが伸びたりといった革新的なスペックは恐らく無く、最初に書いた不満点を改善できるほどではない可能性が高い。
正直進化が鈍い。
また価格もインフレの影響とストレージスペックアップもあり1-2万円程度値が上がる可能性が示唆されています。たださえdocomoで購入したGalaxy Z Fold3は24万円です。これが25万円を軽く超えるなるならそれはもう普通の人には絶対手が届かない。
フォルダブル機ではない一般的なスマートフォンを使っている方がGalaxy Z Fold4に乗り換えるなら、それは私のように最高の体感が得られるかも知れない。感動すらします。
しかしGalaxy Z Fold3ユーザーがGalaxy Z Fold4に乗り換えるメリットは価格分に対してはあまりないと感じます。
ガジェット大好き、Galaxy Noteシリーズをメイン機として毎年買い換えていた私ですら、今回のGalaxy Z Fold4にはそれほど乗り換えに興味が湧かないのです。
フォルダブルはもっと安くすべき
もし革新的な何かが入らないのであれば、普及機価格のフォルダブル機が欲しいですね。
フォルダブル機が普及機になるには、最低でも10万円前半か半ばになる必要があると思います。その為にはCPUスペックをミドルハイぐらいまで下げても良いと思っています。広い画面でのゲーム、電子書籍、ブラウジング、これらの体験をまずは一般ユーザーにしてもらえば、プレミアムスペックのフォルダブル機が欲しいと思う契機にはなるし、それによりSamsungは利益確保もでき、フォルダブルユーザーが増え、全体的な価格も下がりもうけが増えるはずです。
スマートフォン市場自体は飽和し、既にやや縮小傾向にありますが、それはやはり買い換えるほどの新しい体験ができないからであり、大抵の人は2-3年のスパンでバッテリーがへたったから/壊れたから/スペックが足りなくなってきた為買い換えるだけで、使いたい機能や欲しいと思わせるものがあるのかというと疑問です。
フォルダブルはそんな停滞気味の市場に一石を投じられる魅力を確実に持っています。
是非Samsungには裾野を広げる役目をして頂きたい所です。