COMPUTEX台北2019ではGAMDIASさんにご招待頂いたので、お邪魔しました。
ケースやファンのRGB化がとどまらない
GAMDIASでは、TALOSなどのRGB LEDケースを出していましたが、新しいATHENA M1ケースを発表していました。TALOSシリーズではガラスパネルでしたが、ATHENA M1ではメッシュ(ATHENAシリーズ共通)を採用。但しATHENA M1では従来のガラスパネルも付属し、交換が出来るようになっています。エアフローとしてはメッシュのほうが良いのでしょうが、ガラスのほうが高級感があるしと悩む方用に両方用意しているのはありがたいですね。
またRGB LEDはUSBポート類の部分にまで採用され、ファンとUSBポート類のそれぞれを物理ボタンで変更可能になっています。
またARGUS M1というミッドタワーケースも発表。派手すぎないながらもL時型のLEDラインが特徴的なケースです。
こちらも同様にUSBポート系とL時型のLEDラインを別々にカラーコントロールが可能。
本体ファンや水冷ファンのLEDコントロールユニット「CHIONE」シリーズも展示されていました。カラー変更は付属のカード型リモコンで可能。
物理的なカードリモコンはなくしやすいので、ソフトウェアコントロールはできないの?と聞いたら、対応マザーなら制御可能との事で恐らくはASUS「AURA Sync」やGIGABYTE「RGB Fusion」、MSI「Mystic Light Sync」などに対応するのでしょう。今後発売されるモデルなので詳細はまだだが独自規格にはしない(する価値も無い)でしょう。昨年もCOMPUTEXで発表し、実際日本の店頭に並ぶのが10月頃だったので、ケースやファンといったアイテムを私達が見ることができるのは秋口になるかも知れません。
ゲーミングはデスクやチェアにまで発展
昨年あたりからゲーミングチェアにもLEDを搭載してゲーミング度合いをアピールする方向性が出ていましたが、今年はゲーミングデスクにもLEDが搭載されています。
以下はDEADALUS M1というデスク。デスク上にある丸い網目のものはドリンクホルダーで、デスク上に置いておくとこぼす可能性があるので、ホルダーを独立させているとの事。裏にはケーブルガイドなどもあり、さすがは専用設計。
こちらはDEADALUS E1という最廉価の比較的コンパクトなデスク。LEDは非搭載でシンプルなデスクですが日本だとこれぐらいのデスクが丁度良いサイズ。 価格は460ドルぐらいと決して安くないですが、チルト機構があり立ってプレイもできる。座りっぱなしだと健康のためにも良くないですしね。ゲーミングチェアもLEDは止めたようで、お財布に優しくなったと言ってました。それでも最廉価で2万円台という価格帯なのでなかなか手が出づらいですが、座った瞬間に包まれるような快適さが魅力的です。
まとめ
GAMDIASというと、マウス/キーボード/ヘッドホンメーカーという認識でしたが、ここ1-2年ですっかり変わり、ゲーミング関連機器総合メーカーのようになってきました。今回紹介してないのですがPCモニターなどもGAMDIASロゴが付いて(恐らくはOEMでしょうが)、ゲーミングPC周りの関連アイテムは全部あるような印象です。
COMPUTEX台北に出展しているメーカーに共通するのですが、PCケースやファン等LEDコントロールなどは、主要メーカーよりもケース等の小規模メーカーのほうが積極的に面白い事をしようとアイデアを出し、そして具現化しています。こういう小さいメーカー達が一つのうねりを造りだそうとしているのは、「小回りが利かない大メーカーには出来ない仕事」だし見ていて面白いし応援したくなる情念を感じます。