中国のスマートフォンメーカーHOTWAVから超低価格タフネススマートフォン「HOTWAV T5 Pro」が発売されました。
Banggoodでは既に79.99ドルと約1万円で販売がスタートしています。
HOTWAV T5 Proの特徴
価格的にも1万円ちょいと安いので、割り切った製品ではありますが、IP68/69K防水防塵のタフネススマートフォンで、4G B19プラチナバンド対応でアウトドアで使いやすい仕様です。
ディスプレイ
ここが割り切りポイントその1。
ディスプレイは6.0インチとタフネススマートフォンとしてはかなり小さめ。それでもタフネススマホ自体筐体が凄く大きくなりがちなので、アウトドアで片手利用しやすいサイズというのは結構需要ありそうに思う。
その6インチディスプレイの解像度は960×480とHD+より低解像度。
6インチは小さめとは言えさすがにこの解像度は粗さが見えてくるかもしれません。
CPU/メモリ/ストレージ
割り切りポイントその2。
搭載されるCPUはMediaTek MT6761 Helio A22 クアッドコア 最大2.0GHz。
約2年前ぐらいのローエンドスマホに搭載されていたスペックで、AnTuTu v7ベンチマークで 6万点程度。
AnTuTu v9は計測データが見当たりませんが、恐らく9-10万点前後だろうと予想されます。
なので、HOTWAV T5 Proでいろいろやろうとするのは難しく、あくまでアウトドアでスマホが使えてLINEできてメール見れて、というのが正しい使い方となるでしょう。
RAM+ROMは4GB +32GBで、microSDにも対応します。
このあたりRAMを4GBにして使い勝手を優先したのは良い判断ですね。
バッテリー/充電
バッテリーは7500mAhと大容量。一般的なスマートフォンの2倍近くあり、2日間くらいは余裕で持ちそう。(ゲームも向いていないことですし)
カメラ
背面カメラは13MP(メイン)+2MP(深度)のサムソン製ダブルレンズカメラ。
フロントは8MPです。
IP68/69K防水防塵&MIL STD-810
HOTWAV T5 Proの最大のウリはタフネススマホであることで、当然IP68/69K防水防塵と、米軍のMIL STD-810に合格しています。
水中で30分利用可能であったり、落下しても傷付く程度でスマホとしての機能は使える点など、やはり登山、アウトドア、釣り等々で活躍してくれるスペックです。
対応周波数帯
対応周波数帯は4G LTEはB8/B19とソフトバンク/docomoのプラチナバンド対応。
3G:WCDMA:B1/B5/B8
4G:FDD-LTE:B1/B3/B5/B7/B8/B19/B20
HOTWAVはマイナーメーカーなのに日本を強く意識している周波数帯サポートなのがちょっと驚きですね。
総括
そんなわけでディスプレイとCPUには割り切りが必要。それでも「メインスマホはアウトドアには絶対持っていきたくない。」とか「アウトドア用に格安SIM入れてサブスマホとして使いたい」、そして「予算も1万円ぐらいで」と厳しくもニッチな要求を満たしてくれるスマホです。
カラーはブラックとオレンジの2色です。
スペック
HOTWAV T5 Pro | |
ディスプレイ | 6.0インチ 960×480 |
SoC(CPU) | MediaTek Helio A22 MT6761 クアッドコア 最大2.0GHz |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 32GB |
OS | Android 12 |
カメラ | ・バック 13MP(f/1.8) 2MP (ポートレート) ・フロント 5MP (f/2.4) |
バッテリー/充電 | 7500mAh /5V-2A:10W |
WiFi/Bluetooth | Wi-Fi 802.11 a/b/g/n Bluetooth 5.0 |
SIMスロット | nano SIM x2 デュアルスタンバイ |
microSD | あり |
対応周波数帯 | 2G:GSM:B2/B3/B5/B8 3G:WCDMA:B1/B5/B8 4G:FDD-LTE:B1/B3/B5/B7/B8/B19/B20 |
サイズ | 168.8 x 82.5 x 15 mm |
重さ | 310g |
カラー | オレンジ/ブラック |
その他 | ・USB Type-C ・背面指紋認証リーダー ・IP68/69K防水防塵 ・3.5mmイヤホンジャック無し |
価格
Banggoodでは既に予約販売がスタートしていて、79.99ドルと10633円で発売中。
日本への送料も371円と割安です。