日本でも発売! HUAWEI5.9インチフラッグシップ『Mate 9』発表! スペック/価格情報

中国のスマートフォンメーカーHUAWEIは、「Mate 9」を発表しました。11月3日の発表会の模様は以下記事を参照してください。
発表会記事: 5.9/5.5インチの2タイプ『HUAWEI Mate9』発表! 発表会の模様をさくっと解説

画面サイズは5.9インチでフルHD解像度。またポルシェデザインバージョンも存在し、5.5インチ2Kディスプレイ搭載で、画面は両サイドエッジでGalaxy S7 Edgeに似ています。見た目は違いますが、画面サイズ/デザイン/解像度/RAM/ROM容量以外はほぼスペックは共通です。(価格は大きく違うのですがそれは後ほど)

Mate9は、同社のP9と同様に「ライカデュアルレンズカメラ」を搭載。しかもこのカメラは第二世代に進化し、12MP(カラー)+20MP(モノクロ)に光学手ぶれ補正が搭載された。 SoC(CPU)は、Mate9が初搭載となる「Kirin 960(4 x 2.4 GHz A73+ 4 x 1.8 GHz A53) 」。HUAWEI曰く”世界最速”。発表会のスライドでは、Snapdragon821よりベンチマークでは1.4倍程度と公開していました。
またいままでのKirinはGPUが若干弱かったが、960ではSnapdragon821を上回る性能を持っている。ゲームをがっつりやる人にとっては朗報でしょう。

RAMは4GB、ストレージは64GB。ポルシェデザインバージョンは6GB+256GBという構成になる。

SIMスロットはnano SIMx2を搭載する「MHA-L29」、nanoSIM x1の「MHA-L09」が存在する。双方ともMicroSDスロットがあり、デュアルSIM版の「MHA-L29」は1つがmicroSD(最大256GB)と共用となる。なおポルシェデザイン版にはMicroSDスロットは無い。 気になる価格は、ノーマルバージョンのMate9が699ユーロ (約80,000円)と、フラッグシップスマホとしてはそれほど高くない。ポルシェデザインバージョンは1395ユーロ (約160,000円)と、普通の人なら避けるレベルの価格となっている。発売は年内を予定していて、日本でも発売される。LTEバンドも日本のプラチナバンド対応があり、国内でも安心して使える。(詳細は下記スペック参照)

カラーはシャンパンゴールド、スペースグレー、モカブラウン、ムーンライトシルバー、セラミックホワイト、ブラックの6色展開

主要スペック

■ノーマルバージョン Mate9スペック

  • CPU :HUAWEI Kirin 960, オクタコア CPU (4 x 2.4 GHz A73+ 4 x 1.8 GHz A53) + i6 co-processor, Mali-G71 MP8
  • RAM+ROM: 4GB+64GB
  • ディスプレイ : 5.9 inch Full HD (1920 x 1080)
  • OS: EMUI 5.0 (Android 7.0)
  • バッテリー : 4000mAh
  • カメラ: 1200万画素カラー+2000万画素モノクロデュアルレンズ /800万画素 フロント
  • SIMサイズ: Dual sim Dual Standby, nano SIM x2
  • microSD: 最大256GB
  • USB : USB Type-C interface
  • WiFi /Bluetooth :802.11 a/b/g/n/ac 、Bluetooth4.2
  • サイズ/重量:  156.9 x 78.9 x 7.9 mm / 190.0g
  • ネットワーク:
    -MHA-L29 (DualSIM)
    4G TDD LTE: Band38/39/40/41(100MHz)
    4G FDD LTE: Band1/2/3/4/5/7/8/9/12/17/18/19/20/26/28/29;
    3G UMTS(WCDMA)/HSPA+/DC-HSDPA:
    Band 1/2/4/5/6/8/19
    3G TD-SCDMA: Band34/39
    CDMA EV-DO Rev. A: BC0(800MHz), only for China Telecom
    2G GSM: 850/900/1800/1900MHz
    SIM2:
    3G UMTS(WCDMA): Band 1/2/4/5/6/8/19
    CDMA: BC0(800MHz),only for China Telecom
    2G GSM: 850/900/1800/1900MHz
    -MHA-L29(SingleSIM)
    4G TDD LTE: Band38/39/40
    4G FDD LTE: Band1/2/3/4/5/7/8/9/12/17/18/19/20/26/28/29;
    3G UMTS(WCDMA)/HSPA+/DC-HSDPA:
    Band 1/2/4/5/6/8/19
    3G TD-SCDMA: Band34/39
    2G GSM: 850/900/1800/1900MHz
  • その他 : 指紋認証センサー/ NFC
  • 価格 :699ユーロ (約80,000円)

■ポルシェデザイン版 Mate9 (スペック差異点のみ)

  • RAM+ROM: 6GB+256GB
  • ディスプレイ : 5.5インチ 有機ELエッジディスプレイ (WQHD (2560 x 1440)
  • microSD: 無し
  • サイズ/重量:  152.0 x 75.0 x 7.5 mm / 169.0g
  • ネットワーク: SIM1:
    4G TDD LTE: Band38/39/40/41(100MHz)
    4G FDD LTE:
    Band1/2/3/4/5/7/8/9/12/17/18/19/20/26/28/29;
    3G UMTS(WCDMA)/HSPA+/DC-HSDPA:
    Band 1/2/4/5/6/8/19
    3G TD-SCDMA: Band34/39
    CDMA EV-DO Rev. A: BC0(800MHz), only for China Telecom
    2G GSM: 850/900/1800/1900MHz
    SIM2:
    3G UMTS(WCDMA): Band 1/2/4/5/6/8/19
    CDMA: BC0(800MHz),only for China Telecom
    2G GSM: 850/900/1800/1900MHz
  • 価格 :1395ユーロ (約160,000円)

写真で見る「HUAWEI Mate 9 」

動画で見るHUAWEI Mate 9

発表会で使用された動画はTwitterで公開されているので、ここでも紹介させて頂きますね。

5.9インチ+ライカデュアルレンズカメラだけで買い確定

Mate9の新機能は紹介しきれていないぐらいあり、高速化された点やEMUI 5.0とかは動画を見て頂いたほうがイメージが付きやすいかと思います。

個人的な感想としては、まず「これは買い」ですね。5.9インチというファブレット大好きな私としてはドストライクです。それとP9とiPhone7 Plusを使ってみて思うのは「HUAWEIのデュアルレンズカメラの圧勝」というぐらいカメラが素晴らしい点。もちろんiPhone7 Plusのポートレートモードはまだベータ版ですが、現時点でP9以下という点で、それを凌駕するMate9の第二世代版は、間違いなく凄いはずで、iPhone7 PlusがMate9を超えることは無さそうです。

この二点だけで私の中では「買い」確定しました。

ただ残念というか、勝手な期待がリーク情報で膨らみすぎたのか、5.9インチでホームボタン搭載なら最高だったなと。(これは好みですが) ポルシェデザイン版は価格が残念で、これが11万円ぐらいなら結構ありでしたね。あと、P9のようなカメラ部がブラックでツートンカラーというデザインが好きな私としては、ちょっと全体的にコンサバなイメージなのも残念な所。カメラ部も出っ張りはあるし・・・ただこれらは結局カバーを使用して使う事になるので、実際はあまりデメリットにならないでしょうね。

価格も80,000円と、フラッグシップスマホとしては高すぎず、買いやすい価格だと思います。グローバルで発売されますが、年内販売とのことなので、あと1-2ヶ月以内に手にできる可能性もありそうですね。

関連サイト

・HUAWEI公式ページ : HUAWEI Mate 9  / Mate 9 ポルシェデザイン

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