LGのフラッグシップスマホ『LG G5』はハイスペック変態スマホだった!

LGはMWC2016でフラッグシップスマホ「LG G5」を発表しました。

既報通り、バッテリーは取り外し可能でしたが、実はバッテリーだけでなく機能拡張もできる仕組みという予想以上の変態っぷりでした。

それでは発表会の模様に沿って、G5の機能などを見ていきましょう。

LG G5 Day

企画会議でどんなスマホを開発すべきかと話し合い。フルメタルボディとバッテリーが取り外せるほうがいいなぁという話に。だったらそれ作ろうぜと。

バッテリーはモジュールバッテリーで取り外し可能。

ディスプレイはAlways On(常時点灯)をサポート。日時や着信/メール有無などを常時表示させておくことができる。
Always On状態では、通常の電池消費の0.8%しか使いません。

カメラは広角をサポート。通常の16MPカメラの画角は78度。せいぜいこれぐらい。
LG G5は135度もあり、背景も含め広角で被写体全体を撮ることが可能。
スペック。スナドラ820,5.3インチQHD(2K解像度)ディスプレイ、RAM4GB、ストレージ32GB。microSDもサポートし、最大で2TBまで動作する。カメラは16MP、バッテリーは2800mAh。 カラーは4色展開。
USBはType-C、microSDスロットがある。Low Power Locationは、位置測位システムを低消費電力化したもの。41%も通常のものよりバッテリーセーブできる。また、クアルコムのQuick Charge3.0に対応し急速充電が可能。
変態=トランスフォームなのはここから。まずはCAM Plus。片手でカメラ撮影ができるモジュールを取り付ける事ができる。 バッテリー部を取り外して、 バッテリー自体も取り外し、
CAM Plusとバッテリーを合体させて、
LG G5に取り付ける。 CAM Plusにはジョグダイヤルやシャッターボタンが付いていて、片手でスマホを保持しつつ、コンデジのように撮影が可能。Hi-Fi Plusは、Bang & Olufsenとコラボ。専用にイヤホンとセットで高音質の音を聞くことが可能なモジュール。現時点ではこのようなモジュールが発売される。このように拡張性を高められるスマホはあまりないでしょう。

トランスフォームスマホは成功するか?

LG G5はご覧のように、バッテリーモジュールが取り外せ、そこに新たな拡張デバイスを取り付ける事で、よりユーザー好みのスマホに仕上げられるという、変態スマホ。

ただ逆に言えば、欲しい機能を詰め込められなかつたという事も言えるわけで、今後はその「拡張性」をどのように可能性として提案していけるかが鍵。

しかしこのように派手なトランスフォームがなくても、スマホとして充分な性能はあるので、「こんなことも出来ます」レベルになるでしょう。

こういう目立つ機能は日本のキャリアも採用しがちですので、日本でも見られるかも知れません。

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