【自腹レビュー】Xiaomi「Mi 11 Lite 5G」買ってみた~2万円で薄く軽くFelicaもハイパフォーマンスも詰め込んで「これでいいんだよ」を具現化した超コスパスマホ

Xiaomiが国内向けに販売しているミドルハイスマートフォン「Xiaomi Mi 11 Lite 5G」をOCNモバイルONEで自腹購入しました。

MNP等の割引を使えば2万円程度で入手できますが、在庫されれば瞬殺/売り切れになるのも分かるハイコスパさが最大の魅力です。薄い、軽い、ハイパフォーマンス、おサイフケータイとほぼ全部入りです。

Mi 11 Lite 5Gの特徴

Mi 11 Lite 5Gとの特徴はなんといってもハイパフォーマンスでありながら低価格という点に尽きます。

SoC(CPU)はSnapdragon780Gを採用。
スナドラ780GはAnTuTuベンチマークv8スコアは50万点越えと、割引適用とは言え2万円で買えるスマートフォンとしては驚異的なスコア。

ディスプレイは6.55インチのフルHD+解像度ですが、AMOLEDディスプレイでリフレッシュレートは90Hz。これも価格以上のスペック。

メモリは6GB、ストレージは128GB UFS2.2とこれも必要充分。microSDも使えます。

背面カメラは メインの 64MPを筆頭に、8MPは119度広角、5MPはテレマクロのトリプルカメラ。フロント側も20MPのパンチホールカメラを搭載しています。

バッテリーは4250mAhで33Wの急速充電が可能。

そして日本仕様という事でFelica/おサイフケータイ対応です。

3G/4G/5G対応周波数帯は以下の通りで、国内版なので4G LTEプラチナバンド対応はB8(SoftBank)、B18(au)、B19(docomo)と3キャリア対応。
5Gはミリ波には非対応ですが、n77(au/楽天/ソフトバンク)、n78(docomo/au)で対応しています。

5G:n1/3/5/7/8/20/28/38/40/41/66/77/78
LTE:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/26/28/32/38/40/41/66
3G:B1/2/4/5/6/8/19
そしてなんといっても低価格なのに本体の厚みが6.81mmとスマホ全体を見渡しても薄く、このスペックで159gと超軽量です。カラーは女性向けなイメージですが、軽いスマホを探しているなら男性でも断然使いやすいはずです。

主要スペック

Xiaomi Mi 11 Lite 5G
ディスプレイ 6.55インチ フルHD+(2400×1080)
AMOLEDディスプレイ
リフレッシュレート90Hz
SoC(CPU) Qualcomm Snapdragon 780G オクタコア2.4GHz
メモリ+ストレージ 6GB + 128GB
UFS2.2
OS MIUI12 (Android 11 )
カメラ ・バック
64MP
8MP
5MP
・フロント
20MP
バッテリー/充電 4250mAh /33W PD急速充電
WiFi/Bluetooth Wi-Fi 802.11 a/b/g/n
Bluetooth 5.2 / Felica
SIMスロット nano SIM x2
デュアルスタンバイ
microSD あり
対応周波数帯 5G:n1/3/5/7/8/20/28/38/40/41/66/77/78
4G LTE:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/
20/26/28/32/38/40/41/66
3G:B1/2/4/5/6/8/19
GSM:850/900/1,800/1,900MHz
サイズ 約160.5mm x 約75.7mm x 約6.81mm
重さ 159g
カラー トリュフブラック/ミントグリーン/シトラスイエロー
その他 ・USB Type-C
・側面指紋認証
・イヤホンジャック なし(Type-C変換)
・ステレオスピーカー
・IPX3防水
・おサイフケータイ(Felica)

 

同梱物

中身を見ていきましょう。

同梱物は、USB Type-Cケーブル、USB Type-C to イヤホンジャック変換ケーブル、USB充電器、マニュアルです。

マニュアルはそれほど読み込む事は少ないと思いますが、しっかりとした日本語。当たり前ですけど、私の場合輸入スマホ/ガジェットが多いのでそれだけで嬉しい。

USB 充電器はMax 11V-3Aの33W出力の急速充電器。

外観と使用感

それでは本体も見ていきましょう。

6.55インチAMOLEDディスプレイは発色も素晴らしくくっきりはっきり見えて美しいです。
左右と上ベゼルも細く、画面占有率が高いのが体感で分かります。
これで不満が出る方はほぼ居ないだろうなというぐらい満足感は高い。

このディスプレイは一般的なスマホの1.5倍となるリフレッシュレート90Hzで、デフォルトでは60Hzですが設定を変更すると、ゲームや動画視聴、画面スクロールなどは非常に滑らかです。

下部にはSIMスロットとUSB Type-C端子、スピーカーがある。イヤホンジャックはなく、有線イヤホンが使いたければ、添付のUSB Type-C端子toイヤホンジャック変換ケーブルを使うことになります。少しこれはもったいない仕様ですね。

SIMスロットは表裏で1枚ずつ格納するタイプで、裏面のSIM2側にはmicroSDカードも入れられます。ただ表裏にカードを載せると挿入時は結構大変で抑えながらそっと入れる必要があります。

右側面には電源兼指紋認証リーダー、ボリュームボタン。個人的にXiaomiの指紋認証リーダー+電源ボタンは凄く気に入っています。(他機種でも) 反応も良いいし、電源ボタンは少し凹んでいて、ボリュームボタンは凸になっているため、押し間違えがなく、手触りで「あ、ここが電源ね。指紋認証解除はここか」って感じ迷わず触れるのがいい。
画面内指紋認証リーダーよりも正直使いやすい。

上部には赤外線とマイク。家電等をコントロールできます。

左側には何も無し。

背面。購入したのはシトラスイエローで、とても綺麗です。

色合いも光の当たり方によって、より鮮明な黄色になったりするのが渋い。
すりガラスのような触り心地も気持ちいいです。

カメラはトリプルレンズで、64MP(f/1.79)と非常に高い画素数となっており、サブに8MP (f/2.2 119度超広角)、
5MP (f/2.4 テレマクロ)という構成。カメラの実力は後ほど。

カメラの横にFelicaマーク。比較的使いやすい位置だと思います。

また重量は159gで厚みも6.81mmと数字的な感覚同様に薄く軽い。この軽さと薄さは圧倒的で、私の妻がこれを手に取り「これいいねぇー。次これにしたい!」と直感的に言うほど。いま196gのGalaxy Note10+を使っているので、やはり女性にはこの軽さは体感的にも「これだ!」と感じやすいのでしょうね。結果、ちゃんと妻のスマホとして奪われてしまいました。

アプリケーション

プリインストールアプリケーション以下のとおり。

ゲームなども含め、結構インストールアプリは多いですが、要らないものは削除可能です。

ベンチマーク

SoC(CPU)にSnapdragon780Gを搭載しているMi11 Lite 5GをAnTuTuベンチマーク(V9 beta)で試してみました。
AnTuTuは現在Google Playストアから削除されていますので、Antutu公式からapkをダウンロードしています。

AnTuTuベンチマークのスコアは約50万点。

定価4万で実質2万円程度という価格で買える事を考えると、充分なほどにハイスコアと言えるでしょう。

当然ですが普通に使うに際してもっさり感はなくキビキビで言う事はありません。
いつも言っていますが、アプリではカメラ、Chromeでのネット閲覧、YouTubeは快適そのもの。最近はまっているウマ娘も快適にプレイ出来ています。

ゲームは私はプレイしませんがバンドリ、デレステ等音ゲーが厳しいという話も聞きますので、これらをプレイされる方は要注意です。

おサイフケータイ

私個人的にはQRコード決済が主体で、Felicaは使わないのですが、(Mi11Lite5Gの今のユーザーである)妻は「もう以前からずっとおサイフケータイだから、こっちのほうが楽なんだよね」と、やっぱりおサイフケータイ搭載機が一番良いらしい。

で、Mi11 Lite 5Gはというと、Galaxy Note10+からの移行ですが、普通に違和感無く、そして問題無く使えると喜んでいます。特別凄い事もないが過不足使えてます。

カメラは秀逸

トリプルカメラを使って撮影してみました。

以下は作例です。(クリックすると大きく見ることができます。容量が大きいのでモバイルの方はご注意を。)

撮影モードはAIにしています。

上部は風景。快晴の中に雲がある絶好のスマホカメラテストデーでしたが、まず空が白飛びせずにしっかり雲の形が撮れてます。明暗がくっきりしていてメリハリのある写真が撮れています。

真ん中左は神田明神。若干白みはでていますが、ノイズの少ない写真になっています。
右側はラーメン。AIで食べ物と判定して胡麻やネギまで輪郭がぼけずに美しく撮れていますね。

下段左はマクロ。本来三脚で撮るべきものですが、手持ちで撮ったのでこちらは少しボケがありますね。ただ色の再現性は良いです。
最後の下段右はポートレート写真。背景のボケ具合も自然で美しい写真が撮れています。私のメイン機のGalaxy Note20 Ultraと比較しても遜色ないレベルにあり、文句のつけようがありません。

しかし、このカメラ画質で2万円とは、正直恐れ入りました。

レビューまとめ

2021年前半において、最高のコスパを誇るスマホだと思います。

ゲーム(一部除き)もカメラも快適に使え、159gと超軽量で薄型で、これでMNP乗り換え等のキャンペーン使えば2万円。ローエンドからミドルロー機を買うのがバカらしくなるほどの差を感じます。

ミドルハイレベルの性能で、あらゆるものがそこそこできて、価格が安い。おサイフケータイが手放せない方にも満足できますし。
多くの人が「こういうので良いんだよ」と待ち望んでいた絶妙のバランスがMi11 Lite 5Gにはあります。

妻が既にメイン機として使ってますが、難点は「女性向きのケースの選択肢がない」点ぐらい。
あとはイヤホンジャックが無い点。

それさえ許容できれば、そしてゲームに執着しなければ、誰にとってもオススメできるスマホです。

価格

SIMフリーでは約4万円強という価格。
但し可能であればMVNOで契約すると、約2万円程度の値引きが得られます。
IIJmioやOCNモバイルONE、BIGLOBEモバイルなどがそうで、次期によってMNP乗り換えキャンペーンで割引されたり、新規でも割引されます。

3つのMVNOの価格をまとめました。

新規 MNP
IIJmio ¥38,000 ¥19,980
OCNモバイルONE ¥33,591 ¥20,591
BIGLOBEモバイル \41,448(2万Gポイントバックで実質21,448円)

最新の価格/在庫情報は詳しくはこちらの記事にまとめていますので、ご確認ください。

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私はOCNモバイルONEで購入しました。

Xiaomi Mi11 Lite 5Gは爆発的人気となっていて、入荷→売り切れを繰り返していますが、週に何度も入荷しているので、売り切れでも諦めずチェックすると良いです。感覚的にはOCNモバイルONEが一番入荷量が多いように感じています。

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関連リンク

・Xiaomi公式サイト : Mi11 Lite 5G
OCNモバイルONEキャンペーン
BIGLOBEモバイル SIM/スマホ
IIJmio

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