Google nexus6が来てからはや1-2ヶ月。
使っていていろいろと見えてきた不満点をまとめてみました。
もちろん対策取って改善している点もあるので、いまは「ダメ!」ってほどじゃない所もありますけどね。
充電/お知らせLEDが光らない
昨今のスマホでこのLEDが光らないというのはあり得ない仕様なのですが、nexus6は光りません。
『LEDは存在する』にも関わらずです。
nexus6の充電/お知らせLEDはなぜかデフォルトで点灯させない仕様です。
デフォルトと書くと設定やアプリで光らせられると思いがちですが、普通では出来ません。
LED自体は、上部スピーカーに隠れていて、このような感じで本来光ります。
しかし、光らせるためには「root取得」+「Light Flow」というアプリの導入が必要です。
正直面倒なのでまだやっていませんが、nexus6のroot取得は比較的簡単なようですので、今度時間見つけてやってみようと思います。
(root取得はあくまで自己責任で)
ただLight Flowにも問題があって、これを導入しても「LEDは点灯しっぱなし」になるという点です。
当たり前ですがバッテリー消費が激しくなるのでこれでは使えません。
Light Flowでは設定上点滅時間を設定できたりしますが、それが有効にならないのはnexus6の問題なのかもしれません。
おそらくこのバグが原因でGoogleはLEDをOFFにして出荷しているのではないかと。
Googleは公式に「nexus6のLEDは今後もUpdateで有効にしたりはしない」と言っているそうなので、致命的なバグかも知れません。
WiFi→LTEの切り替えが遅い
自宅でWiFi環境、外ではLTEというのは当たり前ですが、nexus6はこのwifiからLTEへの切り替えが異様に遅い。
自宅を出てマンションを出て、歩き出して・・・・3分程度経過している段階でもLTE/3Gの電波を掴まず、ずっと探索状態(電波アイコンがぐるぐる回っている)な事が多々あります。
いや、、、、ありました。いまは改善しました。
これ、どうも原因は、格安SIM:MVNOに多数対応する為に、APN設定をモリモリっと入れすぎてねのが原因だとか。
wifi圏外になった際に、APN設定を上から順番にチェックしていって、有効なAPN設定に当たるまで一つ一つ確認しているようで・・・おバカですねぇ。
対策は簡単で、全部ソートしているなら一つにしてしまえという事です。
自分のMVNOのAPN設定だけを残し、後は全削除してください。(デフォルトで入っているAPN情報は後で復活できます。)
これで解決。ふつーに快適に使えます。
しかしこんな簡単な解決策に対策がとれないGoogle(というかMotorola)は、たいしたことがないのかもしれませんね。
ダブルタップでスリープ解除ができない
Android5.0では、公式に「ダブルタップでスリープ解除」がサポートされています。
しかしnexus6では、お膝元の端末であるにも関わらず、ダブルタップでスリープ解除が使えなくなっています。
これを解決するにはまた「root取得」です。
root取得後に『Double Tap to Wake Enabler』というアプリを入れると解決しますが、敷居が高いので現時点では断念。
実際にはアンビエントセンサーがあり、端末を持ち上げるだけでスリープ解除に近い動作をするので、解決していると言えばしている。
ただ、便利な機能があるなら使わせて欲しいというのは、先のLEDにしてもこのダブルタップにしても同様で、なぜわざわざ使わせないようにしているのかが謎な端末です。
不満点まとめ
主に機能面で3点だけ不満があり、LED,WiFi→LTE切り替え,ダブルタップと紹介しましたが、実はこれ以外はほぼ無いのです。
とっても秀逸。
この3つも、LEDとダブルタップに関しては、アンビエントセンサーにより「持ち上げただけでスリープ解除画面」が出るので、あまり不便には思わない。
「LINEやメールが入っているかなー」というレベルでLEDがあれば便利なんですが、持ち上げればわかるし、普段手に持っていればLEDを視認するよりアンビエントセンサーのほうが早く反応して画面表示しているので、それほど不満でもなかったりします。
でも機能としては持っているのに、製品版として機能を盛り込めなかったり、問題を解決できなかったというレベルだと、「ちょっとそれはどうなのよ」という目になってしまいます。あればより便利になったという程度の機能とは言え、後からでも良いですしアップデートやアプリで解決できるようにして欲しいですね。
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