Everbuying様にご提供頂いて、8インチでWUXGAの解像度を持つメタルボディタブレット『Onda V80 Plus』のレビューをしていますが、今回は3回目です。今回で最終回です。
前回までの記事はこちら
・【実機レビュー#1】8インチ+WUXGA+デュアルOS+メタルボディ『Onda V80 Plus』レビュー! 開梱の儀編
・【実機レビュー#2】8インチ+WUXGA+デュアルOS+メタルボディ『Onda V80 Plus』レビュー! 外観チェック編
今回は、【 ベンチマークとか気になる点編】という事で、その名の通りベンチマークを走らせてみたり、ストレージ配分の確認、あとちょっと気になる点をなどをまとめてみました。
ベンチマークしてみた
とりあえず実力の目安となるベンチマークを走らせたくなりますね。一番分かりやすいAnTuTuベンチマークを走らせてみました。
結果は・・・57,079。Cherry Trail Atomだとだいたい6万ぐらいのはずですが、少し及ばない。
AndroidとWindows10でのストレージ配分は?
ストレージはたったの32GBしかないのですが、デュアルOSの為、少ないストレージをAndroidとWin10で振り分けることになります。
そこでどの程度のストレージ配分か調べて見ました。
まずはAndroid。5.81GBの割り当てに対して、3.95GBの空きですね。
19.4GBの割り当てに対して、5.92GBがフリー・・・いやはやカツカツです。
32GBという限られたストレージなのでやむを得ないですが、Windows/Android共に、アプリケーションをインストールする際は、可能な限りMicroSDにするようにしないと厳しいですね。Win10ではMicroSDをHDDの様にマウントする事もできますので、そうしてSD側にアプリケーションをできるだけインストールしていくしかないでしょう。
気になる部分
ストレージもかなり厳しいのですが、もうちょっと気になった部分は画面の浮き。
最近はCHUWI HiBook Pro、Onda V80 SEなどが、OGSディスプレイというのを採用しはじめ、これらは「隙間」を無くして、美しいディスプレイに仕上げています。こういった時代の変化を見てしまうと、すこし旧式に見えてしまうところはあります。
まとめ: ライバルX80 Powerと悩むぐらいの出来
8インチWUXGA解像度のタブレットで、メタルボディのものというと、TECLAST X80 Powerがあり、価格的にも1万円前後でOnda V80 Plusは実質的に直接のライバルになってきます。
私の中では、X80 Powerのほうが質感は高めかな。本体は薄いし、シルバーのメタルボディはなかなか精悍。V80 Plusは発色の良い液晶はX80 Powerに完勝してますが、ゴールド(ピンクゴールドかシャンパンゴールドに近い)とホワイトの筐体は、X80 Powerと比べると男性が使ってかっこいいのかちょっと微妙な気もします。中国人はこのカラーを非常にお気に入りのようで、スマホとかのカラーでも見かけますが、Appleのようなセンスを身につけないとなかなか使うのが難しいカラーじゃないかなと思います。
しかし、1端末としてみれば1万円そこそこで充分な質感はありますし、動作もまずまず軽快で、「デュアルOSタブレットを1万円ぐらの予算で使ってみたい」という方には、かなり有力な選択肢になるでしょう。メタルボディタブレットは「もうプラスチック筐体のタブレットに戻れない」というぐらい質感が段違いですから、興味がある方は是非お試し下さい。
Onda V80 Plusの価格と購入方法
このOnda V80 Plusは、Everbuyingで100.17ドルという低価格で発売しています。※価格は記事作成時点
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・Everbuying販売ページ : Onda V80 Plus Tablet
Everbuyingでの購入方法などは、下記記事に取り纏めていますので、参考にしてください。
・Everbuyingの買い方ガイド :中国のガジェット通販サイト『Everbuying』で安く中華デバイスを買ってみよう