『Onda V891w CH』のレビュー2回目です。
前回の記事はこちら
前回記事: 【実機レビュー#1】8.9インチでWUXGAのデュアルOSタブレット『Onda V891w CH』~開梱編
今回は、【外観と基本機能チェック編】という事で、筐体周りをぐるりとチェックしていきたいと思います。
外観チェック
ここからは外観をチェックしていきます。
まずタブレット正面。縦画面にしてみた場合、下側にWindowsタッチボタン、上部にカメラが配置される一般的なWindowsタブレットの構成。
下側面。ここにはMicroUSB端子があります。
充電LEDもここにあり、充電中は赤く点灯します。
右側面。左からMicroSDスロット、ボリュームボタン、電源ボタンという配置。MicroSDスロットはカバーが付いています。中華タブレットでは非常に珍しい。 ボリューム/電源ボタンはプラスチックで、側面/背面と同色。ただボタン自体のクリック感はしっかりあり、押しやすさはいいです。ただ縦画面で持つと、電源ボタンは右上の隅になるため、届きづらい。(起動中はあまり使わないからいいのですが)
左側面。こちらには何もありません。
上部。左からイヤホンジャックと、スピーカーがここにあります。シングルスピーカーが上部にあるというのは非常に珍しい。ま、動画を見る際は横画面が多いと思いますし、その場合は配置は特に問題にならないかと思う。シングルスピーカーの音質自体は、、、、ま、この価格(1.2万円前後)だし余り期待しないでください。一応YouTube見ている限りは普通ですが、クラシックやミュージックビデオなんかを見ていると、やっぱり迫力という面では物足りないです。
背面。機能的には2MPのカメラがある以外は特に何があるという訳ではありません。背面はホワイトですが、貝殻のような線が入っていて、ホールド感はあります。ただどうしてもプラスチックなので安っぽさはあります。 その分軽量にできるメリットもあるし、そもそも価格が1.2万円前後なわけですから、この価格で高級感を求めるのは酷ですね。
Onda V891w CHは軽い?
重量測ってみました。スペック上では398gですが、実際はどうでしょうか?
実重量は・・・425g! ちょっとサバ読んでますね。どうしても400g以下をアピールしたかったのかな?
あと28g軽かったらもっと印象は違うのかも知れないけど、実際は、このように片手で持っても、あまり重いとは感じません。
日本語ロケールはあるか?
Windows10+Android5.1のデュアルOSのOnda V891w CH。Windows10はマルチランゲージなので、後から日本語パックをインストールすればOKですが、Android側は気になる所です。と言う事でチェック。
デフォルト言語は英語だったので、「Setting」⇒「language & Input」から日本語を探すと一番下にありました。 そんなわけで日本語化は簡単です。
OSの切り替え方法は?
デュアルOSですが、その切り替え方法は?と気になる方もいると思います。
方法はいくつかあり、だいたいのデュアルOSタブレットは全て同じ方法な事が多いです。つまり、Onda V891w CHは一般的なデュアルOS中華タブレットって事。
切り替え方法の一つ目。電源が切れている時に普通に起動すると、OS選択画面になるので、ここで切り替えられるのが一つ。
もう一つが、Androidを起動している場合は、通知バーにOS切り替えボタンがあります。(通知バーは画面上からするっとスワイプすると出てくるメニュー)
Windows10の場合は・・・タスクバーにDual OS スイッチャーというアプリのショートカットがあるので、そこから切り替えル事もできます。
本体ストレージの空きは?
32GBのストレージ容量があるOnda V891w CH。Androidだけであれば、32GBは余裕ですが、この機種はデュアルOSなので、2つのOSにどのようにストレージが割り振られているかは気になる所です。特にWindowsの場合は、Office等のアプリケーションを入れるとなると、一つ一つが大きい場合がありますしね。
と言う事で確認しました。
Windows10のCドライブ割り当て。16.4GBが割り当てられていますが、空き容量は2.87GBしかありません。大きい容量のアプリのインストールとかちょっと難しい。とりあえずはMicroSDに待避できるものは逃がしていくしかないですね。
Android5.1の割り当て。8.24GBがAndroidに割り当てられた領域で、空き容量が7.31GBです。
Androidの場合、それほど大きい容量のアプリはありませんが、充分とは言えない容量です。こちらもWindows10と同様、できる限りMicroSDを活用するしかありません。
レビューは【第3回 実機レビュー ベンチマークや電子書籍の使い勝手は?編】に続きます
販売サイトの紹介
このOnda V891w CHは、Everbuyingで約115ドル(12,000円~13,000円ぐらい)という低価格で発売しています。
価格はクーポンやセール等で変わってきますが、性能を考えればこの価格でも充分安いですよ。
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