PlayStation4の爆音対策もお陰様で当ブログでは人気記事です。
以前の記事
・爆音PS4を静音化してみた
・[PS4爆音対策]うるさいPS4に排熱ファン設置完結編
そんな私のPS4爆音対策は完結したかに思えたのですが、思わぬ所で「見直し」を迫られる事になりました。
実は妻がテレビラックを掃除した際に、PS4本体を「グン!」と引っ張ったらしく、その際にファンケーブルが無情にも引っ張られ、なんとファンを破壊。ケーブルは断線し、ファンもプラスチックから取れてしまうという事態に。
まぁーそもそも、ノートパソコン用のUSB冷却ファンを流用していたので仕方ないのですが、あまりの華奢さにちょっと呆れてしまいました。
とは言いつつもこのまま放置もできないので、対策として次はしっかりと恒久的なAVラック冷却装置を装着する事にしました。
ファンガード付2連ファンとUSBファンコントローラーを投入
以前のファンは、ノートパソコン用の冷却ファンでファンガードが付いてなかったので、今回はファンガード付きのものを買いました。
これね。
TIMELY 2連USBファン BIGFAN80U for Men Stereo BIGFAN80U-STEREO
AVラック内は樹海のようにケーブルがもさもさしているので、たまにケーブル端がファンに接触して「カラカラ」と異音がするのです。
こういうファンガードが付いていれば、接触をほぼ程度抑止できますからね。
ガード無しを買っても良いのですが、ガードだけでも数百円とかするときもありますし、いろいろ考えるとUSB2連ファンで、ガード付きで1,400円程度というのは安い。
また、これも買いました。(既に上のファンの写真と一緒に写ってますが・・・)
TIMELY BIGFANシリーズ用スイッチ [強風/弱風/OFF 切替] FANCON-Switch
なぜか?
それはTIMELYのBIGFANは「爆音」だからです。
PS4の静音化の為にファンを導入するのに、そのファンが爆音では意味がありません。
私の目指すところは、
・PS4ゲーム中にファン音を気にせずプレイ出来ること
・夜中にリビングのPS4を起動させてリモートプレイしてもうるさくないこと
です。
プレイ中はPS4ゲームの音声とファン音は相殺されるのですが、リモートプレイ中=TVを付けていないときでも静音化したいのです。
我が家はリビングの隣の寝室では妻と娘が寝てます。
TVを消した状態であってもリビングで寝ている人が気になる事があっては、家族持ちでPS4ゲーマーは成り立ちません(汗)。ま、私はゲーマーというほどでは無いのですがね。
話は戻りまして、BIGFANの爆音を抑えるアイテムが同じTIMELYから発売されていて、しかもそのBIGFAN用という足下を見透かされているかのような製品ですが、ざっと見たところこれしかどんぴしゃなものは無かったので買いました。
テスト的に繋げてみましたが、ノーマル状態だと確かに爆音。
うるさい扇風機みたいです。
しかしコントローラーで「弱」にすると・・・静音。素晴らしい。
ファンを設置する
まずは準備。
設置に必要なもの
・ファン固定用 4mm x 40mm タッピングビス
・プラスドライバー
※できれば電動ドライバー
・懐中電灯
以上です。
ビスは木製ラックに留められればなんでもいいけど、40mmの長さは最低でも必要です。
40mmでこれくらいのでっぱり。1cm弱くらいは出るので固定ネジ止めできます。
私は面倒なので、ファンガードのネジを表と裏で2カ所ずつ外し、そこに固定用ビス入れます。もちろん丁寧に4カ所留めてもOKです。私は面倒なだけ。まぁAVラック内に留めるだけなら、普段から触る部分でも無いし2カ所しっかり留まっていれば問題ないでしょう。
ドライバーはできれば電動がベストです。
狭いAVラック内で、ビスをネジ止めするのはかなり大変ですから、電動ドライバーで一気に留めるほうが楽ちんです。
準備が整ったら設置していきます。
事前に穴を開ける(必要な方は)
まず本来であれば排熱用の穴を設ける必要があります。
自分の場合は以前既に穴開けは完了してますので今回はスキップできました。
もしこれからやるという方はこちらの記事を参考にしてください。
AVラック後方に排熱せず、前方に風を送って排熱したい場合は必要ありません。
ただ個人的にエアフローとしては、PS4排熱ファンに向かってファンを吹き付けるような設置はあまりよろしくない気がします。まぁ効果があればそれでいいんでしょうけど。
ファンをネジ止めする
私の場合は、AVラック内の熱気をラック後方に開けた穴から排出するので、ファンの向きは吸気側を手前にして設置します。ここ間違えないように。
一度動作確認して、どちら側から空気を吸って出すのか確認してから設置してくださいね。
あとは狭いAVラックに手を突っ込んでネジ止めするだけ。
仮置きしてだいたいの位置を掴んで起きましょう。
またUSBケーブルの向きも無理が掛からない位置にしておくように。ファンを下にピッタリ付ける場合はケーブルは横から出せるように向きを変えるなど配慮しておくと良いですよ。
自分の場合は横から出してます。
あとは電動ドライバーで一気にネジ止めし、こんな感じで設置完了。
今回は電動ドライバーも使えたので、設置はわずか10分くらいで終了。
USBファンコントローラーを繋げる
完成。
やはりAVラック内はファンガードがあると安心して使えます。
静音化成功
実際動作させてみました。
アサシンクリードユニティを2時間ほどプレイしましたが、リビングでPS4をプレイしている限り、全く気にならない。
TVを切ってファン音だけ聞いてみると、「さーーーー」という音はします。
これくらいは許容範囲で、妻にも寝室で聞いてもらいましたが、「よーーく聞こうとすれば聞こえる程度。OK」と効果についても承認頂けました。ほっ。
PS4も第二世代以降はある程度静音化しているとの話ですが、さすがにAVラックは閉ざされた空間であり、PS4本体の問題ではなく、PS4の熱気がラック内に残ると、PS4が冷却できなくなる為で、高温下での使用はパーツの寿命も短命になりますので、排熱ファンの設置は必須となると思います。(私は初代PS4なので余計に必要ですが)
そもそもラック内にPS4置くなという意見もあると思いますが、家庭事情としてそれが許さない事も多々あるのです。
しかし費用も2000円程度しかかかっていませんし、この程度で静音化できるなら、多少労働とDYIは伴いますが、やってみる価値は大いにありますよ。
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