楽天モバイルは、「最強プラン」を発表しました。
auローミングエリア拡大とau回線も使い放題無制限となったことで、本当に「最強」と言っても良いプランとなります。この最強プランは2023年6月1日より。
既存契約者は自動的に2023年6月1日から切り替えられます。
最強プラン
以前は、楽天エリアから外れた場合はauローミングと言ってau回線に切り替わりましたが、楽天モバイル回線がデータ無制限なのに対して、au回線はデータ 5GBが最大でした(超過後は1Mbps)。このため電波が届きづらい地域だと楽天モバイルは使いづらい為敬遠されてきました。
しかし今回の最強プランでは「au回線も使い放題」と太っ腹な仕様となり、更にauローミングエリアも拡大したことで人口カバー率99.9%と、ソフトバンク等とほぼ遜色無いカバー率となり、電波が届かないなどの事態は少なくなるはずです。
かといって料金プランが高くなることはなく、基本的には以前の「Rakuten UN-LIMIT VII」の料金プランのままです。
使わなければ980円、20GBまでは1980円、それ以上は無制限で2980円(税込み3278円)です。
auのpovo、ソフトバンクのLINEMO、docomoのahamoは20GB/2980円というプランですが、それ以上となるとやや割高です。しかし楽天モバイルであれば、au回線も含めてデータ無制限なので、PCにテザリング接続してるという方も、ポケットWiFi等のようなものを使う必要が無くなります。
懸念事項はスピード
問題は回線スピードで、「公平なサービスのため、速度制限の場合あり。環境により速度低下の場合もあり」と書かれています。auと契約しているユーザーよりは遅いでしょうが、せめてUQモバイル/povoと同等レベルであれば使い物になります。ただそうなるとUQ/povoを潰す事になる可能性もあるため、auが絞ったり、または楽天モバイル自体そもそも大赤字の為、安い契約をして「無制限だけど遅い」というローミング契約をしているのかもしれないという疑念がある点でしょう。それだと「最強」とは言えないし6月1日にネガキャンとなる事は必至の為、そうならない可能性も高くあると思いますが、どちらに転ぶのか楽しみでもあります。