オーディオブランドのSOUNDPEATSから発売された完全ワイヤレスイヤホン「SOUNDPEATS Mini Pro HS」を使って見ました。
わずか6gの小型イヤホンですが、Hi-Res認証、LDAC対応、最大40dBのノイズをカットするANC:アクティブノイズキャンセリング搭載した完全ワイヤレスイヤホンです。
主な特徴
SoundPEATS Mini Pro HSは片耳6gと1日中着けてられるほどの軽量なワイヤレスイヤホン。
既に発売されている「Mini Pro」をアップグレードし、LDACコーデックとハイレゾに対応。
LDACコーデックは、一般的なSBCコーデックの3倍の情報量がある為、96KHz/24bitの高音質伝送ができ、より細やかでクリアなサウンドを堪能できます。
更に最大40dBのANC=アクティブノイズキャンセリングを搭載し、電車や飛行機の中でも音楽だけを楽しめる。
音に関してもバイオセルロース製の振動板を採用し、また10mmのドライバーユニットを搭載し中低域に厚みを持たせています。
その他専用アプリを使う事で、ANCのオンオフや外音取り込み、イコライザー調整も可能。
連続使用時間としてはイヤホン単体で8時間、ケース併用で28時間使うことができます。
*SoundPEATS様からお借りしての先行レビューです。
開梱と外観
同梱品はマニュアル、USB Type-Cケーブル、イヤホンケース、イヤーピースとなっています。
マニュアルは図解入りで分かりやすく書かれています。
ケースは約6cmほどと一般的なサイズ。ケース自体は自立しないので、寝かせておくような形になりますね。
ケース背面には充電用USB Type-C端子。
使用感
Mini Pro HSイヤホンはインナーイヤー型でしっかりと耳に押し込んで使うタイプとなります。
イヤホン本体は小型で、耳に入れると耳の中にピタッと収まる。うどん型のようにはみ出さないタイプで、うっかり手が当たって落ちるというリスクも軽減できます。
イヤーピースを自分にあったサイズにしておけば、走ったりしてみましたがそう簡単には落ちません。それぐらいがっちりハマります。装着感も片耳6gの軽さが体感できます。最初はぐっと入れ込まないとダメなのかなと思いましたが、意外とピタッとはまり、圧迫感もなく使えます。
表面のSマークの部分がタッチセンサーとなっていて、右を1回タップで音量アップ、左はタップで音量ダウン、左右どちらか2タップで一時停止や受電というように、予め割り当てた機能を使える。アプリで変えられるイヤホンもありますが、このMini Pro HSはできませんでした。
このSマークのタッチセンサーを6秒長押しするとペアリングモードになるので、普段は自分のスマホ、仕事中はPCで聴くなど、ライフスタイルによって切り替えて使う事もできます。
音はデフォルトの状態で、低音と高音がしっかりとしていると感じます。いわゆるドンシャリ系のインパクト強い音です。後述するノイズキャンセリングの機能もあり、音楽はとても集中して聴けます。
アプリでイコライザー調整が可能なので、少し弱いと感じる中域を改善させることもできるので、音に関しては自分好みに調整ができるのは有り難い。
アクティブノイズキャンセリング
最大40dBと強力なアクティブノイズキャンセリング=ANCを使ってみました。
電車や車の中で使ってみましたが、ANC=Onでは外音がほとんど入ってこない。交通量の多い道路脇に車を停めて窓を開けても外音はうっすらしか聞こえず、音楽に集中できますね。電車のアナウンスも注意深く聞けば「なんか言ってるな」と認識出来るレベルで、かなり強力。
モードもANC=On、通常モード、外音取り込みモードと切り替えられるので、状況に合わせて使い分ければより快適に使えます。
また風邪切り音軽減機能もあるのでジョギングで使ってみました。完全に無くなるわけではないものの、私が普段使っている完全ワイヤレスイヤホンよりは軽減されるのでかなり有効です。
アプリは絶対使った方が良い
アプリがなくても使えますが、SoundPEATSアプリをインストールしておくと、以下のようにノイズキャンセリング、外部音取り込み、イコライザーコントロールできるようになります。
イコライザー調整も可能で、プリセットされているものの中から選択も可能ですし、自分なりのカスタマイズもできます。
イヤホンの特性をチューニングできるので、映画は低音重視とか、アニメは少しポップにするとかも自在なので、自分好みに変えられる。
最近はどのイヤホンメーカーもこうしたカスタマイズが可能なアプリを出していますが、これらは確実に便利です。
まとめ:価格以上の満足感
SOUNDPEATS Mini Pro HSは、定価は7980円。但しクーポン/セール等で5000円台まで下がります。
この価格で考えると、強力なノイキャン、軽量な着け心地、アプリでイコライザー調整して自在に好きな音域に変更可能な点など、トータルではお値段以上。
タッチコントロールがアプリで変更できないのは僅かにマイナスですが、この価格を考えれば無理もないところ。
重厚な低音、クリアな高音を体感でき、バッテリーも単体で8時間使える持ちの良さもあり、全体的に優秀なイヤホンです。
価格
期限: 2022/11/24 23:59