低価格な製品を提供する中国のPCブランド”T-Bao”から新世代となる「Intel N」シリーズ(AlderLake世代-N)のIntel N100を搭載したミニPC『T-BAO MN100 』が発売されました。
T-Bao MN100 の特徴
T-BaoはミニPC界において、パフォーマンスと価格のバランスにおいて非常にハイコスパなラインナップを提供するメーカー。このMN100は、Celeron/Pentiumといった低価格帯ラインナップを一新したIntelの新しいCPUであるAlder Lake(13世代)のIntel N100を搭載します。
Intel N100は 4コア4スレッド Max 3.4GHzのCPU。このN100はJasperLake世代のIntel Celeron N5105と比較して39%、GPU性能が15%のパフォーマンスアップを謳っています。
T-baoから細かい情報は無いのですが、他製品情報を見ると、N100の性能はGeekbench5ベンチマークで、シングルコアで約1000弱、マルチコアのスコアが2500程度となっています。
このGeekbenck5のスコアは、概ね8世代のCore i3、Ryzen3 3200Gあたりと同等で、Celeron/Pentiumの後継ではあるもの、かなりCeleron時代からはパワーアップしています。
メモリ+ストレージ構成は2つで、8GB RAM+256GB SSD、8GB RAM +512GB SSD。
但しメモリはオンボードとなっていて増設/交換は不可。当然デュアルチャネルは不可です。
(メモリ1つのみはIntel N100のスペック上の制約)
ストレージはPCIe で2TBまで、RAMは最大32GBまで換装可能です。
また SATAスロットが別途あり、2.5インチのHDD/SSDの増設も可能。
拡張ポート類も豊富です。但しUSBポートは多いものの、3.0が1つだけと最近のPCとしてはやや寂しい。
- RJ45 LAN イーサーネット(有線LAN) x2
- USB 3.0 x1
- USB 2.0 x3
- HDMI2.0 x1
- DP x1
- microSD
- 3.5mmイヤホンジャック/マイク
全体としてパフォーマンスアップしている点が以前のCeleron時代のPCと大きく違う点でここは大きなメリット。
反面メモリが1枚のみ(しかもオンボードの模様)のため、交換も不可という点がやや難点。
価格は最安構成で200ドル台前半で2.9万円程度です。
クーポンやセール等で最安構成なら2万円台半ばも狙えるはず。
ただ普通にCeleron時代から性能が約40%アップして、Win11がプリインストールされたミニPCが2万円台は正直破格です。
価格
Banggoodでの価格は8GB+256GB版で2.9万円程度です。
但し8GB+512GB版も3.2万円ほどと3000円程度の差。2.5インチSSDが増設出来るとは言え、マスタードライブが大きくなるのは何かと使い勝手が良いので、私なら512GB版が欲しい所です。
更にクーポンがあり、8GB+256GB版は173.99ドルと46ドルオフ。
日本円だと6253円オフで24064円で購入可能です。
クーポンコード: BGJPf609
主要スペック
製品名 | T-BAO MN100 |
ディスプレイ | – |
CPU | Intel Alder Lake N100 4コア 4スレッド Max 3.4GHz |
メモリ | DDR4 8GB |
ストレージ容量 | 256GB M.2 2280 PCIe(NVMe) SSD
SATA 2.5インチ SSD/HDD増設可 |
OS | Windows11 |
カメラ | – |
ネットワーク | IEEE 802.11a/b/g/n/ac Bluetooth 4.2 |
インターフェース | RJ45 LAN イーサーネット(有線LAN) x2 USB 3.0 x1 USB 2.0 x3 HDMI2.0 x1 DP x1 microSD 3.5mmイヤホンジャック/マイク |
バッテリー/急速充電 | – |
重量 | – |
サイズ | 124.5mm*112mm*43.8mm |
関連ページ
・Banggoodでの買い物の仕方 : Banggoodで買って輸入してみよう~買った商品が届くまで