プロジェクターブランドのXGIMIから、ホームプロジェクターの常識を塗り替える新ラインナップ「HORIZON 20」シリーズが登場しました。
今回はその中から中核となる「HORIZON 20 Pro」のレビューします。

輝度は4100 ISOルーメンと、従来モデルを圧倒。これまでプロジェクターの弱点とされてきた「明るいリビングでの視聴」でも快適で、Harman/Kardon製の12Wデュアルスピーカーも搭載され、自宅に映画館レベルが堪能できるプロジェクターです。
XGIMI HORIZON 20 Proの主な特徴
XGIMI HORIZON 20 Proは、HORIZON 20シリーズの中核を成すスタンダードモデルです。

最大の特徴は、4100 ISOルーメンという高い輝度と、RGB3色レーザー光源を採用です。これにより、日中のリビングでも鮮明な映像を映し出す事ができ、「プロジェクターは暗くして見るもの」という常識から離れ、日常的に使うことができます。
解像度は4K (3840×2160)に対応し、色域はBT.2020 110%、コントラスト比20,000:1と高い映像品質を誇ります。

また、光学ズームに加え、レンズシフト機能(垂直±120%/水平±45%)を搭載。これにより設置の自由度が劇的に向上。
ゲーム性能も強力で、1080P@240Hzで1msの超低遅延を実現。Harman/Kardon製の12Wデュアルスピーカー、Wi-Fi 6、USB 3.0ポートも搭載しています。
以下XGIMI HORIZON20シリーズの比較です。HORIZON 20 Proはスタンダードと呼ばれていますが価格的には30万円前後となっています。
| エントリーモデル | スタンダードモデル |
ハイエンドモデル
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| 製品名 | XGIMI HORIZON 20 | XGIMI HORIZON 20 Pro |
XGIMI HORIZON 20 Max
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| 販売価格 | 288,900 | 349,900 | 450,900 |
| 輝度 | 3200 ISOルーメン | 4100 ISOルーメン |
5700 ISOルーメン
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| 製品重量 | 4.8 kg | 4.9 kg | 5.4 kg |
| 電源 | AC100-240V、50/60Hz | AC100-240V、50/60HzAC180-265V、50/60Hz |
AC100-240V、50/60Hz
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| 消費電力 | ≤180W | ≤230W | ≤280W |
*XGIMI様にお借りしてのレビューです。
外観

箱かにら出すと、発泡スチロール製のキャリングケースになっています。これなら持ち歩く際も安心。

同梱物はHORIZON 20 Pro本体、ACアダプタ、リモコン、電池、マニュアルとなっています。

外観は高級感があり12W x2機 のharman/kardonスピーカーがどんと内蔵されているのが分かります。
最下部にACアダプタの接続口があります。
背面には、光入力、USBx2,HDMI x2となっています。HDMIの1つはeARCにも対応しています。
リモコンは、YouTube、ネットフリックス等のショートカットと十字キーと使いやすい配置。また真っ暗でも操作し易いバックライトを搭載しています。

スタンドは軽快に動き、360度回転可能。また上下角度も自在に変更できます。このように動くので、天井にも投影できちゃいます。

4100 ISOルーメンで昼間でも明るい
HORIZON 20 Proは、プロジェクターではトップクラスの4100 ISOルーメンという明るさを持ち、昼間でも使えるのを謳っています。
早速セットアップして使ってみましたが、本当にめちゃくちゃ明るい。

YouTubeで動画見てもくっきりはっきりとした画像で、とにかく綺麗。

これだけの明るさがあるので、夜でも明かりを着けて楽しむ事ができちゃいます。

暗い部屋ではより美麗でまるで映画館
HORIZON 20 Proは、電源さえ取れれば設置場所を選ばず投影できるので、とにかく便利。

我が家では結構食卓の前の壁に映して、ここで椅子に座ってお菓子とドリンクを片手に楽しんでいます。
夜はここの電気だけ消して、動画を見るとより鮮明で美麗になり、動画を堪能できます。

どんなコンテンツでも綺麗で、12W x2のスピーカーと共に、TVでは得られにくい臨場感が楽しめます。
さすがはDolby Vision と HDR10+で、まるで映画館に居るかのような感覚になります。

明るすぎて天井等に反射して周りが明るくなるほど、HORIZON 20 Proの4100 ISOルーメンは凄い。

オートフォーカスと自動台形補正が速い
手で持っても自動でオートフォーカス、自動台形補正してくれるので、本当にどこでも素早く投影が可能。

そのオートフォーカスも自動台形補正もとても速く、キビキビと動いてくれますのでストレスが少ない。上下左右に動かしやすいHORIZON 20 Proですが、逆に触ると動いてしまう面もあるので、その都度画角直すわけですが、それでもこうして自動台形補正+オートフォーカスしてくれるので、少し動いたぐらいでは調整不要なぐらいです。
1msの超低遅延のゲーミングモード
HORIZON 20 Proの売りの一つが1msの超低遅延ゲーミングモード。
PS5でデス・ストランディング2をプレイして見ましたが、遅延は全く感じない。
TVと全く遜色無いどころかTV以上の大画面と、12W x2のスピーカーで迫力が半端ない。

4100 ISOルーメンで昼間でも全く問題無くプレイできます。
また夜も実はより綺麗なので、私は1人きりでリビングで遊んでしまうほどゲームに集中できます。

画面調整やその他設定も細かくできる
画面調整は基本的には自動でやってくれるものの、その他設定から充分に細かい画像調整が可能です。
台形補正は4辺を細かく調整できますし、フォーカス、ズームといった映像関連から、Bluetoothスピーカーの接続なども設定可能。
総括:自宅を映画館にするプロジェクター
XGIMI HORIZON 20 Proは2週間ほど使ってきました。
最大の魅力は、4100 ISOルーメンという圧倒的な輝度。
これにより「プロジェクターは暗い部屋で見る」という常識は完全に覆り、日中の明るいリビングでも鮮明な4K映像をくっきりと楽しめる。
RGB 3色レーザーとDolby Visionがもたらす美麗な画質で、昼間でも楽しめるのですが、部屋を暗くすればより映像の美麗さが際立ち、またHarman/Kardon製の12Wデュアルスピーカーとも相まって、映画館にいるかのようなの臨場感が得られます。
機能的にも高速な自動台形補正とオートフォーカス、さらに光学ズームとレンズシフトによる設置自由度の高さもストレスフリーです。
1msの超低遅延モードはPS5のプレイでも遅延を全く感じさせず、スピーカーの迫力と大画面の没入感はテレビを凌駕しています。
最大の障壁は価格で、約30万円。それでもネットフリックス等の動画視聴メインでゲームもやるというなら、HORIZON 20 ProはTV要らず(いやそれ以上の)で、その価値があると思います。
自宅を映画館にしたい、TV以上の臨場感で動画やゲームを楽しみたい。
そんな方には間違いなくオススメです。
価格
XGIMI HORIZON 20 ProはXGIMI公式ストア、楽天市場、Amazonの公式ストアでも発売中です。
価格情報は以下の通り。

今年最後のビッグチャンスをお見逃しなく!
関連リンク
公式サイト :XGIMI HORIZON 20 Pro

