Xiaomi初の デュアルレンズカメラ搭載 5.5インチフルHDスマホ『Xiaomi Redmi Pro』のレビューです。
今回はEverbuying様よりサンプルをご提供頂いてのレビューとなります。
紹介記事: 5.5インチ デュアルカメラ搭載『Xiaomi Redmi Pro』発売! Helio X25 10Core フルHD液晶搭載でお買い得
Redmi Proはモデルによってスペック差があり、今回お借りしているのは真ん中のモデルである、3GB RAM/64GB ROM版です。64GB ROM版は、CPUがHelio X25と、2.5GHz 10コアというかなり尖ったもの。ただ数値以上には早くないものの、AnTuTuベンチマークでは70,000-80,000ぐらいは出るので、高負荷のゲームをしなければ実使用では快適に使えるはずです。
ストレージ | RAM | CPU(SoC) | クロック |
---|---|---|---|
32GB | 3GB | Helio X20 | Max 2.1GHz 10 Core |
64GB | 3GB | Helio X25 | Max 2.5GHz 10 Core |
128GB | 4GB | Helio X25 | Max 2.5GHz 10 Core |
また特徴としては、Xiaomi初のデュアルレンズカメラ搭載している点でしょう。RedmiシリーズはXiaomiスマホの中では廉価版の位置づけですが、デュアルレンズカメラという飛び道具次第では割安なデュアルレンズカメラ搭載機としての位置を築けるかも知れません。
今回は第一回目のレビューという事で早速開梱からレビューしていきたいと思います。
主要スペック
- CPU :MediaTek Helio X20 (Max2.1GHz)/ X25 (Max2.5GHz) 10 Core
- RAM: 3GB / 4GB
- ストレージ: 32GB / 64GB / 128GB
- ディスプレイ : 5.5 inch Full HD (1920 x 1080) 342ppi
- OS: Android 6.0 (MIUI8)
- バッテリー : 4050mAh
- カメラ: リアデュアルカメラ 13MP + 5MP / フロント 5MP
- SIMサイズ: Dual sim Dual Standby, Micro SIM x1 , nano SIM x1
- microSD: 最大128GB
- USB : USB Type-C interface
- WiFi /Bluetooth :802.11 a/b/g/n/ac 、Bluetooth4.2
- サイズ/重量: 151.5 x 76.2 x 8.15 mm / 174.0g
- ネットワーク: GSM B2/B3/B8
WCDMA B1/B2/B5/B8
TD-SCDMA B34/B39
CDMA2000/1X BC0
FDD-LTE B1/B3/ B5/B7/ B8
TD-LTE B38/B39/B40/B41(2555-2655MHz) - 日本語ロケール: 無し
- その他 : 指紋認証センサー
Xiaomi Redmi Pro開梱
Xiaomi Redmi Proの箱を開けていきます。 同梱物は相変わらずシンプルで、本体とペラマニュアル、SIM取り出しピン、USB急速充電器、USB TYPE-Cケーブルという構成。充電器は日本でも使えるタイプ。
ガラス表面には保護シートが貼ってあるのですが、なぜか気泡だらけ。パッケージは未開封でしたので、Xiaomiの工場の質が見えてくるような対応。このあたりはやっぱり中国だな。まぁ剥がしてしまうのでいいのですがね。背面にも保護フィルムが貼ってあります。もちろんこれも剥がします。
外観チェック
ここからは外観チェックをさくっとしていきます。 電源入れて初期セットアップを済ました状態。Redmi Proで搭載されたのはOLEDディスプレイ(有機EL)。さすがに画面は美しいです。ロック画面に表示されるプリインストールされた写真など、発色も良く美しい。ま、そのあたりはまた別途書きます。左右のベゼルはあるものの極小です。ベゼルと画面の間に黒い縁が残っちゃうのがちょっと残念ですが、最小限に抑えていると思う。
画面上部には500万画素のインカメラ。下部には物理ホームボタンとタッチボタンが配置されてます。左がマルチタスクで右が戻るボタンとなってます。一般的なAndroid端末とは逆で、Galaxyと同じ配置。私はGalaxy Note5・・・だけでなく、過去もGalaxy Noteシリーズを使ってきたので違和感ありませんが、慣れるまで迷う人も居るでしょう。 XiaomiはMi5で物理ホームボタンを配置しましたが、このRedmiシリーズでは初。非常に使い勝手も良く、ボタン押下でホームになるだけでなく、ボタン上にタッチセンサーがあり、押下しなくてもタッチだけでホームボタンの機能もはたす。こういう利便性向上は良い所。またこのホームボタンは指紋認証も兼ねているマルチキーとなっている。
USBコネクタはUSB TYPE-C。あとは下部の右スリット部分にスピーカーがあります。スピーカーの音はYouTubeやAmazonプライムミュージックを聴いている限り、良くも悪くもないといったイメージ。低音はややこもった感じに聞こえるので、決して良い音ではないものの、過不足無いレベル。
左側面はSIMスロットがある。
デュアルSIMスロットで、1つはmicroSDと共用です。microSDを使わなければ、nanoSIM+microSIMの構成で4G+3GのDSDS(Dual SIM Dual Standby)も可能。
上部側面。左から赤外線ポート、イヤホンジャックがあります。赤外線は日本では使えないっぽい。中国ではよく家電リモコンとしての価値があるようで、なんだかちょっと前の日本のスマホのよう。 →失礼しました。プリインストールされている「Mi Remote」を使用する事で、日本の家電の操作も可能です。(通りすがりのガジェオタさん、ご指摘ありがとうございます。)
右側面には電源/ボリュームボタン。
ボタンの押しごたえも良く使いやすい。側面のダイヤモンドカットの処理が綺麗です。背面。上部にはデュアルレンズカメラがある。下部には認証関連のシールが貼ってあるが、本体に貼り付けてあるので、かなりがっかりする。ヘアライン加工されたシルバーの筐体は、かなりギラギラとしていて磨き上げた流し台を見ているようで個人的にはあまり好きでは無いものの、このあたりの好みは人それぞれでしょう。
メタルボディの為、簡単に傷がついたりする感じは無いのでそこは良い所ですが、ギラギラの背面の為、指紋が光の反射で目立つのはちょっと気になりますね。
ざっと開梱から外観チェックまでやってきましたが、レビューは【第2回 実機レビュー 基本性能チェック編】に続きます。
Xiaomi Redmi Pro の価格と購入方法
このXiaomi Redmi Pro は、Everbuyingで259.14ドルという価格で発売しています。※価格は記事作成時点
価格はクーポンやセール等で変わってきますが、性能を考えればこの価格でも充分安いですよ。
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・Everbuying販売ページ : Xiaomi Redmi Pro 3GB RAM 64GB ROM -Gray
Everbuyingでの購入方法などは、下記記事に取り纏めていますので、参考にしてください。
・Everbuyingの買い方ガイド :中国のガジェット通販サイト『Everbuying』で安く中華デバイスを買ってみよう