Lenovoから11.2インチタブレット「XiaoXin Pad Pro 2022」が発売されています。
XiaoXin Pad Pro 2022には、Snapdragon870が採用されていますが、更に追加でMediaTek Kompanio 1300Tを搭載したバージョンも発売され、こちらがかなりコストインパクトの強い製品となっています。
Lenovo XiaoXin Pad Pro 2022の主な特徴
XiaoXin Pad Pro 2022は2021年版の後継で、一見中身だけ変わったかのように見えますがサイズも厚みも重さも全て変更されたニューモデル。
11.2インチのサイズながら重さは480gと比較的軽量で、厚みも6.8mmとタブレットとしては薄型です。
プロセッサ/メモリ/ストレージ
XiaoXin Pad Pro 2022は2つのタイプのSoC(CPU)を採用しており、一つはSnapdragon870。
Snapdragon870はAnTuTuベンチマークで70万点超のハイエンド。
もう一つがMediaTek Kompanio 1300T オクタコア 2.6GHzというCPUを搭載しているバージョンがあります。
こちらはAnTuTu v9ベンチマークでは、60万点強と言われており、Snapdragon870には劣るものの、価格がその分安ければ充分なパワーを持っているとも言えます。
実際、Snapdragon870版は5万円ほど、Kompanio 1300T版は3.8万円～4万円程度と安く、1万円以上の差なら充分お値打ちです。
メモリとストレージは6GB/8GB+128GB/256GBとなっています。
microSDカードは1TBまでサポートしますので、速度が気にならない用途なら低容量ストレージ版を買ってmicroSDカードで補充するのも良いでしょう。
ディスプレイ
ディスプレイは11.2インチ 2560×1536と高解像度。先代に引き続きOLED(有機ELディスプレイ)です。
更にリフレッシュレート 120Hz、タッチサンプリングレート360Hzとゲーミングスマホ並です。
バッテリーと急速充電
バッテリー容量は8200mAh、急速充電は30Wです。
タブレットはなかなか急速充電対応が遅れていますが、XiaoXin Pad Pro 2022の30Wは比較的高速です。
大容量バッテリーを搭載しているのでこれは有り難いですね。
スピーカー/オーディオ
スピーカーはJBL監修の4スピーカー。
WiFi/ネットワーク
WiFiは5GHz/2.4GHz帯をサポートしているので11ac、そしてWiFi6にも対応。
但しSIMカード対応はありません。WiFi版のみ。
まとめと価格
AliExpressのLenovo Official Storeでは、Kompanio版が3.9万円でセール中です。
Snapdragon870版は5万円以上する為、やや価格的な魅力は薄いのですが、同CPUを搭載するXiaomi Pad5 Proがそれ以上の価格であるので、実はSnapdragon870版でも充分安いのですけどね。それ以上にKompanio 1300T版が破格値と言える価格です。
最新価格はこちらをご覧ください。
主要スペック
| 製品名 | Lenovo XiaoXin Pad Pro 2022 |
| ディスプレイ | 11.2インチ 2560×1536 AMOLEDディスプレイ リフレッシュレート120Hz タッチサンプリングレート 360Hz |
| CPU | MediaTek Kompanio 1300T 8コア 2.0 GHz Qualcomm Snapdragon 870 |
| メモリ | 6GB/8GB |
| ストレージ容量 | 64GB/128GB/256GB |
| OS | Android 12/ ZUI14 |
| カメラ | フロント: 8MP バック : 13MP |
| ネットワーク | IEEE 802.11 a/b/g/n/ac Bluetooth V5.0 |
| インターフェース | USB Type-C microSD : 最大1TB POGO Pin(ドッキングキーボード用) 指紋認証リーダー(側面) |
| バッテリー/急速充電 | 8,200mAh / 30W急速充電 |
| 重量 | 480g |
| サイズ | 263.66x 166.67 x 6.7mm |
| その他 | 4スピーカー(JBL) GPS: A-GPS/GLONASS/BDS |
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