以前愛用していたARROWS Tab FJT21ですが、現在はGalaxy Tab S 10.5に切り替えて快適動作しています。
FJT21を手放した理由はいくつかあるのですが、その中の一つが「赤ロム化していた」からです。
経緯:WiFiで使っていたのだ分からなかった
たまにau SIMを入れたり、UQモバイルのSIMを入れて使っていたものの、常時SIMを入れて使用していたわけではなく、通常はWiFiで使ってました。
だから気付かなかった所もあるのですが、たまたま家族旅行時にSIMを入れても通信しないのでおかしいなと思った所が始まり。
その時はUQモバイルのSIMを入れていたので、「APN設定がおかしくなったか?」ぐらいだったのですが、いくら設定しても使えない。
そして切り分けのため、au SIMがあったので、それを挿入してみる。
同様にアンテナピクトは立ちますが、データ通信は一切しない。
「モバイルデータ通信オン」になっているにも関わらずだ。
こうなるとSIM側ではなく端末側に問題があるとしか思えない。
利用者制限は○だったのにXに!
そこで念のためauのネットワーク利用制限のサイトでIMEI番号を入れて調べてみた。
これにはびっくりした。
もともとヤフオクで○判定で買っていたので、安心して使っていたが、まさか○判定からXになることがあるなんて。
※ネットワーク利用制限の種類
○判定:端末残債を支払い済み/一括購入品
▲判定:分割で端末残債を支払中
×判定:残債を支払わないなどauとトラブルになっている端末
ヤフオクの場合、120日で取引履歴が消えてしまうので、どのような保証内容があったかを1年くらい前に遡って調べるのは困難なのですが、私の場合はスクリーンショットを撮っていたので確認してみました。(取っていない人はaucfanである程度は調べられます)
しかし、「○判定だから今後は×になることはない」と言い切られてはいない。
「○判定だから安心」とか×にならないと想定される文言もありませんでした。
負けた・・・・
いや。こうなる危険性はゼロではないと考えていたが、まさかという思いです。
そんな私の恥ずかしい体験を今後他の人達も活かしてくれればと思い、記事を続けます。
○→×判定になるケースの想定
これは一つくらいしか自分は想像できないのですが、一括で端末を購入して、その後数ヶ月して元持ち主が「安心ケータイサポートプラス」を利用して『紛失した/盗難された』とauに申し出たとしか思えません。
この場合、auは申し出た側の言い分を認めると、即座に元端末のIMEI番号(製造番号)を使用不可として登録し、SIMを挿しても通信ができないようにする。そして赤ロムとして×判定になるのです。(実際にはLTE通信だけ不可にし、3Gは可能)
元使用者は、オークションや中古ショップで端末を売り、更に数ヶ月後にauに「紛失した」と申し出て新品端末をゲットするわけですから、制度の悪用です。
こういった事があるからオークションにはグレーゾーンがあり使いづらい所はあるのですが、やはり価格が安いというメリットは外せないし、掘り出し物に当たる確率も高いので止められないのですが、今回はある意味勉強になりました。
対策は「赤ロム永久保証」を謳う所から買うしか無い
私の場合は、別に赤ロムになったとしてもタブレットだし毎日持ちだして使うわけでない。99%は自宅内での使用だし、WiFiで何不自由なく使えるから特に文句もありません。
しかしスマートフォンなどの常時携帯するデバイスの場合はそうはいかない。
今までは「○判定であれば残債の支払いをしないということもないし、×になることはないな」という安心感は崩壊してしまったわけですから、○判定でも安心できない。
一番の安心は「赤ロム永久保証」です。※こんな感じの文言がオークション説明欄にあれば大丈夫。(多分)
永久なら利用中赤ロムになったら交換か返金をしてくれます。
オークションを見ていると、赤ロム保証と書いておきながら、保証期間が「最初の1ヶ月」だけとなっていたりして、ほぼ保証とは言えないものもあるから注意が必要です。
私はスマホをヤフオクで買うなら今後は赤ロム永久保証(あるいは最低でも1年くらいはついている所)を探して買うようにします。
ただヤフオクは上記のように120日でオークションページ内の情報全てが失われますので、内容はスクリーンショットを取ったりして、保管しておいた方が良いですよ。特に保証関連は。
私は今回勉強になりました・・・。_| ̄|○ ガクッ