7.9インチ QXGAで320g『ASUS ZenPad 3 8.0』発表!高級感で『MediaPad M3』と真っ向勝負

ASUSからハイスペックAndroid SIMフリータブレット『ASUS ZenPad 3 8.0(Z581KL)‏』の日本発売が発表されました。細かいスペックは下記にまとめていますが、主なところでは、まず液晶サイズが7.9インチというサイズと、アスペクト比 4:3である点は、iPad miniのAndroid版的な立ち位置を狙っているのでしょう。このあたりは先代のZenPad 8.0‏(Z380KNL)‏
とZenPad S 8.0(Z580CA)融合してきっちりブラッシュアップした新製品という感じです。

解像度は2Kで、QXGA(2,048 x 1,536)と引き続き高解像度である点がいい。それに合わせてRAMは4GB版のみになりました(先代は2GB/4GB版が存在)。CPUはSnapdragon650でミドルスペックのものですが、タブレットユースならこれで充分でしょう。650のベンチマークスコアは概ね70000-80000の間で、これぐらいであればよほど重いアプリ以外ではもたつくことはないはずです。

またかなりいいなと思うのがフロントデュアルスピーカー搭載な点。私の場合、Amazonプライムビデオなどで寝室で動画見たりとか普通ですので、そういう時に迫力あるスピーカーが欲しい・・・のですが、タブレットで音が良いってなかなかないんです。そんな人には「これだ!」となりそうです。

SIMフリー端末である点も魅力で、‏LTE: B1/B3/B5/B7/B8/B18/B19/B20/B26/B28/B38/B41 と幅広いLTE Bandをサポートしている。ドコモならB1/B3/B19の3つのバンド、auはB1/B18/B41、ソフトバンクならB1/B3/B8をサポートするので、国内キャリアSIM(含むMVNO)でも充分使える。更にCA(キャリアアグリゲーション)対応で、通信の高速化が期待出来ます。もちろん通話もできますが、約8インチで通話する姿は想像できないので、まぁ「通話も」できると言った感じです。

背面はレザー調と言った感じで、高級感を演出してます。メタルボディもいいですが、こういう背面も差別化されてて手に馴染むなら手放せなくなりそう。またバッテリー駆動時間も改善されていて、ZenPad S 8.0が8時間だったのが、ZenPad 3では10時間以上に改善。ZenPad S 8.0ではバッテリーが持たないという問題があったようなので、ここが改善されているなら乗り換えたい人も多いでしょう。

主要スペック

  • CPU : Qualcomm® Snapdragon 650 1.8GHz Hexa Core
  • RAM: 4GB
  • ストレージ: 32GB
  • ディスプレイ : 7.9型ワイド TFTカラータッチスクリーン IPS液晶 (2,048×1,536ドット(QXGA))
  • OS: Android 6.0.1
  • バッテリー : 4,680mAh
  • カメラ: リア800万画素 / フロント200万画素
  • microSD: あり
  • WiFi /Bluetooth :802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth4.1
  • サイズ: 幅約136.4mm×高さ約205.4mm×奥行き約7.57mm / 320g
  • SIM : Micro SIM x1
  • ネットワーク:
    W-CDMA: B1/B5/B6/B8
    LTE-TDD: B38/B41
    LTE-FDD: B1/B3/B5/B7/B8/B18/B19/B20/B26/B28
    CA : CA_1-5/CA_1-8/CA_1-18/CA_1-19/CA_1-20/CA_1-26/CA_3-5/CA_3-8/CA_3-19/
    CA_3-20/CA_3-28/CA_5-7/CA_7-8/CA_7-20/CA_7-28/CA_3A-3A/CA_3C-3C/
    CA_7A-7A/CA_7C-7C/CA_38C-38C/CA_41A-41A/CA_41C-41C
  • インターフェース : USB TYPE-C x1 、microSD x1,イヤホンジャックx1

写真で見る「ASUS ZenPad 3 8.0」

MediaPad M3の対抗馬としてかなり有力

悩ませる端末ですねー。そもそもHUAWEIのMediaPad M3を買うつもりでしたが、ASUS ZenPad 3 8.0のおかげでだいぶ悩むようになってしまいました(汗)

ASUS ZenPad 3 8.0は、4:3アスペクト比なので、電子書籍/漫画が読みやすいんですよね。サイズ的にも絶妙にコンパクトですし。レザー調のボディも質感が高そうだし持ちやすそう。価格は、39,774円。

MediaPad M3の利点は、8.4インチでその分縦長で映画とか見るなら良さそうという点、それと私的に結構重要なのがホームボタンがある点。タブレットって置いて使う事も多いから、ホームボタンが横だと面倒なんですよね。価格はまだ不明ですが、約4万円と言われていますので、コスト面ではほぼ変わらない。

ASUS ZenPad 3 8.0は、下にあるASUSロゴを上に持っていって、下側にホームボタンがあれば完璧な製品なのになぁ・・・と無いものねだりしても仕方ないですね。ちなみにASUS ZenPad 3 8.0の発売日は9月16日(金)です。ASUSショップでは既に予約注文受付中です。

関連ページ

・ASUSショップ : ASUS ZenPad3 8.0(Z581KL-BK32S4)
・メーカー公式ページ : ASUS ZenPad 3 8.0 ‏(Z581KL)‏
・Media Pad M3記事 : 8.4インチ WQXGAで310g『MediaPad M3』発表!ハイスペックなAndroidタブレット欲しい人は買い!

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