スマホやタブレットの液晶画面を長時間見つめ続けていると目が疲れますよね。特に私のように長時間読書をしたいという人にとって、スマホで文字読んでいると結構疲れます。
そんなときは目に優しい電子ペーパー技術を採用した「E-ink(電子インク)デバイス」が良いです。
日本ではKindle等が有名ですね。
ただKindleは読書専用。そうではなく、Androidタブレットとしてアプリも自由に追加できて、手書きメモも取れて手帳ライクに使え、またカラー表示に対応した製品があります。
それがカラーE-ink 7インチタブレット「Bigme B7 Pro」。
1ヶ月ほど使ってみたので使い勝手、メリット・デメリットを本音でレビューしていきます。
Bigme B7 Proの主な特徴
Bigme B7 Proは、最新のカラー電子ペーパーパネル「Kaleido 3」と、オープンなAndroid OSを搭載した7インチのカラーE-ink(電子ペーパー)タブレットです。
Androidタブレットなので、一般的なKindleやKoboといった電子書籍リーダーは自社ストア専用設計のクローズドな仕様ですが、本機はGoogle Playに対応。Kindle、楽天Kobo、ebookjapan、コミックシーモアなど、複数社の電子書籍ストアアプリを1台に共存させることが可能です。
持ち運びに適した薄型軽量ボディ(サイズ:約156.6×138.6×5.8〜7.0mm、重量:約215g)に、3,000mAhのバッテリーを内蔵しています。バッテリー持ちは、通信をオフにした機内モードでの読書(1日1〜2時間)なら、画面書き換え時のみ給電するE-inkの省電力性により数日〜1週間ほど持続します。一方、Wi-Fi常時接続やフロントライトを使用した日常的な読書・メモ書き環境では、約2〜3日程度が稼働の目安です。
E-ink端末としては異例となる「MediaTek Dimensity 1080」プロセッサと8GBのRAM、256GBのストレージを備えており、アプリの動作や重いPDFの読み込みも高速で快適です。
本体側面にはページ送り用の物理ボタンを搭載し、電源ボタンには素早くロック解除ができる指紋認証センサーが組み込まれています。さらに、筆圧検知対応のスタイラスペンが標準で付属しており、本体側面にマグネットで装着してワイヤレス充電をしながら、目に優しいデジタルノートとして手書き入力も行えます。
タブレットですが、E-Inkの為動画視聴などには向いていません。
但し7インチで軽量の片手で読める電子書籍リーダー、ペン付きなので手書きメモ、手帳等に使え、通勤からビジネスシーンまで使えるタブレットとして仕上がっています。
| 項目 | 仕様・詳細 |
|---|---|
| 機種名 | Bigme B7 Pro |
| ディスプレイ | 7.0インチ Kaleido 3 カラーE-inkスクリーン モノクロ:300ppi 1264×1680 / カラー:150ppi 632×840 36段階デュアル色温度調整フロントライト(寒色・暖色) |
| プロセッサー(SoC) | MediaTek Dimensity 1080(MT6877TT)オクタコア 最大2.6GHz |
| メモリ(RAM) | 8GB |
| 内部ストレージ | 256GB(microSDカードで最大1TB〜2TBまで拡張対応) |
| OS | Android 14(Google Play対応) |
| ペン入力 | ワイヤレス充電式スタイラスペン付属(筆圧検知対応) |
| カメラ | リア(背面):約500万画素カメラ搭載(LEDフラッシュ付き・書類スキャン/OCR用) |
| 通信規格 | 4G LTEモバイル通信対応(nanoSIMスロット搭載) Wi-Fi 2.4GHz / 5GHz、Bluetooth 5.3、GPS対応 |
| バッテリー / 充電 | 3,000mAh / USB Type-C急速充電 |
| オーディオ / マイク | ステレオスピーカー内蔵、ノイズリダクションマイク(音声会議・リアルタイム文字起こし対応) |
| サイズ / 重量 | 約156.6 × 138.6 × 5.8〜7.0mm / 約215g |
| 主な機能・特徴 | ページめくり用物理ボタン、手書きOCRテキスト化、ChatGPT等のAI連携機能、指紋認証(電源ボタン一体型) |
*Bigme様にお借りしてのレビューです。
外観・ハードウェアの第一印象
箱から出して本体を手に取った瞬間、「お、思っていた以上に作りがしっかりしているな」というのが最初の感想。背面や角の仕上げも丁寧で安っぽさはゼロ。
専用カバーもあるので、仕事の打ち合わせでノート代わりにデスクの上にポンと置いておいても、まったく違和感のない落ち着いたデザインに仕上がっています。
画面サイズは7.0インチ。スマホより一回り大きく、8インチ級のiPad miniよりもコンパクトでスリム。「B6手帳」や「文庫本〜単行本(コミック本)」とほぼ同じくらいになります。
本体重量は約215gとかなり軽く、厚みも最薄部で5.8mmと驚くほど薄い。電車の中で立ったまま片手で持って読んでいても、手首が疲れる感じはほとんどありません。
電源ボタンには指紋認証センサーがついていて、触れるだけで一瞬で画面ロックが解除されるのもスマート。底面にはUSB Type-Cポートを備え、SIMトレイにはmicroSDカードスロットもあるので、自炊した漫画データや重いPDF資料も容量を気にせずガンガン詰め込めます。
付属のペンはワイヤレス充電対応で、本体の横に磁石でパチッとくっつけるだけでペアリングも充電も完了。わざわざ別売りの高いペンを買い足さなくても、届いたその日からすぐに手書きノートとして使えるセットになっています。
実際に使ってわかったメリット・デメリット
ここ数週間、仕事のメモ取りや毎日の読書でメイン機として使い倒してみました。液晶タブレットとは全く違うE-ink端末ならではの良さと、買う前に絶対に知っておくべき弱点が見えてきたので整理します。
ここが良かった
片手で読める
そして実際に触ってみて「これは便利!」と実感したのが、本体の横についている物理ボタン。画面を指でシャッシャッとこすらなくても、親指でボタンをカチカチと押すだけでテンポよくページがめくれます。手の位置を変えずに読書に没頭できるのは大きな強みです(※Kindleアプリで使う場合は、設定で「音量ボタンでページめくり」をONにしておけばバッチリ連動します)。
Android対応で好きなアプリがまとめられる
Kindleだけでなく、楽天Kobo、ebookjapan、コミックシーモアなど、自分が使っている電子書籍サービスをこれ1台に全部まとめられます。「Kindle専用機と他社ストア用で端末を分ける」なんて面倒なことをしなくていいのは本当に快適。もちろんChatGPT等好きなアプリも入れ放題です。
実用的なバッテリー持ち
画面の書き換え以外ではほとんど電気を食わないE-inkのおかげで、電池の減りはとても緩やか。ちょっとした出張や小旅行なら、充電器を持たずにそのまま持ち出せる安心感があります。
それでも画面が見えるようにするフロントライトがあり、期待しすぎるのはダメ。だいたい読書2-3時間、メモ等を使って20%ぐらい減ります。WiFi等の通信を切ればもう少し良くはなります。
長時間読んでも目がショボショボしない
スマホやiPadのように画面自体が光って目を直撃しないので、何時間読書を続けても目が痛くなりにくいです。寝る前にベッドの中で読んでも目が冴えにくく、リラックスして読書を楽しめます。
ネット検索やニュースチェック
ブラウザで調べ物をしたり、Yahoo!ニュースや日経アプリなどの記事を読んだりするのも問題なし。長文のネット記事を読むときも、液晶画面と違って目がチカチカしないのが助かります。
ここは気になった…(デメリット・注意点)
画面の残像と画面更新のクセ
ページをめくったときや、ネットニュースを見ていると、前のページの文字/画像がうっすら残る「残像」が出ます。
定期的に画面がパッと白黒反転して画面が綺麗になりますが、一般的な液晶のタブレットのようなヌルヌル動く滑らかさはありません。もしくは、左側にあるショートカットしたから2番目をタッチすると強制リフレッシュしてくれます。(これで残像は無くなる)
ただやはりYouTubeなどの動画を見たり、動きの激しいゲームで遊ぶのは完全に無理です。
カラーの発色は落ち着いたパステル調
カラー表示ができるとはいえ、色味は全体的に落ち着いていて、新聞のカラー印刷や昔のカラー漫画雑誌のような淡い風合いになります。iPadのような鮮やかで鮮明な発色は出ないので、美麗なグラビア写真集などを楽しむのには向いていません。また、カラー表示時は白黒のときよりも少し画面のきめ細かさ(解像度)が以下のように落ちます。
モノクロ:300ppi 1264×1680 / カラー:150ppi 632×840
そのため、カラー表示”も”できるぐらいに考えておくと良いでしょう。
アプリごとに画面の微調整が必要
一般的なスマホ向けアプリをそのまま入れると、文字が薄く見えたりすることがあります。Bigmeの設定画面から、アプリごとに文字の濃さや画面の切り替え速度をポチポチと自分好みに調整してあげる初期設定の手間が少し必要です。
【検証】電子書籍&漫画リーダーとしての実力
一番の目的になるであろう「読書端末」としての使い勝手をチェックしてみました。
小説やビジネス書(白黒のテキスト)
文字中心の本に関しては文句なしの満点。文字の輪郭がとてもシャープで、紙の文庫本を読んでいる感覚にかなり近いです。フロントライトの明るさや色味(白っぽい光〜オレンジっぽい温かい光)も細かく調整できるので、部屋の明るさに合わせて一番読みやすい状態を作れます。
カラー漫画・雑誌
ジャンププラスで見てみましたが、印刷物のような優しい風合いで色がつきます。
コミックのカラーページやトーン処理もしっかり表現されていて、フキダシのセリフも拡大せずにそのまま快適に読めました。ただ、写真メインのファッション雑誌などを細部までクッキリ見たい場合は、やはり普通のタブレットの方が綺麗です。
ページめくり速度と動作感
KindleやKoboなどの電子書籍アプリでの動作はとても良好。
本体横のボタンを押せば、待たされることもなくサクサクとページが進みます。いろんなストアで買い集めた漫画や本をひとつの端末で読めるのは、やっぱりめちゃくちゃ便利です。
【検証】付属ペンによる手書きメモ・ノート機能
Bigme B7 Proは、ただ本を読むだけでなく「手書きノート」としてもかなり優秀です。
ペンの書き味と反応
付属のペンを画面に走らせると、ペン先が画面に触れてから線が出るまでのズレがほとんどありません。液晶画面にペンで書くときの「ツルツル滑って書きにくい感じ」がなく、紙にペンを滑らせているような適度な引っかかりがあって、サラサラと気持ちよく文字が書けます。
ノート機能と手書き文字のテキスト化
標準のノートアプリには、白紙だけでなく方眼や罫線、スケジュール帳などのテンプレートが最初から入っています。カラーE-inkなので、赤や青のペンで色分けして書けるのも便利。さらに、手書きした文字をボタンひとつで活字(テキストデータ)に変換する機能もついており、打ち合わせ中に殴り書きしたメモをそのまま文章データとして活用できます。
PDFへの直接書き込み
仕事の資料やPDFファイルを開いて、気になったところに直接赤ペンで丸をつけたり、メモを書き込んだりできます。紙の資料をわざわざ印刷してペンでチェックする手間がなくなるので、デスクワークのペーパーレス化が一気に進みます。
まとめ:Bigme B7 Proはどんな人に向いている?
Bigme B7 Proは、動画やゲームを楽しむための万能タブレットではありません。ですが、「本を読む」「文字やノートを書く」という用途に絞ると、途端に日常の相棒として手放せなくなります。
同じ電子ペーパー端末である iFLYTEK(アイフライテック)の(AINOTE 2 / AINOTE Air 2など) は、同じ「電子ペーパー(E-ink)+手書きペン対応」でありながら、製品のコンセプトや得意分野が正反対と言えるほど違います。
iFLYTEK AINOTE 2などは10インチクラスで、高性能4マイク搭載でAI ICレコーダーとしてがっつりビジネス用途。ですが、Bigme B7 Proは高性能マイクなどはなく、あくまで個人ユースでビジネス寄りという感じのデバイスです。7インチと小型で軽く片手でも使いやすく、メモ取り、読書、カラーで漫画を楽しむと言った用途に向いているので、まずは手軽に電子ペーパーデバイスを使ってみたいという方やガジェット好きには”いろいろ遊べるデバイス”になっています。
こんな人におすすめ
-
毎日読書をしていて、とにかく目の負担を減らしたい人
-
KindleやKoboなど、複数の電子書籍アプリを1台にまとめたい人
-
紙のノートを持ち歩くのをやめて、手書きメモをすっきりデジタル化したい人
-
資料やPDFに直接手書きで修正やメモを書き込みたい人
- スマホやタブレットのバッテリー持ちに不満を感じている人
向いていない人
-
タブレットでYouTubeなどの動画を見たり、ゲームで遊びたい人
-
液晶テレビのように鮮やかで綺麗な写真を見たい人
-
スマホのように画面がヌルヌル動かないとストレスを感じる人
価格とセール
AliExpressのBigme公式ストア等にて、専用プロモーション価格でのセールが実施されています。
Bigme B7 Proは、セールで56,505円ですが、以下リンクからの購入で48,065円まで値引きが可能。
その他7インチのB7シリーズだけでなく、よりコンパクトな6インチモデル(B6)や大画面10インチモデル(B10)もラインナップされています。購入を検討している方は専用価格リンクから現在のセール価格をチェックしてみてください。
| 画面サイズ / 仕様 | 画面サイズ / 仕様 | 価格 |
| 7インチ(カラー / 上位モデル) | Bigme B7 PRO | ¥48,065 |
| 7インチ(カラー / 通常モデル) | Bigme B7 | ¥32,000 |
| 6インチ(カラー) | Bigme B6 | ¥27,863 |
| 6インチ(モノクロ) | Bigme B6 | ¥19,690 |
| 10インチ(専用価格モデル) | Bigme B10 | ¥77,525 |
| 10インチ(カラー) | Bigme B10 | ¥96,619 |