『CHOETECH 60W 6ポートUSB急速充電器』レビュー

CHOETECH様から、『CHOETECH 60W 6ポートUSB急速充電器』をご提供頂きました。

コンセントにUSB充電器をバラバラと接続していると鬱陶しいと言う方は、こういうマルチポートチャージャーを机の上に一つ置くとすっきりします。また1人でデバイスを多く持っていたりすると、充電器はポート数が多いほど有り難い。

そして最近は急速充電にも対応しているので、急いでいる時にも便利です。

そんなCHOETECH製の6ポート急速充電器を早速レビューしていきます。

価格とスペック

今回紹介するCHOETECH製6ポートUSB充電器は、Amazonでだいたい3,500円~4,000円で販売されています。

USBポート数 6ポート
Total Output DC 5V/9V/12V 60W
Smart Port
出力
DC 5V 2.4A(最大)
Quick Charge2.0Port出力 DC 5V 2.4A /9V 1.7A /12V 1.3A 15W
サイズ 88.4mm x 29mm x 71.5mmcm
重量 158g

パッケージと開梱の儀

同梱物は以下の通りですね。

・6ポートUSB充電器本体
・電源ケーブル(めがね型)
・USBケーブル
・マニュアル

マニュアルは英語版になります。
ちょっと残念ではありますが、USB充電器はマニュアルを読み込んで使うものでも無いし、英語版でも特に問題ないでしょう。

それでは本体の写真をいろいろと見てみましょう。
まず充電側となるポート周り。

6ポートのうち、上2つが高速充電対応の「Quick Charge2.0ポート」。
下4つは、5V/最大2.4Aです。
Quick Charge2.0ポートに関しては後述しますが、より高速な充電ポートだと覚えておいてください。

背面は電源ケーブル接続口。めがね型コネクタなのですっきりしていますね。

本体はつや消しのブラックでなかなかかっこいい。
Ankerの充電器も持っているのですが、ツルツルテカテカですり傷が目立つんですよね。
だからこのようなつや消し塗装は実用上結構有り難いのです。

本体背面には、「Qualcomm認定のQuick Charge2.0ロゴ」がありますね。

電源ケーブルを接続すると、通電ランプが点灯します。

Quick Charge2.0ポートに、QC2.0対応のモバイルバッテリーである『CHOETECH Quick Charge 2.0対応 超急速充電15600mAh大容量モバイルバッテリー』を接続して見ました。

ちゃんとQC2.0対応なので、グリーンに点灯します。

Quick Charge2.0に対応しているのが最大の特徴

このCHOETECH製6ポートUSB充電器の説明をするには、Quick Charge2.0の説明をしなければなりません。

USB充電器の世界で似たような製品では、AnkerやAukeyの製品群があります。
Ankerでは急速充電対応の規格としてPower IQ、AukeyではAI Powerと言った「急速充電規格」を製品に採用していますが、これらは「USB 5V」の範囲内で最適な電流を流すことで「急速充電」を実施しています。

しかしこのCHOETECH製6ポートUSB充電器は、『Quick Charge2.0』に対応し、それが2ポートあります。Quick Charge2.0ポートはUSB端子が青くなっているので、一目瞭然。

そのQuick Charge2.0はどういう規格かと言うと、9V、12Vと2倍以上の電圧をかけて、どっと電流を流し込み充電させるという規格。その為、急速充電は本当に早い。手持ちのhtc Desire EYEで、0%⇒60%まで30分で充電されてしまうぐらいの高速充電。

但し難点はクアルコムのCPUを乗せたQuick Charge2.0に対応したデバイスのみが対象となると言う点ですね。(クアルコムが作った規格なので)

クアルコムCPU以外の場合は、Quick Charge2.0ポートではなく、その下のSmart Portを利用する事で、Power IQと似たような動作となり、5V/最大2.4Aの範囲内で、充電デバイス側が許容できる最大値で充電をしてくれます。
それでも2.4Aで充電できるのであれば、十分高速な部類です。

より高速なQuick Charge2.0を2ポート備え、そして他社が言う「急速充電ポート」も備えているというのが、この「CHOETECH製6ポートUSB充電器」の最大の特徴というわけなんです。

まとめ:QC2.0対応デバイスを持っているなら買い

このCHOETECH製6ポートUSB充電器はお買い得か?という観点で見ると、3,500円~4,000円と競合他社と比べると、数百円レベルだが微妙に高い。

だがそれは「同じ機能なら」という前提。

この製品の売りの一つである「Quick Charge2.0」に対応しているデバイスを持っているなら、他社製よりも高速充電が出来るというメリットがあり、価格差分の差はむしろアドバンテージになる。

今後はQuick Charge2.0に対応したデバイスも増えていくだろうし、将来性を考えてこちらを買うというのも悪くない選択です。

私は6ポート全てを埋めるような使い方はしないのですが、それでも2-3デバイスを同時充電したい時もある。また家族旅行などでは各自が充電器をいちいち持ち込むより、これ1つで済ませるのもスマートだ。

まだマルチポート充電器を持っていないのであれば、最初の1台にはオススメです。

関連サイト

CHOETECH公式ホームページ: http://www.choetech.com/

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