CHOETECH様から、Quick Charge2.0に対応した15600mAhの大容量モバイルバッテリーをご提供頂きました。
私自身、大容量バッテリーはキャンプ等に行くときに「欲しいなー」と思っていたので、Amazonのサイトを見ては「うーん何が良いんだろう」と悩んでいたので渡りに船ってやつでした。
と言うことで早速レビューしていきます。
スペック
容量 | 15600mAh |
入力1 microUSB | 5V 2.1A/9V1.5A |
入力2 Lightning |
5V 2.1A |
出力1 高効率ポート |
5V 1.0A |
出力1 QC2.0 |
5V 2.4A/9V 1.7A/12V 1.3A |
サイズ | 14.5cm x 7.4cm x 2.0cm |
重量 | 356g |
開梱の儀と同梱物
開梱して同梱物確認。
・バッテリー本体
・USBケーブル
・マニュアル
・Happy?カード
モバイルバッテリーですから、同梱物は少なめですね。
デバイスとしては、バッテリー本体とケーブルだけ。
あとはマニュアル。
ただ、バッテリーという製品柄、マニュアル自体をじっくり読んで使うものでも無い。
だいたいマニュアルの絵を見れば分かると思う。
Happy?カード(私が勝手に命名・・・)は、要はHappyならレビュー投稿したりツイートしてねと。
Not Happyなら、サポートがあるよという保証規定カードのようなもの。18ヶ月の保証と、メールサポートがあると書いてあります。メールサポートは12時間以内の返信を基本的にはしてくれるという内容です。(We will・・・なので確約ではないけど、だいたいの目安にはなるでしょう)
LEDとボタン
カラーはつや消しのブラックで、指紋が目立たないのはいい。
インジケータは、25%、50%、75%、100%の4LED構成。
Quick Charge2.0での入出力の際は、25%部分のLEDがグリーンに光る仕様。
その他の場合は視認性の高いブルーのLEDが点灯する。
電源ボタンは、デバイスを未接続の場合は残量確認ボタンとなる。
充電させたいデバイスを接続した場合は、チャージ開始ボタンとなっている。ボタンを押せば充電開始だ。
手に持った感覚ではちょっと重い。356gもあるのでちょっとした8インチタブレット並みだ。ただ15600mAhの大容量モバイルバッテリーだし、これぐらいは当然の重さ。バッテリーだけは容量と重量が比例するので、重量を気にするならここまでの大容量バッテリーではなく、3000-5000mAh程度のモバイルバッテリーを携行したほうがいい。
Lightning/microUSBという二つの入力ポートをサポート
これが接続ポート面の写真。
2入力という非常にユニークなバッテリーだ。入力系統は、microUSBとLightningの2つ。IN 1がmicroUSB、IN 2がLightningコネクタとなっている。
iPhone系のデバイスを繋ぐ人にとっては、Lightningケーブル一本持ち歩けば、モバイルバッテリーを充電するケーブルにもなるし、iPhone等のデバイスを充電も出来る。
いちいちmicroUSBケーブルを持ち歩かなくて良いので便利だ。
出力は2ポートありQuick Charge2.0もサポート
出力側のUSBポートは2つあり、デバイスの同時充電が可能だ。
スマートフォンとタブレットといった2台セットや、家族で同時に充電したい場合などにも便利。
但し、出力USB1側は5V 1.0Aの為、急速充電には対応しない。
出力USB2側(青いUSB端子)は、Quick Charge2.0に対応している。
Quick Charge2.0はQuallcomm(クアルコム)のCPUを搭載しているスマートフォンなどで、Quick Charge2.0に対応していれば急速充電が可能となる機能。
USBという規格の性質上、電流はUSB2.0では500mA、USB3.0では900mAまでしか流せず、これがスマホの充電時間の足かせになっている。そこでQuick Charge2.0では、電圧を9V、12Vに上げ、また電流も1.8A程度まで上げて急速充電させる仕様です。(本製品の仕様は9V 1.7A)
私の手元にあったQuick Charge2.0対応のhtc Desire EYEで試してみた。
0⇒60%までは30分程度と、急速充電の威力は素晴らしい。
ちなみに、Quick Charge2.0ポートにQC2.0非対応デバイスを接続しても問題ない。
Quick Charge2.0は降圧機能を持っていて、非対応デバイスであれば、そのデバイスに合わせた充電をしてくれる。
まとめ:2ポート+Quick Charge2.0で大容量と贅沢なモバイルバッテリー
15600mAhの大容量モバイルバッテリーなのでやや大きいし重い。
それでも大容量を必要とする場面では、USBが2ポートあるので同時充電が可能だし、1ポートはQuick Charge2.0に対応しているので、急速充電が可能というメリットは大きい。
また前述のようにApple製品を使っている場合は、Lightningコネクタの入力対応している点もあり、モバイルバッテリーとしてはかなりの多様性を兼ね備えている。
価格的には4600円(2015年11月2日の時点)ほどとやや高価な部類に入るが、Lightningコネクタに対応している大容量バッテリーは数少ないので、どうしてもこのバッテリーが欲しいという人も居るだろう。
そういう意味では、モバイルバッテリーなのに多機能という印象を与える、意外と感心してしまうCHOETECHの大容量モバイルバッテリーでした。
関連サイト
CHOETECH公式サイト : http://www.choetech.com/
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