私の両親は70歳を超えていますが、スマホ&タブレットを使いこなすデジタルな親です。
しかしディープな使い方はしておらず、あくまで映画のチケットを取ったり、旅行先を決めるための情報収集の為です。しかし2人でデバイスが少しずつ増えつつあり、また家族や友人が来たときなど「ちょっと充電させてー」というケースも多いらしく、「新しい充電器欲しい」となってきた。
てなわけでマルチポートのUSB充電器を買わなきゃなぁーなんて思っていると、CHOETECH様からサンプル提供を頂ける事になりました。ナイスタイミングです。
と言う事で『CHOETECH Quick Charge対応 60W 6ポート USB急速充電器』をレビューしていきたいと思います。サンプルをご提供頂いたとは言え、いろいろと言いたい事は言っていくつもりでレビューします。
開梱の儀
外箱。QuickCharge2.0対応のマルチポート充電器で、ポート数は6つあり合計60Wですから、ポート1つあたり10Wもあり充分。Model名は「C0041Q」という名称です。
箱を開けた所。
本体はつや消しブラックで手垢や小傷が付きづらくいいですね。Anker製品はツルツルピカピカで最初はかっこいいのですが、手垢が目立つとちょっとイライラします。
同梱物一覧。
USB充電器本体と、電源ケーブル、USBケーブル、マニュアルです。
USBケーブル。普通、USB急速充電器にはUSBケーブルは付属しないのですが、これは嬉しいですね。CHOETECHさんの製品は一貫して自社ロゴ入りの少しだけ太めのケーブルです。がっしりしていて壊れにくいので安心して使えます。
マニュアルは英語版です。ただ「ケーブル挿すだけ」の使い道であるUSB急速充電器ですから、日本語化されている必要性はあまりないのですけどね。
外観
ここからは外観を見ていきます。
まずポート部。上2段がQuickCharge2.0対応ポートです。この二つだけが最大12V 1.5Aでの高速充電が可能で、QuickCharge対応デバイスのみがその高速化を体感できます。下4ポートは通常のUSB規格である5V出力となります。ちなみにQuickCharge非対応デバイスを青いポートに挿しても、5.0Vに減圧して充電してくれるので大丈夫です。
背面。Qualcomm Quick Charge2.0認証ロゴがしっかりと入っています。
充電してみた
電源ケーブルを接続すると、USB充電ポートの真ん中右側に青色LEDがあって点灯します。
サムソンGalaxy Note5を使って、30%から満充電までの時間を計測してみました。
私のGalaxy Note5は残念ながらCPUがQualcomm SnapdragonではないExynosの為、Quick Charge2.0には非対応。ですが、あえて充電してみましたよ。
バッテリー搭載量は3000mAhで、30%⇒100%までの充電をしてみました。
充電時間は約1時間30分ちょっとですね。0%⇒100%では2時間弱でしょう。これならほぼカタログ値通りの充電時間。
またQuick Charge2.0対応のモバイルバッテリーである、同じCHOETECH製のバッテリーを接続してみました。
このバッテリは以前レビューしたものです。
USB type-C+QC2.0対応モバイルバッテリー『CHOETECH 10400mAh B616Q』を試す
バッテリー容量が10,400mAhもあるので満充電まで4-5時間掛かりましたが、まぁ早いほうじゃないかと。ただこの「CHOETECH B616Q タイプC モバイルバッテリー」は、QuickCharge2.0出力はサポートしているのに、入力は5Vでしか受け付けないので、これまたQuickChargeの恩恵は受けられない。それでも充電時間としては早いほうです。
まとめ:QuickCharge2.0デバイスを持っているなら買い
結論を言うと、QuickCharge2.0(以下QC2.0)デバイスを持っているなら間違いなく持っていた方が良い製品。もちろんQC2.0非対応で充分な急速充電が可能ですが、QC2.0デバイスなら更に40%ほど高速充電が可能です。
そのQC2.0ポートは2ポートあり、これはなかなか贅沢仕様なのか他社製品ではあまり見たありません(1ポートだけQCというのが多い)。Quick Charge対応デバイス数は普通それほど手持ちに多くないでしょうから、通常2つもあれば充分ですが、3台以上もっているなら他の充電器を買うしかないでしょう。
デザインもつや消しブラックで、充電器自体もコンパクトな為、机の上に置いておいても目立たない所もいい。充電器なんて黒子ですし、できるだけ目立たないほうがいいでしょうね。うちの両親にも使ってもらいましたが、リビングでタブレット充電用としてTVラックの端に置いて存在感を消して使えているので気に入っています。
QC2.0は充電器メーカーが作った独自規格ではなく多くのスマホに採用されているQualcomm社が作った規格の為、今後も多くのデバイスで対応していくと思います。私もいまはQC2.0デバイスを持っていませんが、次のスマホはQualcommCPUを載せたものを買いたいと思っています。それくらいQuick Chargeは魅力的で、急速充電器だけでなくモバイルバッテリーでもQuick Charge対応製品を持っているので、そういう資産を活かしたいなと思います。
関連サイト
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