今回は12.0インチタブレット『Chuwi Hi12』のレビューです。
いつものGearBestさんから端末をお借りしてのレビューとなります。
タブレットで12インチとはデカすぎだなとか思ってましたが、よく考えたらSurface Pro3持ってる私(SurfaceはタブレットではなくノートPCという感覚でした)。そう考えると、Chuwi Hi12もほぼノートPCと言って良い感じ。実は専用キーボードもあってそちらも同時にお借りできているのですが、今回はスペースの関係で本体のみです。写真だけチラ見です。
スペック的には最近の中華タブレットのミッドレンジレベルです。Cherry TrailのAtom CPU搭載で、RAM 4GB+ROM 64GB、12インチで解像度が2160 x 1440というSurface3と同レベル。OSはWindows10+Android5.1のデュアルOSという仕様です。
『Chuwi Hi12』は、以前この記事でもご紹介してるので、細かいスペック等はこちらをご覧下さい。
紹介記事 :Surface3よりハイスペック! 12インチWin10タブレット『Chuwi Hi12』が2.7万円~4GB RAM/64GB eMMC/Cherry Trail/QHD搭載
開梱の儀
さっそく開梱。本体はいつもの(?)ビニール袋。
同梱物はmicroUSBケーブル、USB充電器、あとはマニュアル各種ですね。
本体はやっぱり12インチだけあり重い。公称値は852gでしたが、実測では871g。
中華タブレットって、公称値と実測値が離れている事が多すぎですね。数値通りの事があまりないです。だいたいサバ読んで重いのかと思ったら軽かったりするときもあるので、計測ミスって事はないのでしょうが、製品版でちゃんと測ったデータを公開してないのかもな・・・とか思ったりして。
本体チェック
正面から見た画面側。 右側にWindowsタッチボタン、上部にカメラという一般的なWinタブ構成。
12インチのタブレットで右側にWindowsタッチボタンがあるのは「この大画面を縦画面で使えって事か!?」と一瞬思いますが、これはキーボードドッキングすると下側のベゼルにキーボードが装着され、Windowsタッチボタンが押せなくなるため。これはSurface Pro3なんかでも同じです。
ベゼルはやや太めで、白い部分はプラスチックなので正面から見るとすこし安っぽくは見えます。今回は本体カラーがゴールドを使っているのですが、ディープグレーだとベゼルがブラックになるのでもうちょっと引き締まって見えると思う。
ちなみに液晶には保護フィルムが貼ってあって、剥がして使う事ができる。(下にもう一枚保護フィルムが貼ってある)
下部側面。こちらにはキーボードドックコネクタがあるのみ。
ここには別売りのキーボードが接続できます。
左から、イヤホン、microHDMI、USB2.0,microUSB、USB3.0,microSDスロットがある。12インチとはいえ、一応タブレットであるにも関わらず、フルサイズUSBコネクタがx2ポートもあるのは凄い。本体サイズもUSBポートの縦幅ギリギリいっぱいまでで、かなり苦労したデザインなのが分かる。強度的にもフルメタルボディだからなせる技でしょうね。結構感心した。
上部。
ここに電源ボタンとボリュームボタンがある。
右側面。こちにもスピーカーがある。
背面。機能的にはカメラがある程度。
ゴールドカラーのメタルボディーの質感が高く、12インチのサイズにも関わらずたわんだりはしない。コーナー部の曲面の仕上げも綺麗で、手に持ってもアールがかった所が気持ちいい。
このあたりの質感は、中華タブレットだと侮っているとかなり驚くと思う。私も思わず「いやいや、綺麗な処理だなぁー」と唸ってしまいました。
起動してみた
起動してみました。デュアルOSなので、起動時にOS選択画面が表示されます。
とりあえずWindows10で起動。プリインストール言語は英語でした。そのうち日本語化しますが、それにしても綺麗。
さすが2160 x 1440のQHD解像度。Surface3と同じ解像度ですからねー、Windows画面のアイコン、文字がぱっと見で綺麗さがわかる。
解像度が高いから、横画面でYahooを見てもこれぐらい余裕。3:2のアスペクト比だからなせる技。
Windowsの操作性はタブレット単体ではちょっといまいちですが、専用キーボードを付ければほぼノートPCに変わり操作性は格段に向上する。
メタルボディーと画面の美しさで一発で気に入った
今回はざっとではありますが、Chuwi Hi12の開梱から本体レビューまでやってきました。
12インチの中華タブレットという事で、「今までのタブレットより単に画面がデカくなっただけなんじゃないか」と先入観をもっていたのですが、、、、正直、完全に裏切られました。
870gとタブレットとしては重量級ながら、メタルボディーの質感は非常に高く、安っぽさはほぼ感じられない。本文にも書きましたが、背面のカーブ処理などは綺麗で触っていて気持ちがいい。ずっとすりすりと触っていても良いくらい。
画面も「フルHD以上はこのサイズでは要らないんじゃない?」とか思ってましたが、2160 x 1440のQHDディスプレイは 3:2アスペクト比と言う事もあり幅が広く、縦・横共に高解像度だとより高精細さが際だっている。Surface3キラーとかクローンとか呼ばれたりしますが、クローンになる為の資格は充分あります。劣化版では無いところが怖い所。だって本体30,000円未満、キーボード入れても33,000円ぐらいで買えてしまう。Surface3は画面サイズが違うとは言え、価格は8万円以上。それを考えればオトク過ぎる価格です。
関連サイト/関連記事
・紹介記事 :Surface3よりハイスペック! 12インチWin10タブレット『Chuwi Hi12』が2.7万円~
・GearBest販売ページ: Chuwi Hi12 Tablet PC – WINDOWS 10 + ANDROID 5.1 VERSION
・GearBest.comの紹介 : GearBest.comを利用して中華デバイスを安く輸入するのも面白い
・GearBest.comの買い方ガイド :「中国のGearBest.comでデバイスを買って輸入する方法~注文から届くまで」