Indiegogoでクラウドファンディング中の2in1タブレット「CHUWI UBook Pro」ですが、CHUWIが様々なベンチマーク結果を公開しました。
UBook ProはCPUにIntel Core m3 8100Yを搭載し、以前のUBookより50%高速化されていると謳っていますが、その性能を各ベンチマークソフトで表しています。
*Celeron N4100モデルもありますが、今回はCore m3版のベンチマークです
ベンチマーク結果
CPU-Z、GeekBenchといった各ベンチマークソフトの結果です。
CPU-Z
Intel Core m3 -8100Yをを搭載するCHUWI UBook Proですが、CPU-Zでの結果は、シングルスレッドで283.5点、マルチスレッドで800.9点となっています。
8100Yは第8世代のAmber Lakeと比較的新しいCPUで、2コア4スレッド、最大3.4GHzとスペック的にはかなり良さそうな内容ですが、Celeron/Pentium以上、Core i3以下という位置づけのモバイルCPUで、結果もそれを表しています。
GeekBench 4
シングルコアスコアが3731点、マルチコアスコアが6115点となっています。
Cinebench R15
CPUとGPUのベンチマークソフトCinebench R15はCinem4Dをベースとしており、高精度画像と3D図形をレンダリングすることでCPUとビデオカードの性能を測定します。
Intel UHDグラフィックス615を搭載した8100Yプロセッサのスコアは196cbと27.18fpsです。
このあたりはオンボードグラフィックなので高い値は期待できないものですが、上に書いたようにCeleronなどのCPUよりはかなり良い結果となっています。
AS SSD Benchmark
UBook ProはHDDより5倍高速なSSDを搭載しています。シーケンシャル書き込みは480.61MB/s、書き込みは372.74MB/sという結果。
SSDとしては特別速いというわけではありませんが、それでもeMMCやHDDに比べれば体感で分かるほどの高速さですので、必要充分なスピードです。
Adobe PhotoshopやAdobe Premiereも動作
Intel Core m3 8100Y、8GB RAM、256GB SSDという構成ですので、普段使いなら必要充分なパフォーマンスを発揮します。オフィス文書作成、メール、ネット、動画等のエンターテインメントは余裕でしょう。
またAdobeのPhotoshop、Premiereといった画像/動画系アプリもCHUWIは「楽々と処理が可能」だと言っています。
またCHUWIが公開した内容では、トゥームレイダーやMetroといったゲーミングアプリも快適にプレイが可能との事。
このCHUWI UBook Proは、現在Indiegogoでクラウドファンディング中です。Core m3版は499ドル、Celeron N4100版は399ドルで出資募集中。(ゴールを達成しているので出資=購入と考えて頂いてOKです)
プロジェクトと商品情報の詳細は、下記のリンク先(日本語です)をご覧ください。
関連ページ
・公式ページ : CHUWI.com
・Indiegogo : CHUWI UBook Pro Indiegogo