突然ですが、iPad mini3を買ってみました。
何かとベンチマークとなるのはApple製品ですし、スタンダードでもありますからね。
iPad mini3はdocomo版です。中古で3.7万円程度で入手できました。現在はiPad mini4ですが、iPad mini3との差別化は外面的にはほぼありませんし、Retinaディスプレイと7.9インチの4;3アスペクト比はやはり使いやすいだろうという事で、この両者があるmini3にしてみました。
ただ今更iPad mini3のレビューをしても仕方ないので、今回は愛用中の8インチAndroidタブレットの「dtab Compact d-02H」 と比較してみようと思います。先に言っておきますが、そもそもは比較しうる価格帯ではないものを比較しているのは承知の上でやってますからね。あしからず。
iPad mini3開梱
届いたiPad mini3。カラーはゴールドです。 中古とは言え、さすがはApple。安っぽさを感じさない本体は本当に綺麗。
購入価格は3万円台とは言え、もともと高いタブレットなのですから当たり前ですが、うっとりする。
私はApple製品は余り使わない(iOSが嫌い)のですが、iPad miniシリーズだけは別で、この片手で持てる絶妙なサイズ感、その中に2048×1536ドットを詰め込んだ高精細ディスプレイはプレミアムです。
スペック比較
まずは主要スペックの比較。
スペック | iPad mini3 | dTab Compact |
---|---|---|
画面サイズ | 7.9インチ 3:2アスペクト比 Retinaディスプレイ |
8.0インチ 16;9アスペクト比 IPSディスプレイ |
解像度 | 2048×1536ドット | 1920×1200ドット |
SoC | Apple A7 1.3GHz | Hisilicon Kirin 930 オクタコア 2.0GHz x4 + 1.5GHz x4 |
RAM | 1GB | 2GB |
サイズ | 134.7×200.0 mm ×7.5mm |
124.0×215.0 mm ×7.9mm |
重さ | 331g | 345g |
こうやって比較すると、スペック的には遜色無いどころか、dtab Compactの完勝。
iPad mini3は、解像度と重量が勝っているわけですが、これが使用感にどこまで響くかがカギですね。
画面比較
ではdtab Compactと比較していきましょう。
こうやって比較してしまうと、iPad mini3がいかに均整の取れたデザインかが分かります。
dtab Compactは、画面とベゼルの間にある黒い縁が安っぽさを演出してしまっています。
物理的なベゼル幅(白い部分)はiPad mini3のほうが大きいんですが、画面表示させるとdtab Compactの黒い縁は目に付く。これ、あくまで比較すればという話なんですけどね。dtab Compactだけを使っていると、別に気にならないんです。
うーん・・・・愛用のdtab Compactが、、、、比較しなければ良かったと後悔しつつあります。
サイドエッジの仕上げ
これも結論から言いましょう。iPad mini3の圧勝。こういう工業製品としての美しさを、AppleとHUAWEIで比較してはいけないとは分かっています。HUAWEIだってMateSとかのスマートフォンでは綺麗な端末があることは分かっていますが、それにしてもという結果。
dtab Compactのサイドエッジはスリットが入ったデザインで、手に持ったときに持ちやすい(滑りにくい)というメリットはありますが、デザインとしてはややチープに見えます。
iPad mini3は背面から側面に向かって行くカーブが仕上げも綺麗だけど、持ちやすさにも寄与していて、デザインと機能性がマッチして機能美になっている。
ただ、機能的な点で言うと、iPad mini3のボリュームボタンの操作性はdtab Compactの方が良いです。位置が比較的下に配置してあり、iPad mini3よりは押しやすい。
背面
この角度で見るとdtab Compactの方が綺麗かなと。完全に個人的な希望的且つひいき目が入ってますが(汗)
iPad mini3はアンテナ部分が別カラーになっていて、デザイン上浮いて見えます。
ただ実使用上はカバーして使うと見えない所ですけどね。
dtab Compactはシルバーのメタルボディの下部にだけ継ぎ目がありますが、目立たない所にありますし、価格の割に頑張っていると思う。
重さ比較
スペックでは既に主さは比較できますが、実測として主さを測ってみました。
ただ双方とも既にガラス液晶保護フィルムを貼っているので、やや重くなっています。
このようにiPad mini3のほうが明らか軽い。
手に持ったときの感触も、dtab Compactのほうが細身の為、片手で握れるから軽く感じるかと思っていたのですが、比較して見ると重量差は明らかに感じます。
ただdtab Compactが「重い」「使いづらい」というわけではなく、充分片手で使い回せる重さです。負け惜しみじゃなく・・・
結論 : dtab Compact完敗・・・そして
dtab Compactを愛用している私が、iPad mini3という7-8インチタブレットの頂点(?)であるプレミアムタブレットに対し、dtab Compactを擁護しつつ挑むという形式になってしまいました。初めから無理な戦いとは分かっていましたが、それにしても完敗。
iOSの使いにくさ(Android使いとしては)さえ解消すれば、大好きな端末になるのは間違いない。
dtab Compactは、新品で3万円弱で購入でき、docomo系格安SIM(MVNO)がそのまま使え、WUXGAの美麗解像度と素晴らしいタブレットです。だったのですが、質感は完敗。
「はいはい。iPadは綺麗だよね」で終わらせたくなくて、比較してみたわけですが、どうひいき目に見てもという結果。まぁまぁ価格が違うから仕方ないのですがね。
私の心の中では「やらなきゃ良かった」感が満載。「私にはこの子が合っている。良いスペックだし、使いやすいし」と信じていた部分がちょっと揺らぎ始めました。
そんなわけで浮気性の私は、これを発注してしまいました(汗)
iPad mini3があるのになぜか対抗馬が欲しくなり、つい発注してしまいました。この子なら獅子に対抗できるはずさ。
関連サイト
・Amazon販売ページ :Huawei docomo dtab Compact d-02H Silver
・Amazon販売ページ :APPLE MGYE2J/A ゴールド [iPad mini 3 Wi-Fiモデル (7.9型Retina・16GB)]
・GearBest販売ページ : XiaoMi Mi Pad 2 64GB