前回の「使ってわかった『htc Desire EYE』の5つの良い所(1/2)」の続きです。
今回も引き続き『使ってわかった『htc Desire EYE』の5つの良い所』として、2週間ほど使ってみて感じた良い点を5点でまとめてみたの「後編」です。
やっぱり防水は安心できる
Desire EYEには、IPX7・IP5Xという防水・防塵が備わっている。SIMフリー機では防水/防塵対応のものは少ないので貴重ですね。
私はお風呂で使ったりはしないのですが、子供が居るので不意のジュース等をこぼしたりする可能性はあり、スマホが水没するリスクを否定できない環境です。
そういった場合、やはり防水対応のスマホであるという事だけで安心感が違います。
以前、実家で食事しているときに「お酢」の小瓶を息子が倒し、スマホの一部が濡れただけで翌日電源が入らなくなり文鎮化したことがあります。
そうならないように食卓にはスマホを乗せないとか、子供達が居るところにはスマホを置かないとか肝に銘じていたりするのですが、そういう気遣いから解放される精神的なメリットは大きいのです。他にも不意の大雨にさらされたりしても安心だし、プールなどにも持って行けるのは強みですよね。
Quick Charge2.0の急速充電はマジで速い!
Desire EYEはQuick Charge2.0での急速充電に対応しているので、試して見ました。
製品付属のUSB充電器もQuick Charge2.0に対応していますが、今回はCHOETECHのUSB 6ポートチャージャーを使用してみました。
16%くらいの残バッテリーの状態でしたが、BatteryMixというアプリを入れて計測すると、1時間45分で満充電になってます。
速い!80%くらいまでは急速充電で上がっていき、残りは多少緩やかにはなるが、それにしても速い。
実際、0%から充電を開始すると、30秒(秒ですよ秒)くらいで9%、1分半~2分くらいで15%まで充電という圧倒的なスピード。0%から充電したら2時間ほどで満タンになると思う。公式サイトではバッテリー充電時間は3時間と記載されているが、それよりは明らかに速い。
ちなみにQuick Charge2.0ですが、USBの標準である5Vを超えて、9Vや12Vで充電できる規格だから速いのです。この高い電圧で急速充電ができるようになているというのが秘訣。但しそれには、この規格の提唱者でもあるクアルコムの対象CPUを使っている必要があるのです。
Desire EYEはこのQuick Charge2.0に対応しているという事で、十分その機能のメリットがあるなと感じた。
この結果を見て個人的には、Quick Charge2.0のモバイルバッテリーが欲しくなってきました。スマホが0%でも、30分で60%くらいまでは充電されるので、この速度であれば相当メリットは大きいです。
総括:スペックでは分からない使って気持ちの良い端末
htc Desire EYEはスペックだけ見たら、ミドルレンジよりちょっと上の端末です。
ですが、この端末を表すのにスペック表は意味をなさない。
他のスマホには無いツートンカラーのポップなカラーとデザイン、マットなカラーによる指紋や傷の付きにくさ、サクサク動作してどんどん撮れるカメラ、聞いたら違いが分かるスピーカーなど、使ってみないと分からない事が多い端末だからだ。
最近のスマートフォンの使い勝手はスペックでは推し量れない事が多くなりつつあるが、htc Desire EYEはまさにそういうスマホだ。ミドルレンジの価格帯ながらスペック以上にいろいろとユーザーが気持ち良く使える端末はこの価格帯ではそう多くない。
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