ドコモ『dtab Compact d-02H』は普通のAndroidタブにカスタマイズできるか試してみた!

先日購入した8インチSIM(フリーじゃない)タブレット、ドコモ『dtab Compact d-02H』

ですが、腐ってもドコモの製品。(いや腐ってないが)
ホーム画面などは完全にドコモ一色で、「ドコモのサービス使ってください!なんでもあるよー」的な押しが非常に強く、はっきり言うと「うざい」。でも仕方ないんですよ。そうやってドコモサービス使ってもらってなんぼな端末だから。その分安いのだし。

ですが、安く買っても使いやすいようにはしたいというのが人情だ。

そんなわけでこれをカスタマイズして普通の子にできるか試してみた。

ドコモLive UXがどんだけうざいか

以下がdtab Compact起動後のホーム画面。当たり前だけどドコモアプリ盛りだくさん。ドコモだけでなく、「得」マークがついたオセロやナビタイム、NHKアプリも入ってる。なんてお節介(失礼)。ホーム右下のマークをタッチするか、下にスワイプすると、「ドコモマイマガジン」が強制起動。OKをタッチすると、ニュースが読めます。機能や操作性は「SmartNEWS」と同じでいわゆるキュレーション型のニュースアプリ。よく言えば同じ操作性で使えるが、悪く言えばぱくりと言っても良い。このマイマガジンが下スワイプで強制的に表示されるので、ホーム画面でうっかりスワイプをしたに間違えるといちいち起動してうざい。ニュースアプリなんて「見たいときにじっくり見る」からアプリをタップして起動するだけでいいと思うが、ドコモとしてはどうしても見せたいのだろう。

アプリはどれだけ削除できるか?

以下がデフォルトのアプリ一覧。意外と少ない気が・・・。ホームに表示されていたオセロやNHK、クックパッドなどは、タップするとドコモのアプリサイトに行ってダウンロードされる仕組みでした。なのでインストールされているものはこんだけ。

GooglePlayがあるので、アンインストーラーを入れて、消せるだけ消してみた。ローソンやTwitterなどは消せる。が、カラオケ練習アプリのような無駄(私にとって)なものも残ってしまう。*カラオケ練習アプリも消せました(汗)

ドコモアプリ系は軒並み消せない。しかもこのアプリ一覧はインストールしたアプリが全て表示されるわけではないものがある。

インストールしたアプリはデフォルトでドコモLive UXのホームに張り付くのですが、そのアプリはここに表示されたりされなかったりする謎がある。実際既に入っているアンインストーラーや、画像管理ソフト(QuickPic)など、いくつ表示されない。使い勝手の面で非常にイライラする。

ホームの切り替えはアプリを追加するだけでOK

てなわけで、ホームアプリをGooglePlayからインストールしてみた。

ド定番だが、「Nova Launcher」を入れてみた。

無事適用できた。ほら。すっきりした。Nova Launcher起動時にホームアプリのデフォルトにするか聞いてくるので、そこでOKしてあげるだけでいい。簡単
アプリの一覧もほらすっきり。こんなにインストールしてあるのにドコモLive UXでは表示されないって・・・。

ドコモのホームアプリ「ドコモLive UX」への戻し方

Live UXへの戻し方です。実は[設定]の項目の中に「ホーム」がなく、ちょっと戸惑う。

ここまで見た方は「ドコモLive UXに戻す必要あるの?」とか思うでしょう。私もそう。ですが、Live UXだけでなく、他にもインストールしたホームアプリを切り替えたいなと思うことはあるわけで、同様の方法で切り替えられます。

[設定]→[アプリを管理]→[デフォルトアプリの設定]の順でタッチ。

[ランチャー]をタッチ。 すると下記画面で切替が出来る。一度、docomo Live UXにした後、この画面でホームアプリを切り替えようとすると、下記のような嫌らしい警告が出る。消費電力が増加する・・・本当かなー。先ほどのマイマガジンのようにニュースアプリは裏で情報取得をしているので、むしろそちらのほうが消費電力が大きいような・・・。まぁーホームを変えてもマイマガジンのサービスが停止するわけじゃないので、どちらにしても消費電力は変わらない気もします。

まとめ:dtab Compactはホームを切り替えて使えばもっと使いやすくなる

ここまでやってきたようにdocomo dtab Compactはホームアプリ(ランチャー)を入れれば簡単に切り替えが可能です。

「docomo Live UXが使いづらい!」「うざい」と悪態をついてしまいましたが、逆に言えば「ドコモさん、切り替えて使えるようにしておいてくれてありがとー!」と言う事が言いたいのです。AmazonのFireタブレットのようにUIが固定されているとどうしてもそのUIが気に入らなければ愛用し続けるのは難しいので、このような対応は本当に有り難い。

ドコモアプリ残ってしまうが、ホームは切り替えられて普通のAndroidタブレットになる・・・という事は、ほとんどHUAWEI MediaPad M2 8.0のSIMフリー版と遜色無い使いっぷりになるわけです。これは大きい。MediaPad M2 8.0は4万円弱、dtab Compactはドコモと契約しなくてもAmazonなどで探せば3万円、もしくはそれ以下で手に入ります。ちょっとした手間で、4万円のタブレットに近い状態になるならお得ですよね。

関連サイト/記事

ドコモ 8インチSIM付きタブレット『dtab Compact d-02H』買ってみた!外観レビュー編
・docomo公式サイト : dtab Compact d-02H
・HUAWEI公式サイト : dtab Compact d-02H

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