私の相棒となってはや三ヶ月の『ASUS EeeBook X205TA-B』。
30,000円という価格で、Ultrabook並みの軽量コンパクトノートであり、eMMCのストレージで快適動作そのもの。
スマホのZenFoneシリーズ同様、爆発的に売れまくっているX205ですが、後継機の噂が出てきました。
その名も「ASUS EeeBook E202」です。
既に2015年6月のComputex台北にてお披露目されているので驚きは少ないのですが、どうも米国FCCの認証を通ったらしく、
「ASUS EeeBook X205TA-Bの後継機がいよいよ発売される!」という噂です。
ASUS EeeBook E202 vs X205TA スペック比較 (現時点の噂)
製品名 | ASUS EeeBook E202 | ASUS EeeBook X205TA |
ディスプレイ | 11.6インチ WXGA (1366×768) グレア(光沢) |
11.6インチ WXGA (1366×768) グレア(光沢) |
CPU | インテル Pentium(?) Quad Core |
インテル Atom Z3735F Quad Core 1.33-1.83GHz |
メモリ | 2GB/4GB | 2GB(増設・交換不可) |
ストレージ容量 | 500GB HDD | 64GB(eMMC) |
OS | Windows 10 64bit | Windows 8.1 with Bing (32bit) |
無線LAN | IEEE 802.11a/b/g/n/ac Bluetooth V4.0? |
IEEE 802.11a/b/g/n Bluetooth V4.0 |
SDスロット | MicroSDx1 | MicroSDx1 |
サイズ | 不明 | 幅286 mm×奥行き193.3 mm× 高さ17.5 mm |
インターフェース | USB 3.0×1、USB2.0x1 ヘッドホン×1(マイクコンボ) microHDMI (タイプD)×1 USB Type-Cx1(充電も可) |
USB 2.0×2 ヘッドホン×1(マイクコンボ) microHDMI (タイプD)×1 |
ファン | ファンレス | ファンレス |
重量 | 1.2kg | 0.98kg |
価格 | 不明 | 実売30,000円 |
このスペックで注目すべきはメモリが4GB版がある点、それとeMMCではなく500GB HDDを搭載する点でしょう。
それと、USB Type-Cの搭載、USB3.0のフルサイズコネクタがx1搭載される点が大きな違い。
X205TAユーザーだと分かりますが、充電端子は別にありつつも、USB Type-Cコネクタでも充電できるのがちょっと面白いですね。
モバイルバッテリーを持っていれば、USB Type-Cのケーブルを接続すれば充電出来ると言うことでしょうか?
筐体デザインは上の写真で見た限りでは、そのまんまX205TAです。
恐らく製品版でもほぼ変わらないでしょう。
ファンレスを継続してくれる点は大歓迎ですね。
ASUS EeeBook E202はX205TAの後継機になれるのか?
ASUS EeeBook E202がX205TAの後継機になれるか・・・ですが、個人的には
「現時点ではダメ」
と言いたい。
それはやはりHDDの存在。X205TAの64GB eMMCのストレージは確かに少ないが、microSDカードを増設したりして上手にやりくりしていけば十分使えるのです。
しかしHDDだとストレージの問題は解決できるが、スピードが遅くなってしまう。
HDDが交換可能であれば、速攻SSDに換装にして解決できますが・・・筐体サイズを見ている限り分解は非常に困難な気がします。
困難でもできれば問題ないので、私なら交換してしまいますが、「絶対不可」になっていたら購入することは無いですね・・・。
でも交換できるなら・・・買います!多分(汗)
それはメモリ4GBはとても魅力的だから。
現時点でChromeのタブを6個以上にするとスワップファイルが多発して微妙にもっさりになってしまう。
これは開くタブを減らしておけばいいので、気をつければいいのですが、それでも「やりくり知らず」の世界に憧れるのが人間ですからねぇ。
4GBあればかなりそういった煩わしさが解決できます。
また、CPUについてはPentiumのQuad Coreも選択可能になるようで、こちらも快適動作の一因になれば嬉しいですね。
但し、価格が跳ね上がると途端にこのE202はX205TAの後継機から遠ざかってしまいます。
X205TAが素晴らしいのは、そこそこのスピード、かっこいいデザイン、それと30,000円という価格のバランスあってこそです。
これがE202ではX205TAの問題を解決したけど、SSD換装が必要で+7000円、メモリ4GBにしたら+7000円、CPUをPentiumにしたから+6000円といった感じで、結局50,000円のPCになってしまいました・・・では全く意味が無い。
SSD代はせめて抜いたとして実売3万円台をキープして欲しいものです。(SSD換装すらできるか分かりませんし)
筐体も1.2kgになってしまい、普通のモバイルノートPCとなってしまいちょっと魅力が減ってきてしまっているのも気になります。
「欠点を無くすよう新製品を開発したら、前機種の良いところが無くなってしまいました」
では本末転倒ですよ。。。
しかしいまPC業界だけでなくスマホ業界をも席巻するASUSが作るものですから、期待しちゃいますね。
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