アレに似ているけど質感も結構良いスマホ『Elephone S7』レビュー! 美しい外観とHelio X25搭載で速くてサクサク

5.5インチフルHDディスプレイとHelio X25を搭載した「Elephone S7」のレビューです。今回は、GearBest様より端末をお借りしてのレビューです。

Elephone S7の特徴はまずデザイン。既視感は若干ありますが美しい外観で左右ベゼルがない両サイドエッジディスプレイです。Galaxy S7 edgeのぱくりオマージュです。こういうオマージュとかクローンは中華ガジェットを見ているとつきものですが、逆に分かりやすい目標が出ている分、中途半端に手抜きが出来ないので、クローン系のガジェットは意外と質が高いことが多い。オリジナルよりクローンのほうが失敗できないというのは本末転倒な気もしますが、そうやって試行錯誤して質を少しずつ高めているのは間違いないと思います。

SoC(CPU)はMediaTek Helio X25 2.0 GHz Deca(10)コア。他にもHelio X20のバージョンもありますが、今回は最高スペックのものをお借りしています。Helio X25はMediaTekのSoC製品の中でもハイエンドに位置するもので、性能も充分期待出来ます。

RAMは4GB でストレージも64GBと、SoCのハイエンドさに負けないスペックになっています。その他細かいスペックは下記ご覧下さい。

今回はレビュー前編として、開梱~外観チェックをしていきます。

主要スペック

  • CPU :MediaTek Helio X25 Deca Core 2.0 GHz
  • RAM: 4GB
  • ストレージ: 64GB
  • ディスプレイ : 5.5インチ IPSディスプレイ Corning Gorilla Glass 3
  • 解像度 : 1920×1080 フルHD
  • OS: Android 6.0 Marshmallow
  • バッテリー : 3000mAh
  • カメラ: リア13MP / フロント5MP
  • SIMサイズ: Dual sim Dual Standby,  nano SIM x2 (1つはmicroSDと共用)
  • microSD: 最大128GB
  • USB : microUSB interface
  • WiFi /Bluetooth :802.11 a/b/g/n/、Bluetooth4.0
  • サイズ/重量:  150.4 x 73.2 x 7.6mm / 176g
  • ネットワーク:GSM:B2/B3/B5/B8 (1900/1800/850/900)
    WCDMA:B1/B8 (2100/900)
    FDD-LTE:B1/B3/B7/B20 (2100/1800/2600/800)
    TDD-LTE:B38/B40(2600/2300)
  • 日本語ロケール: あり
  • その他 : 指紋認証センサーあり

パッケージ内容

早速開梱です。
同梱物は、microUSBケーブル、USB充電器、マニュアルとTPUカバーです。カバーに関してはマイナーな端末だけに最初からカバーがついているのは有り難い。
USB充電器は日本のコネクタ形状には合わない為、そのままでは使用不可。変換器を買ってくるか、別のUSB充電器を容易する必要があります。

外観

Elephone S7の外観をざっと見ていきます。

まずは魅惑的な背面から。正直、めちゃくちゃ綺麗です。Elephone S7はロースペックなら2万円強ぐらいですが、この価格でこんなに綺麗な端末が作れるのかとため息が出ます。但し、Elephone S7に限った話しではありませんが、指紋はかなり目立ちます。指紋が気になるならカバーをすべきですが、カバーをつけたらこの美しい背面が見れないのが難点。まぁーこればiPhoneなんかでもそうですけどね。

前面には5.5インチフルHDディスプレイ、下部に本家(?)に忠実に物理ホームボタンがある。ディスプレイの発色も綺麗で視野角もよく、安っぽさはない。左右端はエッジディスプレイではありますが、Galaxy S7 edgeほど刺激的なカーブはなく、単にガラス面が曲がっているだけです。それでも見た目はベゼルレスに見えるし、デザイン上スタイリッシュです。ホームボタンは物理キーでストロークも深く押しごたえがある。指紋認証センサーも兼ねている。ホームボタン自体はタッチ式にも対応していて、指紋認証もボタンを押し込まなくても登録した指で触れるだけで解除できる。(押し込んでもOK)但し、本家(?)と違うのは、ナビゲーションボタンが無く、下ベゼルにはホームボタンしか無いという点。「戻る」はホームを1回タッチ、アプリ切り替えはホームボタンを押し込んで長押しする。こういうのは慣れが必要ですが、面倒なら上記のようにナビゲーションボタンを画面に表示させることもできる。充電端子はmicroUSB。ここはUSB Type -Cにして欲しかった所ですが、忠実にオマージュしてます。

重さ

重量も量ってみました。174gと公式スペックの176gと誤差の範囲内。5.5インチのスマホとしては特別重いわけではありませんが、手に持つと結構ずっしり感はあります。

次回、ベンチマークやもう少し使い込んで、注目のデュアルレンズカメラを使ってみた感想を取り纏めたいと思います。

Elephone S7の価格

このElephone S7ですが、価格はGearBestにてHelio X25版が26,374円のセール価格で販売しています。※価格は記事作成時点GearBest販売ページ:Elephone S7 4G Phablet – HELIO X25 VERSION BLUE

Helio X20版は2.2万円程度なので価格差は4000円ほどです。

カラーは4GB RAM + 64GB ROM版はブルーとブラックの2色。それ以下のモデルではゴールドとグリーンがあります。但しグリーンは現在入手不可です。

GearBestでの購入方法などは、下記記事に取り纏めていますので、参考にしてください。

関連リンク

・ELEPHONE 公式ページ :ELEPHONE S7 

・GearBest.comの紹介 : GearBest.comを利用して中華デバイスを安く輸入するのも面白い
・GearBest.comの買い方ガイド :「中国のGearBest.comでデバイスを買って輸入する方法~注文から届くまで

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