「Feiyu Pocket3」こんなカメラ楽しすぎる!今度はカメラとコントロール部が完全無線化!どこにでも設置できるジンバルリモートカメラ

カメラがセパレートするジンバルカメラ「Feiyu Pocket 3」をFeiyuTech様からお借りできましたので使ってみました。

ジンバル界ではトップブランドのFeiyuですが、このFeiyu Pocket3はジンバル+カメラで新しくもっと楽しい動画が撮れるギミックを搭載した驚きしかない唯一のカメラとなっています。

主な特徴

Feiyu Pocketは初代を経て、2代目となり有線セパレート型に進化しましたが、 Feiyu Pocket 3は更にセパレート+完全ワイヤレスへと進化しました。これによりケーブルの制約があったFeiyu Pocket2Sの難点を克服し、自在に好きな場所からワイヤレスコントロールで撮影が可能となったのが最大の特徴です。

Makuake : Feiyu Pocket 3

本体とカメラが完全分離する為、カメラをマグネットやバンドで取り付けて、遠隔で撮影が可能。
カメラヘッドはわずか86gと軽量でマグネットでどこにでも設置できます。

スマートリモコン(リモートハンドルforFeiyu Pocket3)を使えば、以前のFeiyu Pocket2のような手持ちジンバルカメラのようなスタイルでも撮影でき、またスマートリモコンで画像を確認しつつカメラを操作することも可能です。

Feiyu Pocket2Sもセパレートタイプでしたが、非防水でした。
Feiyu Pocket3ではオプションではありますが、カメラヘッド用の防水ケースも発売され水中でも利用可能。

このFeiyu Pocket3は先行予約販売サイトMakuakeにて期間限定で販売中。

Feiyu Pocket3 主要スペック

開梱

お借りしたのはFeiyu Pocket3のジンバルカメラ本体と、スマートリモコン(リモートハンドルfor Feiyu Pocket3)の2つ。

まずはFeiyu Pocket3本体を見ていきましょう。

Feiyu Pocket3ジンバルカメラ

貼付品は、充電用のUSB Type-Cケーブル、保護ケース(カメラカバー)、リストバンドx2、収納ポーチとなっています。

更に、本体側には、拡張スペース、三脚がくっついています。

マニュアルは今回お借りしたものでは英語版ですが、Makuakeで出荷されるバージョンでは日本語版になります。

Feiyu Pocket3の本体前面にはシャッターボタンがあります。

後ろ側には小さいディスプレイと、電源とモード切り替えボタン。その下にUSB Type-C端子があります。

サイドにmicroSDカードスロットという配置。このように剥き出しのため、防水性はありません。

保護ケースはこのようにFeiyu Pocket3をすっぽりと覆うもの。ジンバル自体は繊細な為、このようにハードカバーは必須です。ただ取り付け/取り外しが結構固いので最初は「入るのかこれ?」と思うほどでした。もうちょっと簡易な形であれば良かったなと思う。

リストバンドはこのように拡張ベースに取り付けて腕などに巻き付けて固定する事もできます。長短2本のリストバンドがあり、長い方を使えば、角材等、様々な場所にも取り付けが出来ます。

スマートリモコン

もう一つのサポートデバイスであるスマートリモコンを見ていきましょう。

スマートリモコンには、こちらもUSB Type-Cケーブル、ストラップ、巾着袋、マニュアルが付属しています。

スマートリモコンのメインとなる前面には、タッチタイプのディスプレイ、ジョイスティック、シャッターボタン、モード切り替えボタン、ズームスライダーバーがあります。さすがにFeiyu Pocket3本体だけでは操作は厳しいし、スマホと接続してアプリでこのスマートリモコンと同様の操作は可能は可能ですが、やはりスマートリモコンのほうが直感的操作が可能となっています。

左側にはUSB Type-C端子。

右側には電源。

下部に1/4インチネジ穴があり、三脚と接続できる。

Feiyu Pocket3本体とは、上部にあるキャップを外す事でダイレクトに接続が可能です。

このまま撮影もできますし、取り外しても可能です。合体させた状態でスマートリモコンに充電すると、Feiyu Pocket3本体にも充電されるため、2つを別々に充電しなくていいのはとても有り難い。

アプリの使い勝手

Feiyu Pocket3ではスマホアプリで連動もできます。
アプリをインストールすると、リモート撮影ができたり、各種設定変更も可能です。

アプリはGoogle Play/App Storeで”Feiyu Cam“で検索するとアプリが出てくるので、そちらをインストールすればOK。

ペアリングはアプリからデバイスを探し、Feiyu Pocket3のシャッターボタンを長押しして自動で見つけてくる。上手くいかない時はWiFiでFeiyu Pocket3のアクセスポイントに繋げても可能(手動接続)。

アプリは以下のような画面となり、シャッター/撮影ボタンや十字キーでカメラを動かすこともできる。
縦でも横でも利用可能。

フレームレートやモードの切り替えも設定もアプリ内でできるので、小さいスマートリモコンの画面でやる必要はなくなる(もっと言えばスマートリモコンを持っていないならFeiyu Pocket3でやるのはほぼ無理です)。

マグネットでいつもは撮れない場所でも簡単撮影

超軽量ジンバルカメラのFeiyu Pocket3は、マグネットでどこにでも取り付けができちゃいます。

このマグネットだけでもいろんな場所に付けが可能で、普段はなかなか撮影できないような場所にも付けられるので、今までに無い画角で撮りたくなったりします。

例えば我が家にはキッチンに猫が入らないように金属ネットを付けていますが、ここにポンとくっつけて撮影できたりします。これなら普段のにゃんこ撮影の為に三脚を用意する必要もなく、好きな画角を設定できちゃいます。

外に持ち出して港の柵に乗せて集合写真なんかも撮れるでしょうし、タイムラプスを撮影したりも簡単にできる。

腕にリストバンドで取り付けても良いし、バッグやチェストマウンターなんかで取り付けても面白い。

車にだって簡単に設置可能です。但し道交法的にNGなのが残念。バイクの方はヘルメットに取り付けるのも良いでしょうね。

このFeiyu Pocket3を使っていて思うのは、GoProとの使い勝手の差。

GoProを使う場合、マウンターを用意して、事前にいろいろと準備が必要です。
ですがFeiyu Pocket3を持っているなら、思いつきで撮影ができる。たまたま人が集まっているからと適当にマグネット設置ができる場所さえ見つけられれば、気軽に撮影がスタートできる。

そういう撮影の敷居が圧倒的に低くなる。GoProは「良い絵撮るぞ!」と気合いが入るのに対して、Feiyu Pocket3は「無駄でもいいからとりあえず撮ってみようかな」ぐらいの差がある。それだけ”あれこれ試してみたくなる”カメラですね。

使ってみた動画はYouTubeで公開しました。

総括

Feiyu Pocket3を腕に着けたりスマートリモコンで撮影したりしましたが、やはり「気楽に簡単に撮れる」というのは凄い事だなと痛感する。こんなに小さいのに手ぶれ補正はしっかりしているし、カメラとしても優秀。

乗り物に乗りながらカメラを動かして、GoPro等のアクションカメラではなかなか撮れない映像が簡単に撮れる。

もちろんいままでのような手持ちスタイルでの撮影もできるので、Feiyu Pocket3とスマートリモコンをセットで持ち歩いていれば、多様な使い道を思いついた時に撮影できる。

どこでもどのようにでも撮影出来るという自由さは唯一無二。

もっとこうだったら良いのにという点を挙げるとすれば、ケース無しで防水だったらもっと手軽で最高だなという点ぐらい。
これだけ楽しいカメラだと、いつでも使いたいわけで、例えば私の趣味のSUPや釣りといったアウトドアで気持ちよく使ってみたい所です。但し防水ハウジングがオプションで発売されるので、そちらでも充分。

Feiyu Pocket2Sではケーブルで繋がっていて、それでも便利だと思いましたが、完全にワイヤレス化したことで、自由度の幅が半端なく広がりました。これはFeiyu Pocket2Sの唯一の不満点だったのですが、見事にクリアしています。

GoPro等のアクションカメラにはないものを求めているならFeiyu Pocket3は間違いなくオススメです。

クラウドファンディング

Feiyu Pocket3はMakuakeでクラウドファンディング中です。

Makuake : Feiyu Pocket 3

Feiyu Pocket3のカメラヘッドはただいま29% OFFで33990円。

スマートリモコンとセットだと、32%オフで47990円。

スマートリモコン単体は15990円、防水ケースは8990円となっています。

これらは早期割引限定価格のため、欲しい方はお早めに。

Makuake : Feiyu Pocket 3