Samsungはサンフランシスコで行われたGalaxy Unpacked 2019にて、折りたためるスマートフォン「Galaxy Fold」を発表しました。
Galaxy Foldの特徴
Galaxy Foldは、スマートフォンモードの時には4.6インチディスプレイ、そしてタブレットモード(仮)のときには7.3インチとなる、前後2画面(3画面と言ったら良いのか)の折りたたみスマホです。
折りたたんだ状態はこのようにスマホ。ディスプレイ面が背面になるように開くと・・・
7.3インチのタブレットのようになります。この背面に折りたたんだ際の4.6インチディスプレイがある。タブレット並の大きさで2画面の継ぎ目がほぼ見当たらないのが単純に凄い。タブレットモードではマルチウィンドウで、動画/メール/チャットなど3画面を同時に使うことが可能。それぞれを長押しで移動させると簡単に入れ替えが可能。大画面になるのでアプリ一覧なども広く使える。
カメラは背面にS10と同じようなトリプルレンズ、タブレットモードの時の画面側にダブルレンズ、スマホモードの時のメインディスプレイ(カバーディスプレイと呼ばれる)にシングルと、合計6つもカメラがある。
基本スペックは以下の通り。細かな部分は未発表ですが、恐らくはS10とほぼ同スペックになると思われます。
- カバーディスプレイ :4.6インチ
- フレックスディスプレイ :7.3インチ
- バッテリー : 4380mAh
- RAM : 12GB
- ROM : 512GB USF 3.0
- リアカメラ : トリプルレンズ
- フロントカメラ : ダブルレンズ
- カバーディスプレイカメラ: シングル
価格と発売日
価格は衝撃的で1980ドル=約22万円。発売日は2019年4月26日です。
感想
普段はスマートフォン、開いて漫画リーダー。これができる最良の端末のように見えました。サイズ/重量のスペックが分からないし、見た目にもまだまだ太さがあるように見えるので、実際の使い勝手の面では完璧とは言えないでしょうが、それでも「新しいカタチ」を示してきたのはかなり凄い。
スペック面でも恐らくはS10と同等レベルだと思いますし、いま公開されている内容(カメラ/RAM/ROM等)だけでも相当に高い仕様であることは間違いないです。
価格は22万円なので、到底手にできる金額ではないのがちょっと残念なところではあります。変に妥協せずに最高レベルのものを出したのも好感度高いですが、普及させるつもりがない価格帯になるのであれば、多少スペック削って10万円ジャストぐらいにできたら最高でした。(これだけの画面数をコントロールするのにRAM 12GBが必要なのでしょうが)
関連リンク
・公式ページ : Galaxy Fold