【案外安いぞ】サムソン「Galaxy Z Fold6」発表 – au/ドコモ/SIMフリー版で7月17日から予約開始。Galaxy Z Fold4使いの私から見た変更点と買いなところ

サムソンから、フォルダブルスマートフォン「Galaxy Z Fold6」が発表となりました。

日本国内では、SIMフリー版と、docomo/auの2キャリアから発売されます。

ちなみに私はGalaxy Z Fold4を使っていますが、乗り換える予定です。そんな私のようなZ Fold4使いからみたZ Fold6の特徴を見ていきたいと思います。

Galaxy Z Fold6

全体的に軽く薄くなった点、それとプロセッサがSnapdragon8 Gen3に変わった以外は特別大きな変更点がありませんね。

それでもGalaxy Z Fold 6は239g超軽量になりました。Z Fold4と比較して24g、Z Fold5からも14g軽量化しており、折り畳みスマホは重いという概念を覆し始めています。なにせGalaxy S24 Ultraが233gですから、たった6g差でフォルダブルスタイルになるという事を考えれば、本当によく頑張っています。

厚みも僅かですが、Z Fold4比で0.7mmスリムとなっています。

私のようにZ Fold4から乗り換える場合は、恐らく重さの違いを体感できるレベルだと思います。

プロセッサとRAM/ストレージ

SoC(CPU)は前述の通り、Snapdragon8 Gen3 オクタコア3.0GHz。
AnTuTu v10ベンチマークスコアは、概ね170-200万点あたり。Snapdragonのフラッグシッププロセッサだけあり、堂々たるスコア。

当然どんなゲームもこなせるプロセッサです。

メモリ+ストレージは、12GB RAM+256GB/512GB/1TB。

キャリア版はドコモとauは256GBが標準で、ドコモはオンラインショップのみ512GBも選択可。
auもau Online Shopのみで、512GB/1TB版が発売されます。

私はドコモユーザーの為、512GB版を購入予定。

ディスプレイ

ディスプレイは、オープン(全画面)時は7.6インチディスプレイとなり、Z Fold4/Z Fold5と変わらず。
解像度は2160×1856 QXGA+ となり、Dynamic AMOLED 2Xと高解像度。
このリフレッシュレートは、1-120Hzの可変タイプ。
最も違うのは、ピーク輝度が2600nitsと非常に明るいディスプレイとなった点。Z Fold5は1700nits、Z Fold4は1300nitsでしたので、Z Fold4使いの私からすると2倍も明るくなった事になります。

クローズ(カバーディスプレイ)は6.3インチと0.1インチアップ。これがどの程度響くか分かりませんが、手持ち感はほれほど変わらないようなので、画面がでかくなるのは○。

バッテリーと充電

バッテリーは4400mAhと最近のスマホとしては標準的ですし、Z Fold4、Z Fold5と比べても容量そのまま。
昨今のリッチコンテンツ、動画視聴が増えている事を考えれば、現状維持はマイナスとも取れます。

但しソフトウェア等の制御によりバッテリー持続時間が伸び、Z Fold4比では動画視聴+3時間伸びているとの事。

急速充電は25Wで変わらず、ワイヤレス充電もサポートしています。

カメラ

背面カメラは3眼でメインは50MP、サブが12MPの超広角、更に10MPの3倍光学ズームとなっています。
50MPのメインレンズにはOIS(光学手ぶれ補正)が搭載されています。

光学3倍ズーム、光学相当2倍ズーム、デジタルズーム最大30倍があり、Z Fold5にあったスペースズーム30倍から名称変更(AI偽造疑惑があったから?)。

画素数自体はZ Fold4/Z Fold5と変わっておらず、こればかりは使ってみないと分かりませんが、私自身はGalaxy のカメラには結構信頼を置いていて、特にフラッグシップモデルであればおおよその人達には文句のでない絵が撮れるはずです。

少し気になるのは、アンダーディスプレイカメラが400万画素(4MP)と低い点。
私はあまり自撮りはしませんが、タブレットモードでオンライン会議等をするなら、ちょっと気になりますね。

その他

防水は以前と変わりませんが、防塵になりました。
IP48というレーティングで、防水性能はIPX8なのでほぼ最高(水中もOK)ですが、IP4xという防塵側のレーティングは、直径1mmの固形物が中に侵入しないというもの。いままではレーティング無しの為、この防塵性能がありませんでしたが、遂にZ Fold6でも対応しています。

とは言え、1mmの固形物の侵入とか、Z Fold4でも恐らく無いと思うので、特段メリットと言えるほどの改善できないですね。

価格比較

ここが一番のサプライズとも言えるのですが、Galaxy Z Fold 6の日本での発売価格は256GB版で249,800円
米国では、1900ドルなので日本円で306,000円です。ヨーロッパでは2200ユーロで384,000円

この価格を見るに、「日本版頑張ってくれました」の一言。

256GB ¥249,800
512GB ¥267,800
1TB ¥303,800

私は30万の価格なら、絶対買わないつもりでしたが、この価格設定の心意気に打たれ買う決心をしました。

ただキャリア版は少し高く、auでは256GB版は269,800円。ドコモ版も同価格ぐらいでしょう。

発売日は2024年7月31日。

SIMフリー版、キャリア版ともに2024年7月17日(水曜)より予約開始。

なお、予約購入した場合は、Galaxy Buds3がもらえるキャンペーンも同時開催されます。
ちなみにGalaxy Buds3は2万円以上します。

主要スペック

Samsung Galaxy Z Fold 6
ディスプレイ オープン(全画面)
7.6インチ 2160×1856 AMOLED
QXGA+Dynamic AMOLED 2X
リフレッシュレート 1-120Hz
最大輝度 :2600nitsクローズ(カバーディスプレイ)
6.3インチ 2376×968
HD+ Dynamic AMOLED 2X
リフレッシュレート 1-120Hz
SoC(CPU) Qualcomm Snapdragon 8s Gen3 オクタコア3.0GHz
メモリ 12GB
ストレージ 256GB/512GB/1TB UFS 3.1
OS Android 14
カメラ ・バック
50MP (広角)
12MP (超広角)
10MP (望遠)
光学3倍ズーム、光学相当2倍ズーム、デジタルズーム最大30倍・画面内カメラ
4MP
・カバーカメラ
10MP
バッテリー/充電 4400mAh /
25W PD急速充電/Qiワイヤレス充電/パワーシェア
WiFi/Bluetooth Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac/ax (WiFi7対応)
Bluetooth 5.3 / NFC
SIMスロット nano SIM /eSIM
デュアルスタンバイ
microSD
対応周波数帯
サイズ *オープン時
153.5×132.6×5.6 mm
重さ 239g
カラー シルバーシャドウ、ネイビー、ホワイト、ブラック
その他 ・USB Type-C
・側面指紋認証
・イヤホンジャック なし
・IP48防水防塵
・Sペン対応
・おサイフケータイ FeliCa

関連リンク

・公式サイト : Galaxy Z Fold6

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