今更だけどGalaxy Note Edgeを買ったのでファーストレビュー

息子は中学生でiPhone5Sを使用してます。
しかし、バッテリーが異様に減りが早いのと、「みんなiPhoneばっかりでかっこわるい。Android使いたい」と言ってきた。
モンストの招待コードが使えないなど、Apple縛りも嫌なよう。

但し、docomoとの2年縛りがあるので、あと数ヶ月はiPhone生活なのだが事前に慣れさせる為に何かスマホを貸して欲しいという話になった。

そんなわけでヤフオクをちょこっと探すと、au版のGalaxy Note Edge(SCL24)が安かったので買ってみました。

エッジスクリーンというギミックは一度触って試したいと思っていたし、SIMフリー化などいじり倒し甲斐があるなと。またSペン(タッチペン)があり手書きメモもできるので、息子に「Android面白そう」というイメージを植え付けるには面白い端末かなと思うしね。

外観レビュー

エッジスクリーンにばかり目が行きますが、SAMSUNGのGalaxy Noteシリーズは私も過去に難度も触っていて、そのクオリティは韓国製というマイナスイメージを払拭する出来。Galaxyシリーズは基本あまり好きでは無いのですが、Galaxy NoteとGalaxy Tabだけは別ですね。

そんなわけでまずは開梱と外観レビューから。

開梱の儀

SCL24の開梱です。

定番のワンセグアンテナ、イヤホンがある・・・

あと付属品には意味不明なものが一つ。

なんじゃこらと思ったら、Sペン強制取り出しクリップなんですね。

フロント

デザイン面で見た場合、右側にエッジスクリーンがある以外は至って普通。ホームボタンがあるのはやはり使いやすいが特徴としてはそれぐらい。

バック(背面)

背面はざらざらの樹脂素材で触った感じは革のように感じるのは◎。これは手触りが良いという良い面もあるが、悪い面としては汚れが付いたら取れづらいという面もある。自分としては良い面が大きいと感じている。この手触りの良さのせいでカバーは付けたくないと断固拒否できるぐらいだ。汚れたら、2000円ぐらいで保守バーツがdocomoなどから買えるので、最悪はそれでいい。

サイド

右サイドはエッジスクリーンだけ、左サイドはボリュームボタンがある。ボリュームはクリック感がありしっかり押せて気持ちが良い。最近はクリック感のないボタンになっている機種もあるので、こういう所はさすが。

底面

底面にはUSB端子と、Sペンがある。Sペンは引き出すだけでロック解除になるギミックがあり、これはとても使いやすい。

上部

電源ボタンと、ヘッドホン端子が存在する。5.6インチというサイズからすると、トップに電源ボタンがあるのは使いづらい(指が届きづらい)のだが、ホームボタンがある為、ロック解除は電源ボタン要らずで可能。これはGalaxyシリーズの大きな利点。

エッジスクリーン

サイドにはこの端末の大きな「売り」であるエッジスクリーンがある。感度はすこぶる良く気持ち良くエッジ操作が可能だ。よく使うアプリをショートカットとして登録しておけば、デスクトップにたくさんのアイコンを置かずともアクセスは容易。ただし後ほど書くが、使い手が意識して使わないとなかなか使わない場所で、すっかり存在を忘れている時がある。

やっぱりSペンは使いやすい

Note3の頃に使っていたが、やはりGalaxyのSペンは精度が高く使いやすい。

私は趣味で野球をしていますが、行ったことが無いグランド情報をチームメンバーにシェアするのに使っています。スマホ一台で地図に簡単に書き込みしてLINEでシェアできるのは本当に楽ちん。

以前シャープの手書きタブレットを期待して買いましたが、ペン入力が死ぬほどダメな子だったのを思い出しました。やはりAndroidのペン入力では一日の長があります。

エッジスクリーンの利便性は謎

売りであるエッジスクリーンですが、既に多くの方がいろいろとレビューしているので今更私がどうこういうのも野暮なんですが、「あまり使い道がない」と言うことだけ言いたい。

基本的にはショートカット的な使い道が多くなるが、ショートカットは意外と使っていない。私がまだ「ここに便利なものがあるよ」と認識出来ていないだけかも知れないが、自然とホームボタン押して必要なアプリ起動し、それで後から「エッジから立ち上げれば良かった」と思いつつも、エッジスクリーンのサイドバーを使わなくてもいいかもという思いもある。

ショートカットではなく、ニュースとかあればいいのになぁと思ってインストールしてみたが、要らない情報が多く、それも設定いじればいいのだが、使いこなすほどの意欲が湧かない。(使ってから「そんなに必要なかったなぁー」と思うレベル)

発売されてからそこそこ日数が経っているので、フリーの使えるアプリも増えているだろうと思いましたが、使えそうなものは有料ばかり。

ただ、エッジ部分のつるつる感は触っていてなんだか気持ちいいので、つい「スリスリ」っと触ってます(汗)

ここは好評価(笑)

エッジスクリーンのおかげで持ちづらい端末に

スマホとしてなんというか、握りづらい。
数分であればあまり違和感ないのですが、エッジスクリーン部にかかる指が痛くなってくるのは頂けない。

私の場合、寝落ちするギリギリまで電子書籍読んだりしているのですが、30分とか1時間くらいは使うのです。その際「いてて」と左右の手を変えながら読むことになると、寝落ちも出来ない。

NOTEという名称があるだけあって、基本的には机に置いて使うぐらいが丁度良いのかも知れない。片手でがっちり握って使う・・・という事は想定外(私の使い方が間違い)なんじゃないかと思ってくるくらいだ。

エッジスクリーン自体があまり使わない事を考えると、これ無くしてくれれば良かったのにとつくづく思ってしまう。そんな人の為にサムソンではGalaxy Note4やNote5という日本未発売の良端末が海外ではあるのだが、輸入SIMフリー版はなかなか価格も高く手が出しづらい。日本でもNote5発売してくれないかな~

エッジスクリーンのおかげでガラス液晶保護フィルムが使えない

購入後、定番のガラス液晶保護フィルムを買おうとしたのですが、amazonレビューでは恐ろしいほどの低評価でびっくり。

ほぼ壊滅状態。「エッジスクリーンにガラス保護フィルムはダメ」と言い切っている人柱の方達の多いこと。
要はラウンドしているエッジ部分直前までのガラス液晶保護フィルムであって、エッジ部分の成形はできているものが無い。
そしてエッジ部分直前のところが浮く。

これではせっかくのエッジ部分から平面部分へのツルツルさらさらの感覚が失われるし、画面右端から浮いてしまうのではかっこわるくて『愛用する』事はできない。

と言うことで私はガラス液晶保護フィルムは諦めたし、普通のフィルムを貼るのも諦めた。
ガラス液晶保護フィルムの気持ちよさを体感すると、旧型のフィルムには戻れないのだ。
そんなわけで裸族使用してます。怖いなぁー。

世界は広いから、きっちり貼れるガラス液晶保護フィルムはあるのかもしれないので、少し海外輸入も考えてみようっと。

ファーストレビューまとめ

Galaxy Note Edge (au SCL24)は、基本的には使いやすく、画面も有機ELで異様に綺麗な良端末だと思う。
Sペンでの手書き入力も思うように書けて快適だし、使っていてとても気持ちが良い。

反面、エッジスクリーンは存在意義が今のところまだ謎。販売から約1年経過しているにも関わらず、エッジスクリーンの利便性は高まっているとは思えず、なんだかなと。

「何かに使えそう」な気もするが、「エッジスクリーンがあるから買う」というレベルには至っていないちょっと残念な機能だ。
このあたり個人的にはApple Watchと感覚が似ていて、「腕時計とスマホが連動」した結果、「で?」みたいなことになっている。
どう利便性が高まるのか、明確になっていないので、今後はメーカー主導で何か「より使いやすい」という明示が必要だと思う。

それを差し引いても、Galaxy Note Edgeは「Sペンが使える」、「有機ELディスプレイは抜群に綺麗」の2点だけでも買いと言って良い端末だと思う。ただ息子の初めてのAndroidとしてはちょっと変態過ぎた気がするので自分で使おうっと。

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